『人は、いつ死ぬと思う ・・・ ？』
心臓をピストルで撃ちぬかれた時？
違う ・・・
不治の病におかされた時？
違う ・・・
猛毒のきのこスープを飲んだ時？
違う ・・・
人に 忘れられた時さ。
ワンピース ・・・
Dｒ.ヒルルクの、この『言葉』が ふっ… と頭を過った。
意味は、少し違うかもしれないけれど ・・・
4月２５日（水）深夜。
母が、天国へ行ってしまいました。
84歳 ・・・ 脳梗塞でした。
母は、父が2年前に亡くなってから、一人暮らし。
しんどいしんどい ・・・ と言いながら、
あらゆる薬を試しまくり、頑張っていた 強い母 だったので
一人で大丈夫かな ・・・ と心配はしていたものの
『まっ、母の気の済むように、今は好きにすればいい。 』
そう、安易に考えていた。
本人も、
いずれは、お世話になりたいと考えていた 老人ホーム を
早々に見つけていて ・・・
「そろそろ、少しずつ 断捨離 していかないとあかんわ。」
そう、話していた矢先のことだった。
私は、父が亡くなって以降、
毎朝、『モーニングコール』をするのが 日課 となっていた。
「大丈夫！？生きてる～～？(笑)」
「あぁ、セリナコね ・・・ 今日も、しんどいしんどい。
やることいっぱいあるから切るわよ ・・・ ありがとうね。」
こんな日常。
ところが、4月２３日（月）。
前日夜から、急に体調を崩してしまって 電話出来なかった。
そして24日（火）。
少し復活して ・・・ 何時ものように、『モーニングコール』。
ん？出ない ・・・ （トイレかな？）
しばらくして、もう一度かけてみるが ・・・ やはり出ない。
嫌な予感。
身体中が凍り付いた。
手がブルブルする中、
何時も良くしてもらっている管理人さんの 携帯 にTELを入れて
事情を説明し、
急遽、家の中に入ってもらうことにした。
「べ、ベッドの上で、横向きで寝ておられます ・・ 息はあります！」
私も、タクシーで駆けつけて、一緒に 救急車 で病院へ。
脳梗塞 ・・・
一命は、取り留めたものの
ドクターから、
後遺症として、全身に 重度の麻痺 が残ってしまうと告げられた。
少しでも改善するように
その日のうちに、血管内治療（カテーテル）。
次の日には、気管挿管。
ただ ・・・ いくつかの治療も甲斐なく、麻痺は改善せず。
これから 長期のリハビリ が必要とのことだった。
心臓がへばってきたら、可愛そうだけれど 気管切開。
そんな選択も視野に入れて ・・・
こころ落ち着かないまま、２５日（水）の夕方帰宅した。
しかし、再びその日の２１時、
病院から、至急来るようにとのTEL入り、駆けつけたのだが
母は、再び目を開けることなく あっという間に逝ってしまった。
母は、きっと ・・・
難病の私に
たくさんの 負担 や ストレス を極力かけないようにと
誰にも迷惑をかけることなく
潔く ・・・
あっさりと ・・・
思いっ切り 駆け足 で ・・・ 逝ってくれたんだろう。
最愛の 母の死 は、
あまりにも 突然すぎて ・・・
父には悪いけれど、悲しみの 深さ が違い過ぎて ・・・
本当に、まいったしています。
まだまだ 心の整理 ができない情けない私ですが ・・・
こんな いい歳 になってまで
ずっと、
ずっと、
ずっと、
何時もそばで見守っていてくれて、本当にありがとうございました。
おかあさん。
なんて あたたかくて、いい言葉なんだろう。
今年の 『母の日』 は、悲しい悲しい 雨の一日 となりました。
おともらちのみなさま ・・・
こんな記事なのに、読んで下さってありがとう。
心配のメッセージを下さったお姉様 ・・・
ご心配をおかけして、本当にごめんなさい。
がんばれ！の『いいね』 ・・・ めっさ嬉しいです。
メッセージ欄、
少しの間、閉じさせていただきますね。ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ