沢を渡って鬱蒼とした暗い道に突入。金花湯はもうすぐなのだが、先

ほどのアクシデントで意気消沈ぎみ…

18:34(6:54)

 

んっ、温泉の成分(硫黄片)だなこれ?興奮のエンジンに火が入った!

18:42(7:02)

 

到着しました!思わず、「オォォーー」 と雄たけびを上げてしまった。

この何ともいえないコバルトブルーの硫黄泉はまさに美の極致だ!

しかも温度は41℃ぐらいで丁度良い。もう速攻で荷物を放りだして真

っ裸になってドボン!これほど気持ちの良い湯は本当に久しぶりで

ある。

 

しかしまぁ、21キロを歩き切っただけあって本当に大きなご褒美だ。

でも、やたら長過ぎるしキツかった!明日も同じ距離を戻るのだが、

とてもじゃないけど今は考えたくない!

18:45(7:05)到着

 

メインの風呂は4~5人は入れそう。浮いているゴミは大蕗の葉が枯

れたもので、わずかな時間で撤去完了!しかし、底の方でガリっとし

た感触があり、掬ってみるとゴミに析出したカルシュウムが付着して

塊になっていた。怪我に注意だ。

 

この湯はカルシュウムが大量に含まれた特濃の硫黄泉。ホントに稀

に見る泉質である。もうね、気持ち良すぎて頭がフリーズした感じ。

やばい、暗くなる前にテントを張らなくては…

 

下の方にある崖っぷちの風呂。メインの湯から流れたものを溜めた

ものだが、ぬるいし恐ろし過ぎ(高さ十数メートルはある)て、すぐに

出てしまった。

 

メインの風呂の上方にヒルバーグ・ソウロを設営。寝床は1人用だが、

広い前室の使い勝手は最高。2kgを超えるので国産モノよりもかなり

重いが信頼性は抜群。収納袋も大きめに作られていて、ストレスフ

リーで設営や撤収が可能。何よりも自然に溶け込む色と、機能的で

カッコいいデザインに惚れて大枚を叩いたのだ。

 

テント設営後、ビールを飲みながら入浴していたら、今日の疲れが

ドッと出て、珍しく食欲不振。シュラフに潜って寝入ってしまい、ようや

く22:00頃に目覚めた。

 

何とかおにぎりを1つだけ食べたが、また寝るといった感じ。せっかく

ジンギスカン肉まで背負ってきたのに、何とも情けないやら。

もうね、ヒグマが来たらコレあげるからアッチ行けって感じ(笑)

 

朝5:30に起床。意を決して再び崖の湯にも入った。でもやっぱり落ち.

着かないんだよねこれ(笑)

 

脇から降りていくと、芸術的な景観(石灰華ドーム)が出迎える。中央

のせり出したコブがあの小さな風呂だ。まさにオーバーハングの“空中

風呂”になっている!これ岩じゃなくてカルシウムが固まったものだ…

マジで崩れ落ちたら洒落にならんわ!

 

川の方にも温泉(大判小判の湯、鳳凰の湯)があるというので行って

みたが、硫黄(湯)の流れ込みこそあるが、風呂は発見できず。

 

辛うじて痕跡がある程度で、お湯もぬるくて不快指数が上がるだけ。

さっさと上に登ってメインの湯でまったりしよう。

 

湧き出しの源泉池。50℃はありそうでアッツ熱っ!

 

メインの風呂へ流れる湯は程良い距離で適温になっている。

 

もう帰るの嫌だと言っても始まらない。テント撤収後に未練がましく、

もう一度入ってから出発する。また21キロを戻るのは悪夢そのも

のだ。

 

次回、戻りの行程をたどります!  その5へ続く

 

AD