自己確信の罠

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以前、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」を読んで自分の強みを

調べたところ、

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす/日本経済新聞出版社

¥1,680
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僕の強みは、下記の5つでした。

S E L F - A S S U R A N C E / 自 己 確 信
A C T I V A T O R / 活 発 性
L E A R N E R / 学 習 欲
P O S I T I V I T Y / ポ ジ テ ィ ブ
F O C U S / 目 標 志 向







この中でも一番の強みが、この「自己確信」なんですが、

自己確信という資質を持つ人は、自分の能力と判断力に自信を
持っています。
まるで、自分が正しい方向へ進んでいることを教えてくれる
羅針盤が体内に備わっているかのようです。


とあります。







誰もが反対することであっても、まずは自分が自分を信じて

一歩踏み出してみる、という時にはこの自己確信というのは

とても強みになるなぁと実感しています。

学生結婚とか、転職とか、起業とか、事業転換とかが

まさにそういう時でした。






でも一方でこれはマイナス面もあって、自己確信が強いと

自分の中の『譲れないもの』に拘泥して、人の意見を

聞き入れなかったり、頭から否定したり、自分の意見を

ゴリ押ししがちなところに繋がりやすい(;^_^A

この『譲れないもの』が、自分の考え、そのものになって

しまったり、自分のプライドに置き換わったりすると、

本末転倒になる。







このバランスを取るのはとても難しいのだけれど、

まずこの『譲れないもの』を何とするか、において

昔は、自分の中の『自分が信じる正しさ(信条)』みたいな

ものにしていた気がします。

でもいつの頃からか、『いかにVOYAGE GROUPが成功するか』、

これが唯一の『譲れないもの』になった。

主語を『自分』じゃなくて、『VOYAGE GROUP』にすることで

気持ちがとても楽になりました。







これはスタートアップにおける資本政策においても通じる

部分だと思うのですが、創業者が「自分」を主語にして

資本政策を考えているとなかなか回りの協力が得られなくて、

結果として事業もスケールしなくても会社が大きくならない

というのと似ている。







あと、普段、心掛けているのが「自らを疑うスタンス」を持って

そもそも自分の中の「羅針盤」が壊れているかも、とか

本当にこれでいいんだっけ?とか、他のもっと良い考えが

あるのでは?と敢えて考えるようにしています。







具体的には、議論でカッとなった時に一息入れてみる。

相手を否定したい、論破したい気持ちを抑えて、まずは

相手の言い分を聞いてみる。

自分の考えと相手の考えを言葉に書いてみる。

相手の考えの前提条件は何なのか?逆に一緒のところは

どこなのか?と議論の前提条件を合わせてみる、とかね。






昨日の藤田さんのエントリー「自信がある人の落とし穴」を

読んで考えたことでした。
http://ameblo.jp/shibuya/entry-11531028586.html
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最近、改めて「ローマ人の物語」を1巻から読み直しています。

そして、今まさに「ハンニバル戦記」を読み終わったところ。

この本は何度も読み直しても面白い。






・戦いの前の情報収集事。

・戦術よりも戦略、戦略よりも大戦略、大戦略よりも基本方針。

・仲間を鼓舞する言葉の力。

・補給確保。

・機動力が競争ルールを変える。

・リーダー育成

・諦めない






書き出してみると全て当たり前すぎることばかりなのだけれど、

それをリアルに起きた歴史から疑似体験できるのが、本の良い

ところ。







また、いわゆる経営本とかで学んだ理論をあてはめて考えて

みることも出来る。

組織論、戦略論、マーケティング論など実に学ぶことは多い。

もちろん読み物としてもとても面白いです。

というわけで、この本、何度もおすすめしていますが、

本当におすすめです。買うしかないっしょ!






ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)/新潮社

¥452
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バランススコアカード

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昨年にMBOして、ファンドの方達と一緒に中期経営計画を

作りました。

もちろんこれは単に作っておしまい、ではなくて、

作った後にそれをちゃんと実行し、モニタリングして

いくというPDCAを回していくのですが、MBOから1年して

改めて作って良かったなと思っています。






特にその中でも作って良かったなと思うのが、バランススコア

カードを活用した戦略ストーリー。

バランススコアカードもいろんなフォーマットがあるので

どういう風に書いていいのか、なかなか悩ましいのだけれど、

今回一番しっくりきたのがこちらのパターンでした。

http://www.smbc-consulting.co.jp/company/b-info/guide/promotion/20090424_print.html







これを作成する上で共通言語が出来た、というのは大きな

メリットなのですが、それよりも大きかったのが

バランスカードスコアカードに基づく事業の目標設定と

そこで定めたKPIが含まれたモニタリングシートとその達成

状況を定期的にチェックし続けていく仕組みを作れたこと。

更にそれに基づく個人の目標設定まで、組織の中を一気通貫

する背骨みたいなものを作りあげることが出来た。





これによって、ひとつひとつの施策が点で終わることなく、

しっかりと掛け算になって、全社の業績に反映されるように

なってきました。





ひとつひとつの施策の力は小さくても、それが掛け算となる

ことで、掛け合わされるととても大きな結果に結びつく。

最初につくるのはかなり骨が折れましたが、それでも

つくるだけの価値がありました。おすすめです!
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