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2011-09-30 14:41:47

ブランディング・パラノイア(1207)ウオーターデザイン

テーマ:ブログ
ウオーターデザインに参加して1月たった。

僕の今までの経歴は
クリエイティブ、プランニング、ブランディングと
ずっと専門職である。
専門などと格好を付けているが、いわば職人である。

職人は基本いい仕事をすれば済む。
それで良しと割り切って、
入金と出金の差引きで生活すればいいのだ。
食いたいものが食える程度に
不自由なく暮らせればそれでいい。
それ以上にカネやモノにこだわらない。
自由で気楽、どこに行っても食える、それが職人の醍醐味だ。

自分でも思う、何を血迷ったのか。
還暦の次の年にウオーターの取締役になった。
会社経営に責任がある。

その前の勤めの最後はプランニング部の責任者だった。
しかし営業ではないので財務に責任は持たない。
うすうす売り上げや利益を承知していればいい程度である。
人事には責任があった。
入社の面接も頻繁だったが、
説得して辞めてもらうこともしばしばだった。
本人が納得しなければ説得など出来ないことを知った。
以来、人事は納得事だと苦渋を持って学んだ。
そういうことがいやで独立したのに、である。

ウオーターには坂井直樹さんの不思議な力がある。
彼がデザインコンセプターとして優れているのは言うまでない。
加えて人間がでかい。
だから、坂井さんの周囲に人材が蝟集する。

さらに現社長の加藤彰恒さん。
これほど得体の知れない人も初めてだ。
冗談好きでいつも笑っているが、いつも醒めている。
バランスのいい切れ者。

僕を入れて3人共に60歳代。
足し算すれば180歳を越す。
そこに20歳代の3人がいる。

ウオーターの意味は水力発電だな、と思う。

60歳代と20歳代の落差で発電する。
ある意味、会社の態をなしていない。
そこが最大の魅力である。
今という時代に従来型は意味をなさない。

来春を指標に、新しいウオーターデザインを世に問いたい。

PS:「USAMIブランディングは辞めちゃったのですか?」というお尋ねがありました。
  お答えします。UBCも変わらずやっております、細々と。

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2011-09-28 18:46:50

ブランディング・パラノイア(1206)日帰りの親孝行

テーマ:ブログ
先日、名古屋に帰った。

ご先祖の墓参りをした。
本当のところは高齢の両親を外食に連れ出すためである。
妹と相談して店を決めて連れて行く。
母は頭はしっかりしているがほぼ車椅子の状態である。
ひと月に1回を目指しているが、これはむずかしい。
平均すると年に6-7回というところか。
猛暑だったので、間が空いた。

親孝行、したいときには親はなし。
さりとて墓に布団はかけられず、である。
今でも愚息だが、
若い時は目から火が出るくらいのバカっぷりだった。
そのせいで、今頃、親孝行のマネをやっている。

父母はもともと食いしん坊で、酒も強かった。
父は一升酒。
母も僕が小さい時から、
おちょこの日本酒をパッと空けて
ニコニコしていた。

80歳になるかならないかの時に、
母は足を骨折して、それがもとで腰も痛めた。
母が入院中に父も倒れた。
ふたりともしぶとく復帰したが、
母は以来、台所から遠のいた。
外食に連れて行くのは、そういう理由からだ。

中華料理に連れて行った。
戦中派である彼らにとっての中華料理は、
ラーメン、チャーハン、餃子にシュウマイ程度である。

父が北京ダックに目を丸くする。
「ああ、うまいなあ、もう思い残すことはないなあ」

毎回聞かされる、お決まりの父のジョークである。
みんなで大笑いするのも定番。





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2011-09-28 10:16:54

ブランディング・パラノイア(1205)小話

テーマ:ブログ
その老人はのぞきが趣味だった。

4階のマンションの自室。
電気を消す。
ブラインドを降ろす。
カーテンも引く。
双眼鏡のレンズが反射しないように
フィルターまでかぶせてある。

他愛もないのぞきだった。
向かいのマンションの洗濯物をみたり、
夫婦喧嘩を観察したり、
運が良ければ(悪ければ?)
中年女性のヨガが飛び込んできた。
それで結構退屈しのぎになった。

ある日、玄関の呼び鈴が鳴った。
扉を開けると、自分と同年輩の老人が立っていた。

「私は向かいのマンションに住んでいる者です」
挨拶もそこそこに
「下手なのぞきはいけませんなあ」
ずけりと言った。

老人はうろたえる。
あれほど見つからない様に注意に注意を重ねていたのに。
顔が赤くなるのが分かる。
汗が噴き出した。

「・・・単なる出来心でして・・・」
しどろもどろで、ともかくも平謝りに謝った。

「いえ、わかってもらえれば、いいのです」
と向かいの老人は淡々としている。

おずおずと老人はたずねた。

「教えてください。どうやって、気づかれたのですか」

向かいの老人は答えた。
「いやなに、あなたのより、この方が性能がいいからです」
老人は後ろ手に持っていたモノを取り出した。
いかにも高性能そうな双眼鏡が姿を現した。


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