2006-11-16 21:44:50

NOT2BELIKESOMEONE / Tragic Orchestra

テーマ:ハードコア

採点:★★★★★★★


NAIAD以来の衝撃として京都から現れた超新星NOT2BELIKESOMEONEのデビューミニアルバムを紹介します。

これがまた抜群に良いんです。

ただNAIADとは全くの別物。

多少叙情的なフレーズはあるので完全に違うとも言い切れないのですが、基本的にはかなりブルータルでメタリックなハードコアなんで。

そんでもってかなりカオティックでもあります。

外国で似てるバンドは無いですね、勿論日本でも。

かなりの独自性があります。

故に結構聴く人を選ぶかもしれません。

ダメな人はダメなのかも・・・

でも素晴らしくカッコイイし、クオリティーも抜群に高いです。

1つのCD、いや1つの曲で何曲分もの美味しい所があるんです。


メタリック→ブルータル→ビートダウン→カオティック→叙情派→美メロ


と言った具合に。

それも一つ一つのパートがおざなりにならない、どこもしっかりしてるので凄い。

中途半端じゃなくかなり作りこんでます。

特に激烈なビートダウンから急に光がさしたように暖かいアルペジオに移行する様は鳥肌物ですよ。


このバンドは展開の複雑さもある事ながら特筆すべきはヴォーカル。

まるでツインヴォーカルかはたまたトリプルヴォーカルかと思わせる多機能&高性能っぷりには感服です。

日本人離れしたデス声を披露したかと思えばすぐさま天をも切り裂くような絶叫に。

そしてメロウでエモい歌メロまで歌い上げちゃいます!

声質と実力は日本随一じゃないかな。

喉がダメにならないか心配です(苦笑)


とにかく激しくて重くて、それでいて切なくエモーショナルな音楽を聴きたければ手に取ってみてください!!

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2006-11-10 19:37:24

リクエスト

テーマ:憂いのある音楽
おかげさまでここ最近アクセス数が結構増えてます。
ありがとうございます。

そこで、前々からも多少要望があったのですがリクエストを受けようと思います。
基本的には僕の守備範囲内ではありますがノンジャンルでリクエストはお受けします!

新作も引き続き載せていきますので、益々のご愛顧よろしくお願いいたします。

メッセージでもコメント欄でも構いませんのでお待ちしております。
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2006-11-09 01:52:10

My chemical romance / The black parade

テーマ:エモ


採点:★★★★★★★★


エモと書きましたが、もうこのバンドはエモの範疇で、もしくはスクリーモの範疇で収まるバンドではないですね。

凄い面白いアルバムです!!

コンセプトアルバムになるのかな?

何かに死に逝く人のところにパレードがやってきて・・・・みたいなストーリーが書いてあったので。

でもこれはM.5のプロモの映像の話なのかも。

雑誌でQUEENっぽいとかいてあったけど、バンドのメンバーも公言してるようだし確かにと唸る部分があります。

ちょっとクラッシック風だったりオペラ調だったり、エモというよりはロックンロールだったり。

QUEENの影響下にあるような音もありますが、きっちり彼らの音楽として確立してます。

前作はブレイクにきっかけになったとは言えまだまだ一エモバンド、スクリーモバンドの域を出てないと思いましたが完全に化けましたね。

前作も多少ゴスの臭いがしてたので他のバンドとは一線を画してはいましたが。

意やしかし今作は凄く壮大な作品でバラエティーにも富んでるし、全く人を飽きさせないです。

今までのようなパンクナンバーあり、壮大なバラードあり、ロックンロールあり、クラッシック調ありと。

今回の彼らの凄い所は音楽好きな幅広い人に訴えかけるクオリティーである事。

前作のファンのようなパンクキッズはもちろん、売れ線ロックが好きな人、昔のバンドに想いを馳せる人、素人、玄人、全ての人が楽しめるはずです。

本当に様々な顔を持ってます。

それでいて全く自分らしさは失われていない。

これはひょっとすると物凄い事をこの作品で成し遂げてしまったのかも。

とりあえず、試聴するより買って聴き込むことをお薦めします。


音楽性は違うけど、このバラエティーに富んだ楽しさはBECKのオディレイを聴いた時の興奮を思い出しました。

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2006-11-05 15:27:41

CLEAVE / PAY THE PRICE FOR LOVE

テーマ:ハードコア

採点:★★★★★★★☆☆


横浜~東京を中心に精力的な活動をしているメロディックハードコアバンドCLEAVEの1stアルバムです。

僕は元々このバンドはそんなに興味のあるバンドではなかったんですが、このアルバムはいいですよ!!

かなり激しく叙情的な仕上がりになってます。

スタスタ刻むドラム、切ないコード&ピロピロギター、軽いベース、搾り出す絶叫!!

メロディックハードコアというよりもモダンオールドスクールとか激情系好きな方にお薦めできます。

はたまたスクリーモ好きも恐らくイケちゃいます!!

まぁ、例えるならノーチョイとかMasterpeace、even today何かのファン向け・・・とか言ってこの辺のバンド好きのファンは既にCLEAVEはご存知ですよね。

デモでは正直そんなに心に残るメロディーも無く叫びも展開もイマイチかなと思ってたんだけど、その辺全部解消されて昇華されてます。

はっきり言って相当カッコイイ!!

速い、切ない、激しい。

僕がデモのときに問題視してたこもった声質と曖昧なメロディーも今作はバッチリ。

声質も透明感を増し、
かなりキャッチーなメロディーで耳に残り心を打ちます。

少しですが、FACTに似てるかな。

メタリックになるとFACT、パンキッシュになるとCLEAVEみたいな。

ただFACTよりもメロディーは粗いですが。

でもこの音楽性ならFACTみたいにガッチリ固まって作りこまれた展開&メロディーよりもこのくらい粗い方がしっくりきます。

7曲入り18分弱、1300円。

短いですが、安いしクオリティーも充分。

買う価値はかなりありますよ!!

ほんと最近のこの辺のバンドはカッコイイですね。

お薦めです。

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2006-11-03 23:34:51

mynameis... / 東京プラスチック

テーマ:エモ


採点:★★★★★★★★★★


素晴らしい!!

僕の今年のダントツNo.1作品です。

デモからの曲が何曲か入ってるし7曲入りだけど、全く気にならない。

やばいやばいやばいやばい!!

こんなの1人で聴いてたら発狂しちゃうよ。

前々からデモとV.Aで物凄く好きなバンドだったんですが、まとめて聴くとやばすぎる。

エモの切なさ、ハードコアの激しさ、日本のインディーロックの持つ陰鬱さ、若さ、暗さ、もう何もかもがごちゃごちゃになって、本当に心に突き刺さってきます。

昔、ゴイステが持ってたものに似た質感があると言うと語弊があるかもしれませんが、ゴイステは外に吐き出し、彼らは内に溜め込む音楽性と言った感じです。

落ちてる時に聴くと本気でやばそうです。

日本語の歌詞と歌と叫びと激しくも暗く切ない演奏が、聴いてる人を絶望の淵に追いやってしまいそうな危うさすらあります。

日本語ロックファンにも、エモファンにも、ハードコアファンにも、ポストロックファンにも物凄くお薦めしたい。

だって、皆こういうの好きでしょ??

マニアックな音楽が好きな人には本当にたまらないですよ。

捨て曲は一切ない!!

特筆すべきは「忘れた手袋」のあまりの絶望感。

heaveninherarmsの「鉄線とカナリヤ」とタメを張る混沌、絶望、焦燥、痛み、激情、悲哀・・・

まあデモにもユニオンのコンピにも入ってるんで知ってる方も多いかもしれませんが。

凄いね。

日本の地下音楽シーンに残る名曲です。

天才だね、彼らは。

感服。

よくバンドやる時、カッコイイ音楽が少ないから、こんな音楽があればいいのにと思って始めましたという話を聞きますが、その話に例えるなら彼らに自分がやりたかったことの120%をやられちゃった、そのくらいの勢いです。

昨日書いたdeftonesの新譜はあっさりと彼らに抜かれちゃいました(笑)


この一作だけで、彼らはもう伝説になりました。


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2006-11-02 18:08:56

DEFTONES / SATURDAY NIGHT WRIST

テーマ:ロック


採点:★★★★★★★★★


やってきました!!

DEFTONESの5枚目。

イマイチ日本では人気も知名度も無いけど、個人的に世界最強のバンドは文句なく彼らだと思ってます。

90年代中期~後期に溢れかえったヘヴィーロックバンド(当時はモダンヘヴィネスなんて言ったっけ)の中の数少ない生き残り。

かつオリジネイター。

現在シーンを席巻してるエモ~スクリーモ~ポストロック世代、特に僕と同世代のバンドなんかは必ず何らかの影響を受けてること間違いないです。

今ならKornの影響を受けてるバンドよりDeftonesの影響を受けてるバンドの方が多いんじゃないかしら。

有名どころならLinkin parkとかもそうだと公言してたし。


ただ今の若手のバンドより非常にとっつきにくい。

クセがある。

だけどハマるとその辺のただ聴き易いだけのバンドより中毒性は断然上だし、チノの唯一無二の個性やカリスマ性はもちろん、ギターからリズム隊まで一聴してすぐDEFTONESと分かる個性を持っております。

ギターもベースもドラムも簡単に言うとエロい!!

激しいながらも艶がある、そして他のバンドには出せない独特の浮遊感が幽玄的な感じがして素晴らしいのです。


さて、本題の戻りますと噂にあった3rdに似てるという話。

確かに似てます。

曲は基本的にスローテンポ、メタリックな展開少なめ、静と動の対比、叙情性、やはり「White pony」に通ずるものがあります。

個人的には3rdより好み。

チノの歌心が成熟期に達してる今の方が安定感があって良い意味で聴き易いし、まとまりもいい。

サビの盛り上がり方なんかは鳥肌物の曲多し!!

ウィスパーボイス~ハイトーンで歌い上げるパートに移行する時何かは今死んでもいいと思えるくらいの陶酔感が味わえます。

また、サビでよく多用されるギターのリフも正に音の洪水という言葉がピッタリで初期MOGWAIのバーストの仕方に似てます(あきまでも個人的見解)。

もうヘヴィーロックというジャンルは超越した音になっちゃってますね。

彼らももう10年前とは違い大人だし、音も大人の円熟感に満ちています。

そういう意味ではとっつきにくいバンドと言えどあらゆる人に聴いてもらえる懐の深さは持ってると思います。

激しいばかりじゃないので、ポストロックのファンやUK好きとかまあ全ロックファンに語りかけるものはありますよ!!

ま、僕は行けなかったサマソニでは結構ポカーンとされてしまったみたいですけど・・・(苦笑)

とにかく、今作も言葉では形容しきれないくらいカッコ良すぎです。

ひいきでも何でもカッコイイものはカッコイイ!!

一生ついていきます。

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