水(みず・みづ)
水素と酸素との化合物。純粋なものは無色・無味・無臭で、常温で液体。
1気圧ではセ氏零度で氷に、約100度(99・974度)の沸点で水蒸気になり、密度は4度で最大。他の物質に比べて比熱・融解熱・気化熱が大きく、さまざまな物質をよく溶かす。
地球上に広く分布し、海洋・氷雪・湖沼・河川・地下水や大気中の水蒸気などとして存在し、自然界を循環する。
動植物体の構成成分としても大きな割合を占め、生命に不可欠。化学式H2O
英語→ water
今回は水です。
人間や他の動植物の大部分はこの水によって出来ています。まさに生命には不可欠な存在ですね。
昔のヨーロッパなどでは、水は大変貴重な存在で水は富や権力の象徴的存在だったのです。
よくヨーロッパ観光ガイドなどを見ると、広場に行けば噴水、城に行けば噴水、別荘に行けば噴水…。
と、水と深く繋がりがあるのがわかります。
ちなみにヨーロッパの降水量は日本の平均的な降水量のおよそ半分以下で、水の質もカルシウムとマグネシウムが混ざったいわゆる硬水なので、あまり良くないとされています。
向こうで売っているミネラル水は炭酸入りなのが多くみられますが、これは少量でも喉の渇きをいやすことが出来るからなのです。
ドイツではビールがやたら多く飲まれているのも、こんな水事情からだという気もいたします。
(ドイツビールには麦芽100%のものしかなく、水も極めて上質なものを運んできて使っているそうです。コーンやスターチを入れている日本のビールはドイツではビールと呼んではいけないそうです)
さて、ここで美味しい水とはなんでしょう?
一般的に言われてる、「水がうまいっ」と言われる状況から定義づけてみました。
1、水温が適当に低いこと 体温に比べ20℃~30℃低い事。
2、異臭味を感じないこと カビ臭さやカルキ臭さを感じない事。
3、鉄、マンガン、遊離物質が少ない事。
4、適度なミネラルを含んでいること。
5、飲む人が生理的に欲求が高いこと 喉が渇き水が飲みたいとき。
こんなところでしょうか。
ちなみに浄水場で水を作っている方の立場からの話だと、浄水場の美味しい水の定義は
1、カルキをあまり入れていない水。(元の水が汚れていないという事です)
・・・・・・・これだけだそうです(笑)
まぁミネラル水を提供するのではなく、安心して使える水を途切れず供給するにはこのくらいがいいのかもしれませんね。
では最後に、最近は女性の方で肌年齢を気にする方が多いのではないでしょうか。
多くの肌年齢測定器は油分、水分、弾力という3つにわけて測定していると思います。
美容液などで外側から肌に水分補給をするのもいいのですが体の内側からも水分補給が重要です。
(最近は直接肌に細かい霧を当てて水分補給をする機械もある)
しわなどは体を構成する水分量が減り、出来てくるものですので、ちょっと怪しいかな、と思われた方は定期的な水分補給を心がけてみてはいかかでしょう。
今回は「美味しい水と体」でした。