日本人は平和ボケしたとか言われるけれど、
こんなにも愚かな政治でも自分のまわりは平穏を保っていつも通りだし、
新型コロナでも死者は外国と比べれば格段に少なく、医療崩壊も回避した。ということは、
考えようによっては、国民に自律性があり、いろいろ起こることに振り回されずに生活を貫こうという姿勢があるからではないかと思うようになった。
先週、実家の北海道に行ってきた。
北海道と今住んでる京都のちがい。北海道はコロナに対して差別意識が怖いというのに驚いた。
「うつしては相手に申し訳ない」が強く強力な自粛となる。まあいいかとならない。それは、今回、はやいうちに北海道の若い知事がテレビに出て、ひどい拡散状況が報告されたからかもしれないし、もしかしたら、北海道というところは今まで差別の火種が少なく、差別免疫が少なかったせいか・・・と考えるところもあった。
私が京都で仕入れた京都伝説的な、ちょっとした通りを隔ててもある意識感覚や同和に関する大なり小なりの差別は真剣な脅威とおもしろさも入り混じるものでもあった。右や左の分かれ方がよくわかる。
ということで、とにかくちがった。
テレビでは核ゴミ処理受け入れのニュースがたびたび流れていた。
本当はアメブロのツイートやYouTubeで知るところによれば、かなり前から北海道の深刻な問題は中国に土地を買い漁られていることなのだけれど、それはまったく聞かなかった。
私はべつに取材的なことをするわけではない。実際の肌感覚と近隣にいる人の話から知ること。3年くらい前までは毎年、観光や遊びで直接足を踏み入れていた。岩内には震災原発事故後に原発を見学に行った。スキー場や温泉のニセコ、お寿司を食べに行った寿都など、自然の豊かなところだ。ただ、北海道は雪の季節は雪遊びをしなければきびしいだけだ。ニセコはオーストラリア人のスキー客が住み着いて、外国のようになっていた。そのあとにシンガポール資産が流れ込んでまた変わったらしい。もう行くこともない。
どうして、恐ろしい核ゴミの受け入れに住民の賛成が多いのか不思議だった。
若者はいない。町が貧しい。住人の減少。まるで自分の代で町も終わると決めたようだ。
鈴木知事は反対を表明している。友人は知事が反対したら、条例などがあるから無理だと言ってそれほど心配はしないけれど、全体の問題だと怒っている。
あの知事が夕張の主要な部分を中国に安く売り渡して、夕張市長から道知事へと転身した話は有名だ。その後、安く売られた土地は雇用の条件はなかったことにされ、何倍もの金額で中国人の間で転売されたと聞けば、トンデモ無責任だ。スガ氏の同窓だと聞けば、自分の出世しかない人だろうか。そう考えると、衰退した町は核ゴミではなくやっぱり中国、空いた土地は中国人に買い取ってもらい商売でもしてもらいたいのだろうか?
以前、安倍首相が「日本を世界一商売のしやすい国へ」と言っていた。それがこれであれば、いかようにも日本の空き土地や使われなくなった建造物、人手不足で手に負えなくなったものをホイホイ!と売り渡されて、どうされようが文句も言えない。そもそも、日本の土地は所有者が移転したら、特に取り締まり対象でなければどう使われてもやめてもらうことはできない。北海道人は寂しさゆえか、ニセコで問題が起きなかった経験からか、案外と歓迎ムードでおおらか。そのへんも北海道でっかいどうか、、、
姉は二十年も先の話だと言って話を聞こうともしないけれど、なにやら六ヶ所村のニュースをついこの間、一瞬目にしたのだ。ずっと、どうなっているか知りたいと思っていたところに、成功?完成?のニュース。でも、再び見ようとしても、消えていた。なにかトコトコととても急いでいる気がするのはなぜだろう?
しかし、仕組みがひとつ成功したら、住民減少で財源のないスカスカになった日本の土地は
核ゴミを受け入れるか、中国人を受け入れるか
二者択一となっていくのではないか?
そんなことを考えながら、京都へ帰ってきた。
核ゴミ受け入れは国が交渉し、処理方法までお膳立てして(六ヶ所村の成功)、いざやるとなれば政治家の誰かが関連した民間業者へPFI (プライベートファイナンスイニシアチブ)、民間へ丸投げ、利益はそこへ、その入札にしても疑問だらけなことがある。すでに水道会社としてフランスのヴェオリアが日本に入り込んでいる。ヴェオリアは核ゴミ廃棄という事業内容をもつ。
もしも、中国人が土地を欲しいといえば、バックマージン欲しさで動く政治家はでてくるだろう。どんな友好的な話ととるかは政治家次第なのだ。習近平氏の親族の富豪話はニュースでもとりあげられている。中国の一部は大富豪なのだ。
すべては利権利権利権
居住の権利をもつ住民、国民はだまされて、知るのはずっと時間がたってから。夕張で店を構えていた人は出て行けと言われて困っていた。
オリンピック誘致、IR誘致、医大不正入試、モリ、カケ、桜、河井夫婦など、政治家や企業人によって暗に進行した裏金や人とのつながりの大問題、逮捕者がでてもその後について一般人には知る権利もない。国民は忙しさの中で疑問をもつことさえできなくなっている。なんだかとんでもないことが知らないうちに進行してしまって、いつも後から騒いで結論もなく終わる。
アメブロのブロガーさんは朝からアメリカで起こっていることを教えてくれた。
私も日本がこの状況なら、アメリカはどう?
コロナの様子を知るうちに、そもそもコロナ以外でも死者がとても多いこと、エスカレートする黒人差別、移民受け入れ反対でトランプさんが壁までつくったこと、そして、選挙、フェイクの反乱と、かなりひどいことになっているように感じていた。その通りでショックだった。
この所得格差、信じられますか? 少し大げさでもありえること。貧困に追い込まれることによる犯罪の増加は日本でも起こっている。ニュースの隠蔽がひどすぎてわからないだけ。日本は今はまだ巧妙な詐欺。若者や老人がものすごく被害にあっている。半グレのような犯罪組織が全国につくられている。
他に海外ニュースもあるのにもうニュースにもなっていない。
たぶん、日本人がトランプ支持をバカにしてもアメリカにはトランプ支持者は多いと思う。私もトランプ氏のことがそれほど嫌いではない。彼は日本の政治家のような卑しさも欲通しさも感じない。彼は成功した金持ちがアメリカを取り戻したいという一心に見える。パフォーマンスなだけで、戦っているのはバイデン氏ではないようにも思う。アメリカはそこがいい。トランプ氏もバイデン氏も所詮、大統領争いのみ。 政治家が国の全てに関してナンバー1とは思っていないだろう。他にも独立して国民の生活を守る部署がきちんとある。権限をわきまえている。そこが日本とは大きくちがう。日本人は専門分野の学問のトップまで放棄させても総理大臣をトップにするかのような、なにか勘違いをしている。分離している大事な部署の人事まで総理大臣が勝手にするなど法に触れる行為だろう。それに対して、大衆のストやデモくらいしかできなくなってしまっているのが日本。おかしい国だろう。なぜここまで許されているのか私には訳がわからない。
政治家の立場で戦うのはやっぱり国民を脅かす 悪
今の世の中は悪が大きくなりすぎてどうしようもないのだと思う。
資本主義がつくりだした 人間の格差という悪
それがもたらす 分断や争い
まるで日本もアメリカの後追いをするように・・・
似たようなことが起こってきている。
そこへ脅威を感じさせる中国やフランスが日本のいろいろなものを奪うために入り込んでくる。
日本人は冷静で賢いのか? いざとなれば、どのようにも対処できるのか?
とにかく、なにが起こっているのか 真実を知ることだ。
政党だとか新聞社やテレビ局という組織ひとくくりの印象をやめて、まともに活動する人を見つけよう。
今となっては悪いことをしないというだけの誠実な人でもいい、日本人の心を大切にする人でもいい。
職を辞せば食を失うので、みんな忖度しながらなんとかやっているだけだ。情勢が変われば身を翻したい人だってたくさんいるはずだ。組織とはそういうものだ。日本の組織はそれがより強いのだから。
けんかにならないためには押し黙る。しかし、タイミングがくれば一気に変わることもある。
近くそんなことにならないかな・・・
保守だのリベラルだのの問題ではない
善か悪か 犯罪に照らしてどうか
そこまでのことが今、日本に問われている。
夕刊フジですが、私の思いを語ってくれているので紹介します。なぜ、縄文なんだーーーっ 笑
ってのはありますが・・・
10/12(月) 田村秀男さん
『国家と国民はどうでもよい、自分さえよければすべてよしというのが「貨幣経済」の終着点なのか? 今こそ「縄文精神」に立ち返れ』
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e03c9a0ea33d2c49cbdc63b9c57f1deb37af22c