失敗の確率を下げる方法

テーマ:
新規事業とか、何か新しい取り組みをやるときには

その失敗の可能性にとらわれがちで最初の一歩が

踏み出せないことがよくある。







ただこれって実は何をもって成功とするのか、失敗と

するのか、という定義の問題だと思う。








例えばモバイル関連の事業の立ち上げにおいて

ECナビモバイルを4年くらい前に立ち上げた。

でもなかなか事業としては立ち上がらず、今も

サイトとしてはあるものの、今後ぐっと伸びていく

イメージがもてていないのが現状です。







狭義の意味で言えば、事業としてうまく立ち上がら

なかった事業は失敗と言えるかもしれません。

でもその取り組みによって社内の中にモバイル

関連の事業へ取り組む人が増え、その後子会社のadingoで

その当時のメンバーであったショータによるモバイルにおける

シンジケーション事業が始まったり、

KDDIさんとauお買い物サーチを共同で開発したり、

今ではモバイル関連の事業による売上が全体の

10%にまで増えてきました。







その当時の問題意識として、

・新規事業を立ち上げる人材を育成したい。

・モバイル関連分野を強化したい。

・プラットフォームレイヤーの事業を強化したい。

というものがありましたが、結果として最初の

取り組みこそうまくいきませんでしたが、その一歩が

あったからこそ、今に至っているわけで。







つまりこういった複数の問題意識を頭の片隅に持つことが

結果として短期的な失敗を単なる失敗で終わらせることなく

次につなげていくことに繋がるんだと思う。







新規事業をやって、失敗して、即撤退。

ってのは、本当にもったいない。

その失敗を失敗で終わらせないためにも、始める前から

そういった問題意識を持って戦略的に取り組むことが

特にコーポレートベンチャーにおいては必要なんだと思う。

それによって「失敗」の可能性はそのチャレンジを

止めない限りなくなるんだから。








そう意味では、僕が新規事業をやるときのイメージって

最初は「点」であっても、それは無限に引かれる「線」の

一部であり、その「線」は「面」の一部であり、

その「面」は「立体」の表面なんだとイメージしてます。

だからこそその「点」を失敗してもすぐ消すんじゃなくて、

その近くに別の「点」を打つことで「線」にしていき、

「線」の近くにまた「点」を打つことで「面」にしていく。







ただそうなっていくと、重要になっていくのはいかに

最初の時点でどこに「点」を打つか、になる。

僕にとっての答えは、ただひとつ。

「成長領域(成長市場)」

ここを見極めたうえで「点」をいろんな形でうち、

「線」にし「面」にし、「形」にしていく。

そんなイメージなんだよなぁ。
AD
ずばーんと響いた。

『困難を困難とせず、思いを新たに、決意をかたく歩めば

困難がかえって飛躍の土台石となるのである。

要は考え方である。決意である。困っても困らないことである。

人間の心というものは、孫悟空の如意棒のようにまことに

伸縮自在である。その自在な心で、困難なときこそ、

かえって自らの夢を開拓するという力強い道を歩みたい。』







会社経営に10年も携わっているとそれなりにいろんなことが

ある。

でも振り返ってみると困難なこと、大変なことを乗り越えた

時に会社としても、より強い組織となって生まれ変わってきた。







今もそうだけれど、これからもっと大変こと、

困ることに直面することがあると思う。

たとえそうなっても松下幸之助が言うように、

困っても困らず、くじけず、いじけず、

常に前を向いて歩いていきたい。
AD
よく新規事業をやるときに、やっぱり最初に

やることが大事なんですか?とか、アイディアって

重要ですよね、とか言われるんだけど

ネットビジネスにおいては、初期のアイディアそのものよりも、

なぜそういったアイディアを思いついたのか、

という背景や志のようなもののほうが大事だと思う。









なぜなら実際にやっていくと初期のアイディアのまま進むことなんて

ほとんどなく、そんなものは単なるとっかかりに過ぎず

やっているうちに前提条件が変わったり、環境が

変わることで実際の事業そのものもどんどん形を変えていくもの。









そういった初期のアイディアに固執したり、囚われることなく

大きな視点で、全てを手段と考えて志を曲げずに、背景となる

課題を解決していくことが大事。

初期のアイディアは所詮は手段に過ぎず、重要なのは

その背景や志を実現することなんだと。








手段が目的と化してしまわないように、備忘メモ。
AD

情報発信力を磨く

テーマ:
先日、あるマネージャーが自分の上司に自分のやっている仕事が

評価されていないのでは、という悩みを持っていました。







確かに僕から見て通常の自分の担当業務以外にもいろいろと影で

他のメンバーを支えたり、採用や育成にも携わったりと組織への

貢献度は高いんだけど、んー、何かが足りない。







んー、なんでなんだろう?と思って何気なく、

「あれ?そういえばブログ書いてたっけ?」と

聞いたところ、最近はまったく書いていないとのこと。







僕から見て仕事が出来る奴ってのは、情報発信力を兼ね

備えている人であることが多い。

ブログやtwitterで情報を発信していくことは、

自分の上司や外部に対してのきちんと実績を

アピールすることも出来るし、何よりも文章に書き起こす

ことで自分自身の考えをまとめなおすことにもなる。







それにメンバーからしてみると自分の上司である人が

今何を考えているのか、何を重視しているのか、

何を問題と考えているのか、

どこに向かおうとしているのか、ということを

常に聞きたがっている。






言わなくても判るよね、というのじゃなく、

何度も何度も表現を変えたり、機会を捉えて

同じことを繰り返し、繰り返し話し続ける。

それは自分にとっても自己確信に繋がっていくし、

自分の行動への自信にも繋がっていくもの。






インターネットが普及することによって

こんなに簡単に情報を発信することが出来るように

なってきたのだから、立場に関わらず、

ありとあらゆるツールを使って情報発信したほうがいい。

それによって何かに挑戦する機会が増えたり、

新しい人に会えたりする機会が増えたりする。






情報は発信するところに集まるもの。

情報発信力を磨いていきたい。

スゴログ

テーマ:
社内向けのポータルサイトのコンテンツとして

スゴログというものがあります。

双六(スゴロク)じゃなくて『スゴログ(sugo log』です。






今までECナビでは毎月、サンクスカードをお互いに配る

ということをやってきているのですが、それだと

何かしてもらった人にしか渡せない、という欠点がありました。







でも社内を見渡してみると、この人のここがスゴイとか、

あんなことが出来るなんてスゴイとか、

あんな結果を出したなんてスゴイ、っていう『スゴイ』

ことって実は至るところにある。

それをもっと言葉に出してみよう、とはじめたのが

この『スゴログ』です。






$神泉で働く社長のアメブロ





見て判るようにtwitterのように140文字で誰かの

スゴイ行動をつぶやくスタイルです。

そしてそれに対して簡単にコメントをつけられるように

なっています。






これは社内で独自に開発したものなんですが、2,3日に

1つくらいのペースでつぶやかれるようになってきました。

僕としてもこれを見ると、あー、この人ってこんなところが

あるんだと、新しい発見が出来るようになりました。

こういった普段の行動においてスゴイことが出来る人っていうのは

素晴らしいと思います。







僕自身もそうだけど、なかなかほめることって難しいんですが、

行動をほめること、成果を「スゴイね!」って言うのは

比較的簡単なもの。

うまく浸透させていきたいと思います。







ちなみに社内向けのポータルサイト『NAVI LOG』を企画、運営して

いるのが、コーポレートカルチャー室と有志のメンバー達。

毎回面白いコンテンツ盛りだくさんなんですのですが、

ああいうセンスってスゴイ!ね。

ND局3人とのお疲れ様会

テーマ:
昨日の夜に、長瀬くん、佐藤さん、内波さんの

3人で久しぶりに食事に行ってきた。






彼らに伝えたいイズムみたいなもの、それぞれに

伝えたかったことはあの場で全部いえた気がする。






それぞれまだまだ課題はあるけれど、でもそれは

伸びシロでもある。

僕としてはそこに期待したいし、その伸びシロは

組織の伸びシロにもなるはず。

今後のND局に期待したい。

仕事のアプローチ

テーマ:
新規事業をやるときや、新領域を開拓するときに

自分で考えて、行動するのは大事な反面、

アプローチを間違うと大きな徒労になってしまう。








だから新規事業をやるときに最初のアプローチを

間違えないためにはその業界を知っている、若しくは

経験者や業界識者への的確な相談がマスト。








以前、CAの役員会でもpicoの立ち上げにおいて

担当者がなかなか藤田さんにヒアリングに来ない、

なんで?という話になったことがある。

ピグの立ち上げからいろいろあった上で今の状況に

なっている中で、その経緯がわからずに形だけ

真似たものを創っても絶対にうまくいかないのに、と。

その経緯を判っているのは自分なのになんで来ないの?と。







もちろん立場が上の人になかなか聞きにいけないよ、って

いうかもしれない。

そりゃ、下手な質問したらDISられるかもしれないけれど

それでもアプローチを間違えたあげく、事業がうまく

いかなくなるほうがよっぽど大きな問題だと思う。








事業責任者に限らず、仕事を早く進めていくためには

最初のアプローチをぶらさないためにも、早め早めに

業界識者や経験者にヒアリングすることが重要だと思う。

その上で、その情報を踏まえて自分で考える。

これこそが、自ら考え、自ら行動する、ってことだと思う。







あと思うのは、適切なヘルプってのは待っていても

誰も差し伸べてくれない。

きちんと●●さん、助けて!って言わないと。

そういう意味で、適切なヘルプをもらう力ってのもあるんだろうなぁ。

こういったところも磨いていって欲しい。
昨日、10月18日に光通信さんと合弁で

新会社ECナビコミュニケーションズを設立しました。

http://ecnavi.co.jp/news/press/details/290






比較サイトはユーザーにとって利便性が高い反面、事業として

みると参入障壁が低い事業領域であり、カテゴリNo1に

ならないと事業としてなかなか成り立ちにくい。

そんなこともあって今年の前半に、本気でショッピング以外の

比較カテゴリは売却も含めて選択肢を考えないといけないと

考えたこともありました。








そのとき、今回のECナビコミュニケーションズの社長となった

藤井さん(当時、オールナビの事業責任者)に、サービス比較の

事業ってそもそも自分達でやり続ける意味ってあるんだろうか?

もしかして売却含めて考えたほうがいいんじゃないの?と

打診したところ、「このプロバイダー比較というカテゴリは

まだまだ将来性が非常にあり、ぜひ続けてやりたい」と強く

言ったのを今でも覚えてます。









やはり事業というのはそういう思い入れのある人がいないと

うまくいかない。

こういう強い意志があるのであれば彼にもう一度任せてみようと

思って、今回の新会社設立に繋がりました。








とは言え、先日、他の役員と話しているときに「あの新会社ってそもそも

なんで作るんですか?単に事業として儲かるから?

世界を変える、というところに全然繋がっているように思えない。」

といわれました。







正直、イラっとしたんだけどそう見えてしまっているんだとしたら

それはやはり非常にマズイし、それは僕の責任。







彼が言うようにん、事業を進めていくにあたっては、

単に成長市場だから、とか、やりたいから、だけでは続かない。

事業として何を目指していくのか、というビジョンというか、夢、

というか大志が絶対に必要。







僕個人としては、通信領域に関してはIP化が進むことで業界構造が

大きく変わっていく構造変化の真っ最中にあり、自分達がまずは

比較サイトという立ち位置で関わっていくことはそこに自分達自身が

主体的に関わっていく、という意味で世界を変えていくことに

少しでも役立つんじゃないかと思っています。







とは言え、やはりここに関しては新会社の社長である、藤井君自身の

言葉で社内外に対して夢、ビジョン、ミッションを語れるように

なって欲しい。







小さな一歩はえてしてその一歩が持つ意味を見失いガチ。

そこに実際に携わっている人であっても、ね。

でもその小さな一歩がなければ大きなビジョンにはたどり着けない。

ビジョンは最初は不明瞭な形であっても一歩づつ踏み出して

いくにつれてよりクリアな形で見えてくるもの。

だから最初はつたない言葉でもいい。

それを形にしてみよう。







事業責任者は予算の達成とか、そういった近未来のことだけではなく、

その先にあるものを夢を持って語れるようになって欲しいと思います。

その上でそれをメンバー内で単に共有するだけではなく、

共感してもらったうえでみんなにとってのビジョンにしていって欲しい。

『成長の実感』は遅行指標

テーマ:
先日、若手の事業責任者と面談していて

「成長スピードの鈍化を感じるんですが知識以外に

何が必要なのでしょうか?」と質問を受けた。






本人には成長意欲もあり、実際に事業の成功を

もとめて悪戦苦闘している最中である彼が、です。






彼に伝えたのは、

経験や知識がそのまま成長につながるわけじゃない。

成長するためにはプロセスが絶対に必要であり、

そしてそのプロセスを経た後、ふとした時に

気づくのが成長。

だから成長してもすぐにその成長を実感できるわけじゃないんだよ、と。







経験値が黒い線だとすると、成長(の実感)は赤い線。

成長(の実感)は経験と違って階段のように実感する

ものだと思う。


















だから成長するためには、経験が必要で経験なくして成長はない。

(ちなみに短期的な結果を追い求めるだけだったら経験は必要ない

こともありますが。。。でもそれって再現性がない。)





重要なのはいかに濃い経験をある特定領域で集中的にやるか。

それによって経験の角度を上げることが出来るし、

成長を実感するまでの期間を短くすることが出来る。






そして事業を立ち上げていく、というプロセスそのものが

実はというか、とっても濃い経験のはず。

そこにどういう問題意識を自分自身もって取り組むかによって

成長スピードは大きく変わります。






若くして事業責任者になるとなかなか自分の課題を

指摘しれくれる人が回りにいなくなりがちで、

自分の課題に気づかないことが多い。

そういう人は謙虚に自分自身を振り返り、歴史や書物、

そして先輩経営者の人の話を聞くということをしてみた

ほうがいいと思う。






事業責任者には自分自身の課題に気づく力があって

初めて自分自身の成長スピードを上げられるのであり、

それがあって事業の成長スピードもあげられるのだから。