タスマニア旅行記4日目・トロワナワイルドライフパーク~ローンセストン | うぉんば "Wombat & Snowleopard"

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ウォンバット、タスマニアデビル、ユキヒョウ。
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★4日目
クレイドルマウンテン~トロワナワイルドライフパーク~ローンセストン

 

トロワナでは、野生で見ることの出来なかったタスマニアデビルやエキドナに会えます。

万一、野生のウォンバットに会えななかったとしても保護個体がいるので、保険にも… 楽しめます。

その他タスマニアアニマルが展示、カンガルーが放し飼いされています。

 

★宿泊

ローンセストン市内 The Sebel

 

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普段から運動不足気味なのに2日間急激なトレッキングをして疲れ果てたのか、

まさかの寝坊です……(8時起床)。チェックアウトは10時です。


仕方ないのでもう出発する準備をしてから本館へ行き、朝食を食べて売店でお土産を買ってタクシーを待ちます。

 

売店のテラスのテーブルの下には大量のウォンバットのフンが落ちていました。

夜中にウォンバット達が会議でも行ったのでは…というくらいたくさん落ちています。

 

ロッジの売店でお土産を物色。
色々ウォンバットグッズが充実していて買い占めてしまいそうに…

 

なので朝一散策をする時間がありませんでした…(でも前日、前々日とも朝一でウォンバットは見かけませんでした)

ウォンバットは薄暮性と言われているらしく、夕方から日暮れすぐくらいが一番元気なんです。

 

そしてお買い物も無事済ませ、タクシー乗車。時間きっかりに到着してくれました。

シャトルバスもそうでしたが、時間には厳しいのかきっちりと定時運行でした。
目標物を通り過ぎた報告を綿密に細やかに行っており、丁寧な時間調整をしていました。

 

ローンセストン方面は、デボンポート~ロッジよりはぐにゃぐにゃしてないが酔い止め推奨。

 

朽ちた木々、黄色っぽい草が多かったクレイドルマウンテン、

大きな牧場をたくさん通り過ぎ、いつしか綺麗に手入れされた景色に変わり、どんどん山が遠くなっていきます…

 

そして、次の目的地トロワナワイルドライフパークへ到着。
ここは…五月山のワインワンダーの故郷で、多摩のタスマニアデビルはここから来ています。

 

入場料(22Aus$)を払うとすぐ隣にカフェエリアがあります。

 

園内すぐ見えるタスマニアデビルとその他の小獣舎。

デビルは3~4つ?ほどの↑のような囲いのある広場に5~7匹ずつ飼育されています。

 

 

出会いがしらにケンカ。

仲直り。

 

タスマニアにもカンガルーは1種類だけいます。(Forester Kangaroo・オオカンガルー)

大陸にもいる種類ですが、タスマニアでの生息域は狭いです。

 

よく見ていると、怪我や病気にかかったような形跡のあるデビルが多くいる事に気づきます。
多摩のメイディーナとマルジューナはかなりの健康体を送り出してくれたように思えます。

近くの飼育員のお兄さんにふたりの名前を出してみるがピンときていない様子。あれ?

 

エキドナ。今回野生は出会えませんでした。クレイドルマウンテンにも生息しているはずですが…

 

毎日3回あるガイドツアー(無料・11時、13時、15時)に参加するとタスマニアデビルのFeedingタイムが見れます。

ガイド、まずはウォンバットから。

 

まだ子供のドロシーちゃんは飼育員のお姉さんの後をついて走ります。

ここにいるウォンバットはみんな保護個体とのこと。大きくなったらいずれ野に帰されます。

 

オオフクロネコ(Spotted-tailed Quoll)、ガイド中は止まり木に出してくれるのでお触り可!

 

そしていよいよデビルのFeedingタイムです。

ご飯はロードキルに遭ってしまったワラビーだそうです…

 

毛皮つきをまるごとみんなで食べます。

「グワアァァァァア」「ギャアアアァァァァア」というデビル達の声も聞こえてきます。

 

ガイドツアーは参加者が少なくあまり盛り上がらず(現地ではただの平日ですから)
ひっそり希望を抱いていたウォンバットの抱っこならず…お触りだけ可でした。

 

ウォンバットは全部で6匹いて、ドロシーちゃん以外の5匹はだいぶ子供のようでした。

もしかして、もしかして将来的にこの中のどの子かが日本に来たりするの??とか考えつつ。

 

※追記 五月山に来たのは、この子たちっぽいです。(右の子の右手が白い)

上のウォンバットたちとは別の、この2頭だけの広場にいました。


ウォンバット達の庭は広くて、倒木を活かした寝床や、木の枝の間に隠れられるような遊び場、
もちろん生息地に近い場所にあるので、いろいろ工夫されています。

もし今後日本にウォンバットが来ることがあるなら、
このようにウォンバットの生息環境になるべく近く、彼らにとって快適な施設にしてもらいたいと思いました。

 

アカビタイキクサインコ(Green Rosella)・タスマニア固有種らしいです。ケージとかもなく放し飼いです。

 

午前中にここに来てタクシーのお迎えは17時です。結構な時間があります…

 

と、妙に警戒モードなデビルが。

 

デビルのベビーがいたのです。


お母さんが周りを見張るように巣穴の前に居座ってこちらの様子をずっと伺ってました。

服の摺れる音ですら子供は逃げてしまいます。

 

こうしてトロワナでの1日が終わっていきました。


トロワナのお土産コーナーがとても充実していて、多数のウォンバットグッズやデビルグッズ。

ロッジの売店とはまた違う品物が置いてあって買占め注意。

閉園の17時まで過ごし、タクシーでローンセストン市内のホテルへ。

 

今日の宿泊はホテル・The Sebel。すっかり街です。

 

夕食はホテルの中にもありますがなんだか高そうなので、繁華街のほうへ行ってみることに。
まぁ、どこも高いです。観光地料金なのか素でこういう価格帯なのか謎ですが、

店の中には現地の人っぽい集まりが見えるので、外食が高いんだと思います。

 

晩飯はなぜかインドカレーに。(安めのお店を探すとこうなったが安いわけではない)
(カレーとナンとマンゴーラッシーでひとり25Aus$ほど)

 

カレー皿がとても食べきれない大きさです。大きいので値段相応なんでしょうね。(日本のが小さすぎる??)

オーストラリアにドギーバッグの文化があるのか不明なのでお持ち帰りはしませんでしたが。

 

次の日の午前中も散策があるのでご飯だけ食べてホテルへ帰還。
ローンセストンの夜は8時ぐらいでも子供連れの親子がいたり、バースデー会をやっていたり、
治安は日本と同じくらい良さそうですが、(まあ田舎の街ですし…)ごく一部お行儀のわるいこもいたりするので
まあ、一応繁華街ですし・・・私達は旅行者ですし、警戒度は高め目で。

 

残すところ、タスマニアでの時間がだいぶ少なくなって来ました。

次の日には東京へ帰らなくてはなりません。
眠る時間さえ惜しく感じますが、もう体はクタクタです…おやすみなさい、タスマニア。

 

虫めがね目次

タスマニア旅行記1日目・羽田~空路~クレイドルマウンテン

タスマニア旅行記2日目・クレイドルマウンテン探索

タスマニア旅行記3日目・ダヴ湖~Ronny Creek

タスマニア旅行記4日目・トロワナワイルドライフパーク~ローンセストン

タスマニア旅行記5日目・ローンセストン~帰国

タスマニア旅行記最終回・情報など

 

 

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