ウサミサヤコのブログ
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実録!狂気の鳩サブレー

今年もバレンタインがやってきましたね。
年に一度、おなごからやぶさかではないその心お慕いしている殿方に舶来のちよこれいとという菓子と共にお渡しする謂わばハレの日。
この時期にはなにもなくてもやはりお菓子作りなどしたくなりますね。

手作りの鳩サブレがすごいというのを見まして、非常に感銘を受けました。
そしていまこの流行りに乗じて(手作りのお菓子つくるとか女子じゃん)それを再現する試みに踏み出しました。

ちなみに去年
photo:01


おなじみの紙粘土です。
紙粘土であればこのくらいのクオリティ叩き出すのは造作もないのです。おとなしい犬に眉毛を描くより簡単。
だけれどもいざ食品となるとどうもうまくいかない。でも、でもやってやるさ、そうさやってやるさ!

バターと砂糖をクリーム状に混ぜます。
photo:02




このザマよ
中に全部はいっちまってもう開始5分で途方に暮れる。
photo:03


次!卵黄5グラム!

タマゴをグラムで測るという体験を今回初めてしましたよ。ここらへんにものすごい執念と狂気を感じるね!どこまででもついていくさ!
photo:04


粉あわせだけはめちゃめちゃ上手いのでわたし、さっと混ぜてラップに包む。
photo:05


型がないからね、自分で作るよ!


このへんから自分でもちょっと外れてきてるなって薄々感じてはいたよ。


photo:06


まあ鳥っぽい、鳥っぽいじゃん!解ればいいよ!可愛い!可愛い!

そしてついにオーブンにいれたよ!
だんだんいいにおいがしてきてふくらむ期待!ときめく胸!可愛い手作り鳩サブレがついに焼けたのです。

















photo:07


型抜きとは一体なんだったのか


photo:08


歯車は狂いはじめた
もう諦めたよ、右から埋めてけばよかった

出来たてだとちょっと軽すぎる感じだけど、袋にいれて一日置くとしっとりとしたサブレ感がでました!
第45回のレシピを参考にして作ったわけですが(いくら4年がかりでも45回も鳩サブレ作ってるとかやっぱり狂気のサブレだな)砂糖をもう少しいれるのと、発酵バターのコックリ感は欲しいけど臭いがきになるから発酵バターと油脂的な何かを混ぜて使ってみたら更に完成度があがるかなと思った。初代の心意気、製法を踏襲しつつもやはり量産品だから、ショートニングみたいな業務用の油?を加えたりしないとあの感じはだせないんじゃないかなー


と作り始めると極めたくなるんだよコレが。

鳩サブレ、恐ろしい子…!










ハッピーバレンタイン。

いきてくこと

出かけるときにちょっと大きな道路をわたって駅に向かうのだけど、路側帯で猫が死んでてさ。
まったく無傷で死んでてて、撥ねられた感じではなかったんだけど、とにかく死んでいたのです。
段ボールに入れて、埋めようと思ったんだけど大きい猫だったから穴に入りきらなくて保健所の方に引き取っていただいた。
その猫多分ずっとうちにご飯食べに来てたこだと思うんだ。
もう4日こないから、確定したなって思う。
3年くらいずうっと食べに来て、一回も触らせてくれなくて完全なノラだったけど、可愛かったのにな。
二回もお腹が大きくなって、赤ちゃん連れてご飯食べに来たとき嬉しかったのにな。

うちの近所で黒猫はこいつくらいしかいなかったから、見つけたときにまさかとは思ったけど、やっぱりそうかって気持ちもあって、ただ見つけた瞬間の覚悟があったから、普通のふりができるくらいではいる。
目の焦点が合っていく音をこの耳で聞いたよ。
可愛かったなあとただ思う。
太く短く生きたなあ、彼女は。

死後の世界がないとか言うけどさ、自分になくたっていいけど、ほかの人にはあって欲しいな。
だってそうじゃないとやりきれないもの。

ほんとうにいのちはせつない。
せつないよ。


気に入っているボツ曲を集めて聴いてるんだけど、メール来ちゃうはご飯炊けちゃうはお母さん入ってきちゃうはでもうカオス。取り直さないこの頑なさはなんなんだ一体。
消せないクリック音とセミ。
バンドではやらなかったけど、すごい自分にとって気に入ってる大事な曲なのです、ならもっと大事にしてやれよってクオリティがイカす。
キキとマンレイって曲は、いつか誰かに手伝ってもらってオーケストラみたいのにして欲しいなー。
マンレイの一番有名?な写真で女性の背中をバイオリンに見立てた写真があるでしょ。あれがキキらしいのだけど、キキとマンレイの恋をイメージして作った曲で、私にとって理想の恋であります。

キキは自分の身体にはとんでもない欠陥があるから、あなたに抱かれることはないわという。
でも一緒にいるうちにどんどんひかれ合って、一夜を共にするのだけど、彼女には陰毛がなかった。キキはそれをとんでもない欠陥だと思っていたからマンレイに抱かれたくないと思った。
マンレイは暖かい寝床、栄養のある食事を彼女に与え、愛し育てた。そうしていくうちにキキの身体に、おとなの女性が持つふんわりとした茂みが産まれた。

っていうのがマンレイの伝記に書かれていたのだけど、これを読んだときにああ男女の愛はこれだなって思ったの。キキという女性は謎に包まれていて、当時の若い芸術家たちのミューズであったとされるらしいのだけど、少女であったのだろうと私は想像しています。
最近キキについての本が出ていたはずなんだけど、それで彼女について詳らかにされてるのかしら。
欠陥を大事に包み込んでくれる親のような人と一緒になるのが、おんなの最も幸せな愛の形だと思います。
また欠陥を大事に包み込んでくれる親のような人と一緒になるのが、おとこの最も幸せな愛の形だと思います。

ふたつはいつも平行線で、きっと一生幸せになんてなれない。

しょうもねえマイラブ

photo:01


先日のミナミホイールの写真。
すごい気に入ってます。缶バッジ作ってもらってはしゃいでる私の悪ふざけ感がとても人柄を表している。いっこ逆さまだし。春人のちゃっかりしっかりはいってくる具合も人柄が出ているね。

楽しかったんだ、とっても。
感謝と喜びは言葉で言い表せない程ですので、立て続けて写真を貼ります。
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ねじり鉢巻きしたおっさんがいる飲み屋での一枚。
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お世話になったバロンの看板の前で一枚。


帰りの新幹線の中でさ、「乱暴と待機」を読んだんです。
あれは名作だね。まわりのスーツのおっさんが心配そうに見つめるくらい泣いてしまったよ。

めんどくさくていいよって言えなくてごめんな

って言われたいね。それで全てが許されるような気がするよ。
好きでめんどくさいわけじゃないんだけど、きっとめんどくさく思われるだろうなってわかってても変えられなくて、自分も辛くて相手も嫌な思いにしてしまうこの連鎖を断ち切るには、もう死ぬより他ないなって思いながらも今日もご飯を食べてしまい、生きながらえているのです。


最近また三浦綾子強化月間であります。
道ありき3部作を読み終わり、とても清らかな気持ちでおります。
今年はクリスマスには教会にいってみようかしらって。
聖書を読んでみようかしらって。

キリスト教っていうものに興味を持つよ。信仰するしないはまあおいといてさ。
宗教っていうものになんか嫌な気持ちを感じるし、うわーっとも思うけどさ、株式市場だって、今日はサンクスギビングデーでお休みです、ってなってるわけだから、この世にキリスト教を信仰しているひとの方がマジョリティなんだと思うの。それを知ることは、世界の流れを知ることにはならないかしら?

なにかしらの宗教を信仰している人で、私が見たことあるとか、一言ふたこと話したことのある人は、わりとガツガツ来る人というかね、急にうちのピンポン押して乗り込んできちゃったり、看板もってシュプレヒコール、みたいな常軌を逸した感のある人々ばかりだから、そのイメージで嫌悪感があるのよね。

でもきっと、日常の中に、その人の生活にあった形で信仰を持っている人もいると思うの。そういう人に会ったら、捉え方もかわるのかなと思う。

前川正氏が、ベッドに固定されたままの三浦綾子の髪の毛をそっと撫でて、それだけが私たちの愛撫であったっていうのがね、もうむせびなく。
きっと髪の毛の先にほんの少し、指を這わせただけで、それだけでこんなに満たされて、満たされなくて、本当は胸に飛び込んで身体中まさぐりたいと思うはず。

信仰のあつい人だったから、不埒なまねは決してしないだろうけれど、身体の自由がきけばそうしたかったんじゃないだろうかと私は思うのです。

本棚を買いまして、毎夜毎夜ああでもない、こうでもないと並べるのが楽しくて仕方がない!
photo:04


二段目まではこの感じで行こうとおもっているのだけど、また同じ作家の本が部屋のどこからともなく見つかって、一冊分隙間が足らないとか、ままある。
一番上の棚は、野ばら先生の本。野ばら先生の本は絶対にハードカバーで買う。それがジャスティス。きっちり並んだはいいけど、シシリエンヌがないから、またずらすことが確定してる。夏クーラーが壊れてもういっこの部屋で生活してたから、あっちの部屋に大分あるんだよな。
一番上のところおシャンティにしたいと思って頑張ったのだけど、でぶねこ置くだけでおシャンティ具合が限りなくゼロに近くなるね。
ショッピングセンターのゲームコーナーでこどもを押しのけてゲットしたかわいこちゃんたち。


はぁ、綾子と光世のような、あんな愛合い方は、信仰なしにできないものだろうか。
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