恋愛学

テーマ:
心理学は好きで、興味を持っているが、
セミナーに参加することをあえて避けていた分野が、
恋愛心理学である。

心理学の“姑息な”テクニックを使って、異性をだましてその気にさせるのは、
いけないことだと思っていた。
ありのままの自分でぶつかって、好きになってもらわねばいけないと思っていたからだ。

しかし、例えば、恋愛テクニックなどは、

「異性でなくても、人間関係全般に応用可能」
「営業職のスキルとして身に着けておけば、仕事上も有利」

と宣伝されることがある。

むっつりスケベのごとく、恋愛心理学やテクニックを勉強していると、
結局は、心理学の恋愛への応用というだけの場合が多いように思われるし、
普通に、社内研修等で基本事項として知らされるものであることが分かった。

いわゆる大きな違いは、
ボディタッチ・キス・セックスなど、性的にビビッドなワードが
禁句とされているか、当然登場するかというだけのような気がする。

今年は恥をかなぐり捨てて、恋愛に前向きな僕は、
ふと見つけた、恋愛セミナーに参加申し込みを出してみたのだった。

そのモチベーションは、
・実践できて、すぐに彼女ができたらラッキーという、甘い考え
・当日、同席した素敵な女性の知り合いができて、恋について語り合えたらという幻想
・いったい、どんな人がどんな顔をして参加してくるのかという興味
・どんな人がどんな顔をして、こんなこっぱずかしいことを語るのかという興味

などなど、要するに恥ずかしながら、興味津々だったわけだ。

実際、会場に行ってみると、素敵な女性が受付に。

「こいつ、モテない男なんだな」

などと、思われているんじゃないかという、被害妄想を抱えつつ、
冷静に受付を済ませる。

実際のところ、めっちゃ恥ずかしかった。

たくさんの椅子が並んでいるが、会場には僕一人。
次には、僕より年上っぽい男性が現れた。

そして、女性も現れた。
「わー、おつかれ~」

サクラか・・・
と思ったら、どうやら、このセミナーはシリーズになっているようで、
パックで受講しているお知り合いばっかりが参加されているみたい。

そんなめっちゃ可愛い女性たちと、パック受講の数人の男が、
たくさんの椅子に10人弱しか座らないまま、セミナーは開始された。

さすがに講師の方、話し方がとてもうまい。
いろいろ、心理学のテクニックを組み入れつつ、興味を持たせる展開。

めっちゃ可愛いセミサクラたちも、笑ったり、うなずいたり。
個人的には、そちらからアプローチできれば、恋愛心理学なんて不要なんじゃないの
なんて思ってみてた。


姑息やなあと思うテクニックを語ったり、ビビッドな下ネタで男女交際の話という雰囲気も
ちょっと与えながら、大筋、理解したし、いいセミナーだったと思うのだが、
どうも納得できないことがあった。

「あなたを探している人はどこかに必ずいるということを諦めずに覚えていてください」

それは、日本以外の国の人かもしれないし、ニッチな場所にいる人とかで、
まだ出会えてないだけかもしれない、というのだ。


言う通りかもしれない。

でも、

・日本人と恋愛させてくれ
・自分のことを好きになってくれる人はいるかもしれないが、自分から好きになった人を選ばせてくれ

と、思う。
僕は確かに恋愛の神髄など知らぬアマちゃんだ。
でも、多分、僕が思う条件くらいはクリアしてさらにいい恋愛ができると信じている。
いつものように、根拠のない自信ではあるのだが。

しかし、なんか知らんが、納得できない人をただただ受け入れる努力をして、果たして幸せになれるのかな。
いや、もっと言うと、納得できないまま相手を受け入れた、と思ったうえで、進んでしまうと、
チャンスがあれば、絶対に浮気すると僕は思う。
そうなれば、お互い、不幸なんじゃないか。

なんやろか、相手はもう、誰でもええやないか、と聞こえたのだ。

それは、やっぱり納得できない。

だから、結婚できてない・・・のだろうか。
AD