◆試合予定◆

KAIENTAI-DOJOの試合はほとんど出るよ。
あとは頑固プロレス、ガンバレ⭐︎プロレス
などに出ているよ。あといろいろ。


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2016年11月22日

精神病棟の仲間たち3

テーマ:書きなぐる

かおりちゃん(仮)は、同室のヘアメイクをしている女の子。

確か一個上だったと思うので女の子というより女の人だけど。

 

かおりちゃんは正義感が強く仲間思いで朗らかな子だった。人付き合いが苦手でバリアを張ってるわたしにも部屋で気さくに話しかけてくれたことがきっかけで話すようになった。入院した時期を何度か聞かれ(電気ショック治療が終わると記憶がすっぽ抜けるらしく何度も同じことを聞かれた)どうも入院時期も同時期っぽかった。

 

かおりちゃんを含めたグループのみんなでリビングでお茶を飲んでいたとき事件が起こった。

 

「トイレでミィさん(仮)が倒れてる!」

誰が言ったか分からないけど、リビングがざわついた。

 

時間は8時頃だったと思う。

みんながザワっとした瞬間、かおりちゃんがバッと席を立ってトイレに走った。

わたしはやっぱ力持ちのわたしが行った方がいいのかな?と思ったけどミィさん(たまたまミィさんも同室だった)と話をしたこともないし気後れして黙って席に座っていた。

 

しばらくするとかおりちゃんがナースセンターに走って行って窓ガラスを叩いた。

中には誰もいない。

「なんで誰もいないの!?トイレの緊急ボタンも押したんだけど誰も来ないの!」

 

「なに、ミィさんどうしたの?」

隣の部屋の大場さん(仮)が椅子に座ったまま言った。

「トイレでうずくまって、お腹痛いって! 動けないの!」

かおりちゃんは深刻な顔でそう言ってまたトイレに走って行った。

 

席に集まったたみんなは「どうしよう?」「看護婦さん居ないね」「今日のジャガイモ硬かったよね」「それじゃない?」「うん、絶対それだよ」「でもみんなで行っても何もできないからかおりちゃんに任せましょう」「そうだね」

そういう話になっていた。

 

しばらくするとかおりちゃんが違う部屋の人と一緒にミィさんに肩を貸しながら出てきた。

「ベッドまで連れていく! でも少し良くなったみたい!」

みんなを心配させまいとしてかおりちゃんがニコッと笑った。

 

リビング組の緊張が少しとけた。

 

しばらくしてかおりちゃんが席に戻ってきた。

「なんかごめんなさいねかおりちゃんに任せちゃって。」

足の悪い吉田さん(仮)が言った。

「うん、大丈夫。」

かおりちゃんがまた笑った。

「横になったら少し楽だって。でもナースコール押しても誰も来ないの。なんで??」

かおりちゃんが少し怒り気味に言った。

 

「なんのためのナースコールだよ。」

「変だよね」

「かおりちゃん、ほんとごめんね」

みんなが言った。

 

わたしはやっぱりわたしが行けばよかったと思った。

人を担ぎ歩かせるのは慣れてる。

やっぱりわたしが行けばよかった。

 

自分を責めてると、ナースセンターにキツめの顔の看護婦さんが入ったのが見えた。

 

かおりちゃんはまた席をバッと立ち、ナースセンターの窓をまた叩いた。

ナースが鍵を開け、ガラス窓を開いた。

「ミィさんがお腹痛くて苦しがってるんです! 見てあげてください!」

「どうしたんですか?」

「トイレでうずくまって苦しそうなんです! いまベッドまで連れて行きました、でもまだ苦しいみたいです!」

 

ナースはだるそうに言った。

「患者さん同士は必要以上に仲良くしないでくださいね」

 

「え!?」

 

「やることは私たちがやるんで。患者さんに手を貸さないでいいですから」

「お腹の薬だしてあげてください! 苦しがってるんです!」

「いま、薬剤師居ないので出せません。」

 

かおりちゃんは誰が見ても分かるような怒りをこらえた顔で席に戻ってきた。

「…信じらんない…。」

 

しばらくして看護婦がミィさんの部屋に行き、戻ってきた。

 

かおりちゃんは怒りに震えていた。

「やっぱ納得できない」

また席を立ちナースセンターに行き窓を叩いた。

ナースがだるそうに窓を開ける。

「看護婦さん、お名前教えてください」

看護婦はかおりちゃんの顔をチラッと見て手元の患者表をチェックして言った。

「あなたに言う必要ないでしょう。患者のことはやることやってるんで。それ以上構わないで」

そうしてピシャッと窓を閉めてしまった。

 

かおりちゃんは真っ赤な顔をして席に戻ってきた。

「顔、チェックされた。名前と照合したと思う。わたし、悪いことしたの? 人が倒れてたら助けるよね? 精神科に入院してるからわたしの精神がおかしいの?」

 

みんなくちぐちに「かおりちゃんは悪くない」と言った。

かおりちゃんはしばらく両手を握りしめ怒りに震えていた。

 

「あ…、なんか、ごめんね! みんな暗くなっちゃうよね!」

かおりちゃんが無理に笑った。

 

ようやくみんなの緊張も少し溶けた。

 

かおりちゃんはその日の就寝時間まで、ずっと怒っているように見えた。

 

わたしは、自分にも何か出来たような気がしてならなかった。

精神科にいるからかおりちゃんが悪いんだろうか。

だけどみんな早く退院したいから、問題を起こさないように気をつけていた。

かおりちゃんだってその一人。

仲間が苦しがっているのを助けただけ。

だけど看護婦は、かおりちゃんの行動を、行きすぎたこととして上に話すんだと思う。

 

誰の神経が一番おかしいのか、

わたしはよくわからなくなった。

 
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2016年11月16日

精神病棟の仲間達2

テーマ:書きなぐる

菜々子ちゃん(仮)という子がいた。

名前は食事についている名前プレートで分かった。

 

わたしが病棟で仲良くしてたグループには通称「不思議ちゃん」と呼ばれていた。

 

菜々子ちゃんはいつもしかめっ面をして一人でいたが、ほとんど部屋から出てこなかったのでその姿を見たことない人もいた。

 

声をかける人もいたが、そのほとんどに「…いや…」と小さい声で返事をし手を振る仕草をして部屋に戻ってしまう。

 

グループで話してると菜々子ちゃんが部屋から出てくることがあった。

「不思議ちゃん出てきたね〜今日は調子いいのかな」

「え? 不思議ちゃんって誰?」

「ほら、403号室の若い子」

菜々子ちゃんが部屋から出てくると結構な確率で話題になった。

 

わたしは、仲良しのグループとお茶をすることもあったが、本を読みたい時と日記を書く時は別のテーブルで一人で過ごすことも多かった。

 

ある時、ポツポツしか人がいないリビングで不思議ちゃんが部屋から出てきてわたしの机の向かいに座った。

わたしは「なぜそこ!?」って思ったがあんまり刺激を与えないほうが良いだろうとしばらく無視して日記を書いていた。

 

不思議ちゃんは動かなかった。

チラっと見てみると困った顔をして黙って座っていた。

 

わたしはちょっと話してみようと思い目を合わせてみた。

少し目があって不思議ちゃんはすぐに自分の持っているノートに目を落とした。

 

わたしは机の上に腕組みをして頭をのせ前のめりに座り直して声をかけた。

「ねぇ、そのノートなに書いてるの?」

 

不思議ちゃんは何も言わなかった。

 

わたしはもっと突っ込んでみた。

「ねぇ、名前書いてるの?それ」

 

「うん。わたしの名前。」

不思議ちゃんが答えてくれた。

 

わたしはうれしくなって色々聞いてみた。

何歳なの? いつから病院いるの? 家族は? みんなでご飯食べないの?

 

不思議ちゃんの答えは、あ、これは嘘だろうなという答えや、妄想だなという返事が多く、話は飛び飛びで一度飛ぶと二度と戻ることはなかった。

 

そのうち不思議ちゃんは自分からもしゃべりだした。

「ねぇ、年賀状届いた? わたし、しょうこちゃんにだしたんだけど…」

(なるほどわたしはしょうこちゃんか。)

「…ん〜。どうかな、家帰ったら調べてみるね。」

 

不思議ちゃんは「よかった」というとうな一瞬してすぐまた質問してきた。

「渋谷でバッタリ会ったこと覚えてる?」

 

「…ん〜。そうだったかなぁ。笑」

 

「きゃっ!!!」

不思議ちゃんが突然大声をあげた。

「やだ! いま知らない人からかんちょうされた〜!あはは!」

 

「あはは!だいじょうぶ?」

「お父さんは舞台作家なんだー。」

「お父さん?」

「部屋の隅にね、塩を置いとくといいんだよ」

「あーそうなんだ」

「好きな歌手はいる?わたし、歌いびとになりたいんだ…」

「わたしはアユが好きだよ」

 

こんな調子で話してるのか一人ごとなのか分からない時間を私たちは過ごした。

 

「もうこんな時間。薬もらうの一緒に並ぼう?」

そう言われて一緒に眠る薬をもらう机に並んだ。

 

「また明日ね、絶対ね!」

不思議ちゃんは名残惜しそうにそう言った。

「うん、おやすみ、また明日ね」

(わたしのこと、忘れちゃうんだろうな…)

わたしは思った。

 

 

次の日、不思議ちゃんは1日部屋から出てこなかった。

わたしは不思議ちゃんの部屋の一番近い席にいつも座っていたのでいつものように席に座りご飯を待った。

 

部屋からかすかな歌声が聞こえた。

 

アユだった。

 

覚えていてくれたのかな。

わたしは嬉しくなった。

 

 

 

 

 
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2016年11月14日

精神病棟の仲間たち

テーマ:書きなぐる

冬になった。

もう寒い。

 

夏の終わり頃オフ会をしようと、みんなで言いあっていた。

精神科病院に入院した時だ。

 

わたしは同室のヘアメイクをしてるかおりちゃん(仮)と、退院する3日前ぐらいに仲良くなり、病棟で仲のいいグループを紹介してもらった。

そのグループは、食事も食後もリビングのテーブルでお茶を飲みながらみんなでわいわいやっていた。

わたしは最初そういうグループ活動がイヤで一番端っこの席で麦茶飲みながらずっと日記を書くか小説を読むかしていたんだけど、最後の方はわたしも心の調子がよくなっていたんだろう、かおりちゃんに誘われてそのグループのお茶会に参加した。

8割女子のそのグループは下は24歳から80歳までのバラバラの年代で構成されていた。

 

外へつながるドアどころか窓ひとつ開かないその病棟の中は、なんの刺激もなく、とにかく退屈極まりなかった。毎日が息がつまる程長く、毎回変化のある食事だけがみんなの唯一の楽しみだった。

 

グループのお茶会の話題は「次の食事内容」と「タバコ吸いたいコーヒー飲みたいといった話」と「不思議ちゃん」の話題ばかりだった。

(不思議ちゃんについては今度書きます)

 

昼ごはん後、いつものようにみんなで麦茶を飲んでいたらグループの一員が憂鬱そうな顔でため息をついた。

50代の主婦。子供は旦那が面倒を見ているらしい。

「今日わたしこの後電気ショックなの…」

他の人たちはそれを聞いて「あ〜〜〜〜…」と同情した。

 

かおりちゃんは言った。

「わたしたぶんこないだ電気ショックやった時舌噛んじゃって、口内炎治らないの。でも看護婦さん、薬くれないのよ」

他の人たちはそれを聞いて「あ〜〜〜〜〜…」とまた言った。

 

みんなでなんだかんだ愚痴や淡い夢(コーヒー飲みたい、醤油とマヨネーズ完備してほしい、など)を語りながら、次のご飯の時間を待っていた。

 

先生が来て、電気ショック療法の人たちを連れていく。

そのおばさんも、憂鬱そうな顔で連れて行かれた。

 

「ねぇ今度、このグループでオフ会しましょう。夏の終わりにはきっとみんな退院してると思うし」

 

グループの中でもほがらかで明るいさやかちゃん(仮)が笑顔で提案した。

グループに笑顔が広まった。

「いいね、カラオケいく?コーヒー飲む?お酒は…やめといたほういいね(笑)」

 

「バンビさんも行きましょうよ!」かおりちゃんがすごく推してくれて、私たちはメモ帳に連絡先を書いて交換した。

 

話し合いの結果、オフ会は「スーパー銭湯」に行くことになった。

わたしは「(あ…、無理だわ。女の前で裸になるの死ぬほどやだ)」と思ったけど、「うん、行くね」と言った。

 

連絡先は交換したけれど、病院内では完全にスマホやパソコンなどはもちろん持ち込み禁止だった。わたしはきっと初めてといっていい程新鮮な気持ちで小さなメモ帳に名前電話番号住所メールアドレスを書いた。そして同じそれをかおりちゃんと交換した。

 

元気っ子さやかちゃんが言った。

「みんな、夏の終わりには退院できるように頑張ろうね」

みんながうん、そうしようと言った。

 

わたしはその三日後、退院した。退院の準備をしていると70歳の虚言のおばあさんが「いいわねぇ…わたしの退院なんか、いつになるのやら…。旦那と主治医でわたしを騙しているのよ…わたし、何もしてないのに…」

 

それも病気の障害だと思ったので、「うん、うん」としか言わなかった。

 

電気ショック組が帰ってきた。

みんな、目の力が死んでいた。「…あ…、バンビさん、いつ退院なの?まだ予定無し?」「いつここ入ってきたの?」「あ、わたしと一緒ぐらいだね!」って言った。

その話題は電気ショック前もしていたし、数日前にも同じこと言われた。電気ショックのすさまじさにゾッとしたの覚えてる。

 

電気ショックはとてもいい影響がありますよ。嫌なこと全部吹っ飛びますから。担当医がそんなことを言っていた。実際どうなのかわからないけど、電気ショック組は死んだ魚のような目をして宙を見上げていた。ふと、10分前に話した話をまた話し出したり全く関係の無い話にすり替わっていたりしていた。

みんな、そんなことに慣れているし、自分もそうかもしれないしってことで、誰一人「それ、さっき聞いたよ」とは言わなかった。

 

あれから半年たって、夏が終わり、秋かなと思ったらもう冬がやってくる。

 

かおりちゃんからの連絡は、無い。

 

 
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2016年10月24日

精神病院の話でもしようと思った

テーマ:書きなぐる

うらんです。

3歳ぐらいのときから人と同じことが出来ず人間関係に悩み嘘つきになり、小二で嘘もつけなくなり神経性胃炎を発症、中学は自分で髪の毛を無意識に抜き続ける抜毛症や電信柱を殴りながら帰宅するという意味不明なイライラを持ちながら、近くのコンビニに行くときは向こうから知らない人が来るだけで緊張しすれ違うときにはもうパニックで泣いているという生きづらさのなか、「どうして私は毎日同じ時間の電車に乗るのだろう」という疑問でフリーター時代は何十個もバイトをやってはすぐやめを繰り返した10代をすぎ、20歳すぎぐらいから本格的に鬱が酷くなり精神科に通うようになった私は薬を処方された量よりも多く飲むというオーバードーズとリストカットにハマり、それが原因で二度救急車で運ばれたり肺炎、肝機能障害などで入院していた私ですが、マジな精神病院の閉鎖病棟に初めて入院したときの話でもしようかと思って書き出したひさびさの「書きなぐり」ですが、前置きを書いていたら何から書いていいものかもう思い出いっぱい胸いっぱいな状態なので少しずつこれから書いていこうと決めました。

 

期待しないで待っててください。

 

 

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2016年09月21日

初めて家を出た話

テーマ:書きなぐる

「初めて家を出た話」

 

初めて実家を出たのは、わたし19歳。

初めて出来た彼氏と二年付き合った末に別れたばかりだった。

 

彼氏が出来たのは17歳の終わり。当時のわたしは自分のことを

「世界で一番ダメな人間で男の子に好かれることは一生無いだろう、結婚なんてもってのほか!一生一人確定!」

と思っていた。そんなわたしのところにその元彼が颯爽と登場してわたしを幸せの国へかっさらっていってくれた。…ていう話だったら良かったんだけど実際は流れ的に男女比が2vs2の飲み会にて(生涯初である)、友達が、元彼じゃない方のカッコイイ男の子を狙ってて途中で二人とも居なくなり、まぁどちらかというと残ったブス同士どうしようかね…みたいな流れのなかしばしの沈黙が流れた。わたしは男の子と初めて二人きりになり、どうしたらいいか分からず、カラオケボックスの何もない壁を凝視して固まっていた。

ふと、彼が(多分困り)わたしにこう聞いてきた。

 

「いつも何して遊ぶの?」

「兄妹いるの?」

「音楽何好き?」

 

し、質問多い! ちょっと待って!(心の声)

わたしはそれまで男の人とまともに喋ったこともなければ目を合わせた記憶もないぐらい(というか誰と同じクラスだったか未だに一人も思い出せない)暗く静かな性格でしたので、突然男の人に「わたしについて」聞かれ、どぎまぎした。

どぎまぎしながらも、途切れ途切れに必死に話してるうちに、もうその人のこと、好きになっていた。なんで好きになったかったいうと理由は一つ。わたしに興味もってくれたから。

今までそんな人居なかったし、死ぬまでいないと思ってたからそりゃ好きになるよね。顔は覚えてない。っていうかたぶんその時ちゃんと顔見てない。でも好きになった。そして、トントン拍子に付き合うことが決まった。わたしの中に、NOはなかった。だってわたしの趣味聞いてくれた初めての男の人だもの。これ逃したら死ぬまで孤独に生きると思ってたもの。

 

それまで実家のなかでも真面目で過ごしてきたわたしですがその日をきっかけに、大学生の彼氏の一人暮らしの家に入り浸り出す。当時わたしは女子プロレスを挫折してフリーターと言いながら面接に行っては落ち面接に行っては落ち受かったと思ったら二日目には腹痛で休みソッコークビになり、を繰り返してたので、金はないがヒマだけはあった。

わたしは彼氏の家で大学が終わるまで部屋の掃除をしたりご飯を作ったりして新婚ごっこを一人でやって浮かれていた。エビチリは「マズイ」と言われトイレに捨てられたけど。それからエビチリは二度と作ってないけど(それを人はトラウマという)。

 

エビチリ事件でもわかるように、彼は結構わたしを支配下に置くタイプだった。ちなみに料理で言えばめんつゆ禁止(みりんとしょうゆと酒で作れという)、粉末和風だし禁止(こんぶとにぼしで出しを取れという)。化粧で言えば、年取ったときに眉毛がないおばさんになるのが嫌だからという理由で眉毛抜くの禁止で眉毛ボーボーで暮らしてた。ミニスカートは男性に見られるという理由で禁止。そんなわけで徐々にわたしは自分の意見を否定され続け、わたしの自由の時間を奪われ、友人関係を制限され、バイト先が変わればバイト先にまで男が居ないかチェックしにきて男が居たらバイトをやめろと命令するようになった。ちなみにバイトの飲み会は基本NG、そのうちわたしだけ飲み会に誘われなくなるという事態にも、まぁなるわな。

どうしても行かなければいけない送別会などは、会場の場所と行く人と時間の報告はもちろんのこと、店に入ったら電話、一次会お開きしましたの電話、二次会に行きたいというお願いの電話、二次会着きましたの電話、解散しましたの電話。そして解散した場所に車で迎えに来る彼氏。周りからは「迎えにきてくれるなんて、いい彼氏じゃ~ん」と冷やかされながら、車内での彼は家までずっと不機嫌で一言も喋らず、荒い運転をしながら他の運転手に舌打ちしたりする。クソ重い空気のなかわたしは「ごめんね…もう飲み会行かないね…」というしか無かった。そして大事な飲み会にも行かなくなりきまずくなりようやく働き出したバイト先も辞める。

 

そんなわけで彼氏はそりゃもう徹底的にわたしを支配した。

たまにわたしも反抗したことがある。「あの子と遊びたい」とか、「男の人いるけどバイトしたい!」とか。でもそうなると彼はこう言う。「君が好きだから心配なんだよ」「好きだから心配する僕の愛を否定するのか」ってね。

 

わたしはそのたびに、今後わたしは誰にも拾われないだろうし、少々居心地が悪くてもわたしを愛してくれる(と、本気で思ってた)人のために生きていこう、と何度も思って我慢した。

 

私たちは彼の大学卒業と共に結婚するという話になっていた。彼は三年生だったから大学生活はあと1年。大学が終わったら一緒に田舎に帰って結婚するという。ちなみに向こうの母親はわたしに優しかった。だけど、結婚にあたり一つ条件があると言う。それは学歴。父親はわたしの学歴を聞いて結婚は絶対反対だ、と言ったらしいが、母親が「うまく丸め込むわ♪ちょっと考えがあるの」と言った。

 

わたしは中学卒業、高校中退で女子プロレスに入っており、高校卒業の資格がない。彼の母親は大検を取りなさいといった。「大検取ったらわたしのポケットマネーで専門学校に入れてあげるから。お父さんにはナイショよ♡そうしたら結婚できるわよ」わたしは、ほぅ、結婚ってのはいろんな面で大変なことなんだなぁとぼんやり思った。

 

さぁ、そんなわけで受験生になったわたし。向こうのお母さんは「あなたの興味のある美術の専門にしましょうね♪」と言ってたので、それが少し楽しみだった。小さいころから絵を描くのだけは好きで描いていたが、一度ちゃんと勉強したいと思っていたのだ。昔はマンガ家になるのが夢だったけど、「己ごときがそんな華やかな職業につくなんて無理だろう神様がゆるさねぇ。」と簡単に諦めていたことをほんのりと思い出させてくれた。わたしは義理の母になるであろう彼の母に感謝した。

 

わたしにはもう大検を取ることに前向きになっていた。大検を取って、美術の専門学校に行って死ぬほど美術の勉強したらもう自分の望みは全部捨てて彼氏の家に嫁ごう。一生召使い扱いされても一人で死んで行くよりまだマシだ。それに彼氏は味方だ、彼氏はわたしのこと好きって言ってくれる。

 

彼氏が大学に行っている間、彼氏の家の小さいテーブルで勉強をした。彼氏が帰ってきたらすぐにテレビゲームに夢中になる彼氏の背中を見ながら掃除して洗濯してご飯作って彼氏に献身的に尽くす。それが夏のテスト一週間前まで約1年続いた。

 

そんなある日彼氏のお母さんから電話がかかってきた。彼氏は、うん、はいはい、りょうかい。と言って電話を切った。「お母さんが、美術の専門やめて料理の専門にしようって。専業主婦に美術は必要ないから」

 

がーーん。

と、思った。彼氏に試しに(でも控えめに)「美術って話で勉強してきたんだけど…」って言ってみた。マンガ家になりたかった話も知ってる彼氏だもの、わたしのことを大好きな彼氏だもの、おかあさんに強く「美術がいいってよ」って言ってくれる、そう信じてた。

彼はこう言った。「いや…お母さんが言うから、無理だよ…」

 

ががーーーん

彼氏はわたしの味方じゃなかった。2年付きあって気づくのもどうかと思うけど、彼はわたしよりお母さんの方が大事なのだった。そういや財布落とした時も、新聞を無理やり契約させられた時も、警察行く前にお母さんに電話してた。

 

美術の勉強の夢は消えた。悲しかった。だけどわたしは考えた。「そりゃそうだよな。これから家を守っていくのに絵が上手くたってなんの役にも立たないよな」と、思おうとした。思おうとして、思おうとして、思おうとして、精神が爆発した。

 

テスト一週間前、まさに追い込みの時期、わたしは勉強がまるで手につかなくなってしまった。教科書の文字が象形文字に見える。鉛筆がぐにゃりぐにゃりと曲がって何も書けない。第一やる気がまるで出ない。もう、なんのためにこの問題を解くのか、意味が分からなくなってしまったのだ。

 

テスト数日前、彼氏にまたおかあさんから電話があった。彼氏がわたしに言った。「結婚するなら、親を捨ててきなさい。あなたの家とは家柄が違いすぎる、だって。」

 

ぐわーーーーん。

わたしはおしんか。平成のおしんなのか。幸せな結婚生活を夢見て最後にただ一つの美術の勉強という夢を叶えたらわたしは彼氏のまぁいうなれば召使いみたいなもんになるつもりでいた。それでもこの二年幸せだったし、それはできる自信があった。だけど美術の望みを絶たれ、さらに今度は親と縁を切れと言われた。

だけど、わたしの親は向こうの親と関係ない。そんなこと言われる筋合いない。

…ダメだ。もうダメだ。結婚出来ない。親を捨てて嫁には行けない。

 

わたしは彼氏に、聞こえないぐらい小さい声で言った「別れたい…」と言った。彼氏は言った「え?なんで?こんなに愛してるのに、俺を置いていくの?君ってそんなひどい子じゃないよ、考え直しなよ。黙って俺と一緒にいれば幸せになれるんだから」

 

まぁこんな男と二年付き合ったわけですからわたしもかなりキてますのでそこでこう思いました。(そうだよな…人を悲しませてはいけないよな…今まで通り付き合おう…)

 

付き合おうと思っては自分の親が目に浮かび、別れようと思っては彼氏の言葉が頭をよぎる。もうどうしたらいいか分からなくなって、でもやっぱり決断しなくてはいけなくて、わたしは、自分の気持ちを優先した。罪悪感に苛まれた。でももうどうしようもなかった。

 

別れ話を何度も何度もし、その度に泣いてる彼氏に「人をこんなに不幸にする資格おまえにあるのかよぉ」と言われ、自分の考えがこんなにも人を傷つけるのかと絶望しわたしも泣きながら「ごめんなさい…」と何度も言った。

 

今思うと、アホ?って思うけど、他人と初めて作った関係、分からないことが多すぎた。

 

何度別れ話をしても聞いてくれないので、わたしはもう、彼の家を飛び出した。実家に帰ったのだ。もう終わり…。そう思った。

 

…が、毎日彼から電話がかかってくるのだった。「今家?ちょっと外に出ない?」「自転車ないじゃん。どこ行ってるの?」「部屋の明かり消えてる。家にいるってウソだろ。」

帰り道、家の近所に彼の車が止まってるのと見てUターンして逃げたこともあった。

 

これぐらいになって初めて「ひぃー! ヤベーのに捕まったー!」と思った。

 

もうここにはいられない。家族にも迷惑がかかる。家を出よう!!

と思ったのが19歳の秋。小さなカバン一つでわたしは家出をしたのだった。

 

 

これがわたしの、初めて家を出た話です。

 

 

 

ps.ちなみにその彼の家に嫁ぐには「処女」っていう絶対条件もあった。わたしはクリアしていたが、彼氏の兄嫁がその前に一人彼氏が居た、ってのをことあるごとにお母さんが愚痴ってた。ほんとに逃げてよかった。間違えて結婚してたら多分狂って米屋と浮気して結局家出してたと思う。

 

マジこわい。

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2016年09月07日

考えるという事

テーマ:書きなぐる
最近、色々と頭使って考える事、特に自分が何がしたいかとか何をすべきかなんて事をツラツラ考えています。そんな中で、自分がどうやって生きてきたかについてよく考える様になり、気づいたことがありました。

わたしのガラスの十代は、女友達という名の悪魔の集団によって自我を粉々に割られ、死んだ様に親友と呼ばれているどうでもいい人の命令に従うことしか出来なかっただだのロボットでした。

二十代に入り自意識がようやく目覚めたと思ったら、十代の頃の反動で今度は自意識が異常に過剰になり、過敏で傷つきやすくそのくせ鈍感で調子に乗りやすく人をたくさん傷つけそのたび自分を責め、耐えきれず現実逃避のたくさんの自傷行為に明け暮れていました。

死にたいとずっと思っていた。小学校の時からずっと20歳で死ぬと思っていた。だけど20歳は音も無くやってきてただ歳をとるだけで終わりました。

ムチャクチャな生活、14万と8万の2つのマンションを同時に借りていたりとかそこにはほとんど帰らなかったりとか人間関係もわたしの考え方も短絡的ですべては衝動に基づいており、それ故問題も多く、それをヘラヘラと笑って誤魔化していたり、という環境の中、わたしは30代に突入します。生きる事について理由も意味もわからず、目的も目標も無く、考えれば考えるほどツラくなるだけで何も解決はせず、わたしは結局ある時期に「考える=ウツ」という結論に達しました。というか、達したということにしました。

私は「考える」という事を放棄しました。その頃自分で決めた事で人生に責任が出来、それが重くのしかかってきた事もあり、考える事を放棄しとにかく逃げるという行為は加速していきました。

ツラいことは何も考えない。お酒を飲んで騒ぎ、その場だけの笑いのために面白い事をやってバカみたいに人に披露し一緒に笑い、その度に溢れる孤独感を隠し続けてきました。

私はこの10年近く、考える事を放棄してきました。
そしてつい最近、それに気付きました。

考える=ウツ、では無いとようやく認める事ができました。あの時はツラ過ぎて現実に向き合う事ができず考えを放棄し逃げてきました。

でもそんな日々ともさよならです。
気づいてしまったから。

私は、考える人でありたい。
人間だから、考えては悩み、考えては悩み、という人生を選択します。

10年が無駄だったと思いたくない。
だから、これからは10年を取り戻すぐらい、頭使って考えて選択し生きていこうと思ってます。

以上、私が気づいた事、でした。

おわり。

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2016年06月15日

お休みもらった事について

テーマ:書きなぐる

書こうと思ってたんだけど書いてなかった事。

 

去年後半から体調と精神面がダメになっていって(そのふたつって不思議なんだけどリンクする気がするよホント)今年の春にプロレスラーの方でお休みを一ヶ月もらったわけなんですが大人になって一ヶ月も仕事休める事ってなかなか無いと思うのよね(そういう意味では学生の夏休みとかホント人生最後だと思ってみなさんぜひ満喫してくださいね)。まぁ無理すれば別に好きでやってる仕事なだけだから「休む~」も「やめる~」も自由に出来ない事もないんだけどなんつーか怖いのはその後で「さ~て、またやろうかな」と思った時に確実に仕事があるわけじゃないっつー職業なのでどうしたらいいか悩みすぎて禿げそうでした(冗談じゃなくて円形脱毛症によくなるからホント禿げてたかもしれない)。結局(自分で決めるだけの話だけど)休みはとれない、っつー結論でずーっと無理しててツイッターとか遡って見てみるともぉ読むのもツラすぎて死ぬ思い。そんな感じで、家で寝ていたくても仕事が怖くても毎週末試合がやってきてわたしはギリギリの状態で人を殴ったり殴られたりしていてそれも大勢の人前で写真撮られたりしながら四方向から見られてる状態での仕事をするという。思い出すだけでも辛い。第一こんな職業、自分が楽しくなきゃ人を楽しませる事なんか出来ないだろうしわたしのこの半年ぐらいはマジでもう見る価値があったの?(今までもあったか分からんけど悲しいけど)って感じで。もう逃げたくてでも戻ってこれなくなるのが怖くて逃げられなくて。そんな時になんか責任のある仕事がポツポツと重なって今年最初の頃にはもう限界っぽくて。病院行く。病院行く。ってそればっかりブツブツ言ってた。

今年入ってから2月ぐらいかな? 試合以外の日は家で寝たきりになって一日中お布団から出られなくて体が鉛のように重くてマイナスな事しか考えられなくて消えたくて消えたくて。なんか知らないうちになにを考えてるでもなく涙流れてたりそんな感じで。そんな状態で試合してたから本当に仲間やお客さんに申し訳ないって今思うけどその時は必死だったからツラいツラいツラいしか考えられなかった。

そして。お休みをもらわないともうダメだ、って思って申し出たら会社が了解してくれて。お休みもらって。

そしたらね。リセットされたの。

その間になにがあったかは今回は書かないけど(いつか書くと思うけど)、いろいろあって。考え方とか変わってなんかびっくりするぐらいすっきりして。そしたら身体の調子も良くなって動けるようになって。そして復帰してからはあんなに嫌だった試合がむちゃくちゃ楽しくて楽しくて。朝起きれるようになったしお酒に逃げる事もなくなったしプラス思考で毎日が楽しくて。

一ヶ月だけだったけど本当にお休みくれたことと復帰させてくれた会社とお客さんにごめんなさいとありがとうと言いたかったです。

今すごく調子が良くてもうビビる。笑。そしてこの調子を続けられるように全力て自分を管理していきたいしそうしなければいけないと思っている。そのためならなにか犠牲にしてもいいししなければならないと思ってる。

だからまだプロレスラーで頑張りたいと思っています。

今後とも宜しくお願いします。

 

っていうようなブログをできれば毎日書きたいなって思ってるので書かないだろうけどできるだけ書いていこうと思ってます。

 

 

文章がくそみたいにめちゃめちゃで申し訳ないです(読者と自分に)。

 

 

ではツイッターに戻る~。

 

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2016年05月24日

ガーターとストッキング

テーマ:書きなぐる

おはようございます。

 

むかし、男の子に「好きなコスプレ」を聞いたら

「ガーターとストッキング!」といった人がいてね

もう、昔すぎて誰だったか忘れてしまったんだけど

そう言われた事だけは覚えているんだ。

 

わたしはたぶんその男の子が好きで

次会った時にガーターとストッキングを付けていった。

そして見せた。

 

彼は言った。

「ストッキングが…ババァみたいな色してる…」

そりゃ、肌色のストッキングだからババァっちゃババァなのかもしれないけど。

聞くと、彼は、ガーターの時のストッキングは白と決まっているもんだという。

 

でも外歩く時白いストッキングは付けないよね!?

白いストッキングってたぶんAVの世界の話だよね?

ナースものの!

 

せっかく履いていったのに、悲しかったよ。

 

でもまぁ、そんな事いうぐらいだから

わたしそんなに好かれてなかったんだろうな!

 

あはは。

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2016年05月04日

初めて見たAVの話

テーマ:書きなぐる

初めて見たAVについてツイートしようと思ったが、案外長くなりそうなのでブログを書く事にした。

 

って書いてからずっとパソコンに向かっていたけど全く本題に入らないので全部消してまた書き直してみた。っていうどうでもいいことも書いている。

 

気を取り直して一気にいく。

でも横道からいきます。

 

 

初めてのAVといえば、一度誰かに聞きたかったんだけど「学生時代、友達の家でその友達のお父さんの隠し持っているモザイク無しの裏ビデオをみんなで見たのが初めてのAVです」と言うのをたまに聞くけどあれって本当なのかな。

わたしは学生時代たいしたお友達もいなかったし、友達の家に遊びに行った記憶すら無いので「みんなで集まってこっそりAV鑑賞する」という状況がまったく想像出来無いのだけど、もしそういう状況になったらどんな顔して画面を見ていたらいいのか分からないんだけど実際どうなの?

誰かこういう状況になった事ある人いたら是非、どんな感じなのか聞いてみたいので身に覚えのある方が居ましたらコメントでもメールでも伝書鳩でもいいので是非詳しく教えてくださるととてもありがたいです。

宜しくお願いします。

 

んでね。

わたしの初めてのAV鑑賞についての話です。

 

あ、その前にね、わたし、小学1年生の頃にはすでに子供の作り方や異性との愛し合い方など(っていう書き方すると余計やらしい感じするのはわたしだけでしょうかうふふ)を、近所の世話になってたお姉さんの持っている女性自身などの週刊誌で学んでいたので当然アダルトビデオの存在も知っていて、見たい!と思っていたのですよ。

しかし家にはアダルトビデオどころかビデオデッキがなかった。そしてビデオデッキを持っている家に住んでる友達もやはりいなかった。

 

そんなわけで、本当は、「ビデオで勉強→好きな人じゃない人と練習→好きな人と実践」というのが当時のわたしの性の理想だったのですが(なにそれ。なんかわたしかわいそうなんだけど。まぁいいか)そういう機会のないまま18歳で初めてわたし自身に趣味や休日の過ごし方を聞いてくれた異性をそれだけで好きになり、初めてセックスしてもらったんですよ。そんで、ありがたい事にその相手が初めての彼氏になってくれたんですね。なんてラッキーなんでしょう。(そしてなんて卑屈なんでしょう)

そんなある日、(前置きがめっちゃ長くなりましたが)ついに生まれて初めてAVを見る機会に恵まれたのです。

 

 

それは、一人暮らししている大学生の彼氏の家で留守番をしている時突然訪れました。

わたしは彼氏の部屋を掃除していました。部屋掃除が終わり、まだ時間があったので普段は開けることのない押入れの掃除を始めた時のこと。布団を動かしていると、布団と布団の間に何か硬いものが挟まっている。なんだろう?と取り出してみるとそれは、二本のビデオでした。ビデオはケースにも入ってなくてタイトルも書いてない。

わたしは一瞬で察しました。

 

「こ、これは…、怪しいビデオいわゆるアダルトビデオにちがいない!!」

わたしは掃除をやめて、それをすぐにビデオデッキに入れて見ることにしました。

 

「彼はどんな女優が好きなんだろう~。わたしに似てるのかなぁ~。」

 

「彼の居ない間にエッチなビデオ見ちゃえ⭐︎きゃは⭐︎」っていうぐらいの、ほんとうに軽い気持ちでした。

 

なんか…ピュアっていうか…うん、ピュアかな、バカっていうか無知っていうか…。

ちなみにその頃わたしは、世の中には

「アイドルみたいな可愛いAV女優が出てくるビデオ」と、

「青空のした屋外プールの脇でキンパツの外人がスポーツのようなセックスをするビデオ」ぐらいしか無いと思ってたんだよ。無知って怖い。

だからその二本のビデオはこのどちらか、またはどちらも、だと思っていた。

 

テレビをつけ、ビデオをデッキに入れる。

 

今ならその時のわたしを絶対に止める。

「やめとけ! 後悔しかない! 隠してるってことはなにか理由があるからなんだ! その二本のビデオをとっとと元の場所に戻して記憶からも消してしまえ!」

 

 

 

…結局ビデオを再生したわけですが、わたしは10秒後目が点になりました。

 

ビデオは

「びっくりするほど太ったブスの素人をナンパして3Pしてるところを隠しカメラで撮影してるビデオ」だった。

 

え????

 

今だったらなんでもないことなんだけど、その時は頭がはてなでいっぱいになって、わたしは今のビデオは見なかったことにしてもう一本のビデオを急いで再生しました。

 

すると今度は

「幼女が海岸を大人と手をつないで歩いて浜辺にしゃがんでおしっこするビデオ」だったのです。

 

ぎゃー!!!

 

 

 

わたしは急いでビデオを巻き戻し、そっと元にあった場所に戻して押入れを閉めた。

それが精一杯だった。

 

その日のその後のことは、なにも思い出せない。

 

 

これが、わたしが初めてAVをみた時の話です。

今でこそ世の中にはいろいろな性癖があるって分かってるけど、その時は、無知なうえに、想像の斜め上をゆく彼の性癖に引きはしなかったものの情報を頭の中で処理出来なくてぷしゅ~となってしまったんです…。

 

そして、この初めてのAV体験がものすごく今のわたしの性癖に影響してるなぁとたまにこの話を思い出しては思う…。三つ子の魂百までですよ…。

 

その話はまた今度気が向いたら書きます。

 

以上! この話おわりでーす。

 

 

 
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2016年05月03日

妄想エトセトラ追加

テーマ:書きなぐる
前回のブログで

福士蒼汰くんが好き。
ラグビーの畠山健介さんが好き。

と書いたけど、羽生結弦くんを忘れていたの。。
わたし、羽生くんが好きすぎて待ち受けにしたけど恥ずかしくてやめたぐらい羽生くんが好きなの…!



ちなみにわたし、男の人は見た目でいうと好きなタイプが大きく分けて2種類に別れる。

1つ目は
福士蒼汰くんや羽生結弦くんの様なスラっと爽やか王子様タイプ。(しかし最近の子は名前が難しいな。たまたまか?)少し昔でいうと及川光博さまも同じ系統ですね。

2つ目は
畠山健介さんのようなトトロやくまのプーさんタイプ。


昔からわたしは身長や骨格が人よりやや大なのですが、それ自体はとっても気に入っていて(もっと大きくてもよかったぐらい)、父&母に「本当にありがとう」と言いたいのですが、背の小さい事をコンプレックスに持つ男の子に「自分の方が小さいのイヤだからヒール履かないでくれる?」とか言われた苦い思い出があってですね。軽いトラウマです。
そんな(身長じゃなく)器が小さい男、分厚いヒールで蹴り飛ばしてまえば済む話なんですが、当時のわたしは自分の好き嫌いで男の子を選ぶなんておこがましいと思っていたので、そっとヒールを脱ぎ、できるだけ猫背で小ささアピールすることしか出来ず…。
そんなことしてると心も荒み、猫背で肩も凝り…

「あぁ、身長問題で卑屈になりたくないなぁ、世の中の男の人がみんな私より大きかったらいいのに…」

と思ってたものです。その男の子たち、背が小さいのは別に良くて、卑屈なところが問題なだけなんだけどねホントは。


というわけで昔から私は、自分より遥かに身長体重に恵まれた男の人が安心するのです。卑屈にならずに済むから。健やかに過ごせる。文句も言われない。
そして、脂肪は柔らかい。まさに癒しです。(ちなみに脂肪は夏でも冷たいので意外と暑苦しくない)

「となりのトトロ」で、メイが初めてトトロに出会った時のあのトトロの柔らかなお腹。すべてを包み込む母の様なカラダ……最高。



では、羽生くんや福士蒼汰くんやミッチー様はどうなのかと言うと、あの方たちは完全に目の保養です。しかしこれもまた、癒しです。彼らはわたしの手の中に入らなくていいし一生触れられなくていい。手に入らないどころか、わたしなんか目に入らなくてもいいです。多分、私なんかが目に入ったら目が潰れる。だから、マジックミラーのこちら側からジーッと見ていたい。ただ、それだけです。
ただそれだけなんだけど、それはそれで大事な存在です。見ているだけで心が洗われます。ちなみに性的な目では見ていません。彼らの股間には何もない。バービー人形のようにきっとツルンとしています。

わたしはこの2つのタイプのどちらも飽きることなく好きでい続けると思う。どちらかだけだと物足りないと思う。


また、好きな人が見つかったら教えるね!

誰も求めてないと思うけど。



おわり。

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