ト音記号 Chiave di / Solの話し | 「コーヒーとわたし、時々ピアノ」

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ト音記号ってその人の個性がここまで現れるのですね。面白い!
自分でもちょっと書いてみましたがあんまりおしゃれに書けないです。

私のぶっちぎりのお気に入りはハイドンのト音記号です。
ヨーゼフさん、なぜあと少しの所で中断したの?(笑)


ちなみにイタリア語ではChiave di Sol(キアーヴェ・ディ・ソル)と言いますが、日本語で「ソ」言う時に途中でしっぽ切られたみたいな気持ちになります。
語尾に「L]を付けたい(笑)

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イタリア語のドレミファソラシは、こちらの詩が元にあるようですね。「聖ヨハネ賛歌」

イタリア語とフランス語の音名の由来です。

歌詞はラテン語。
Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famuli tuorum
Solve polluti
Labii reatum
Sancte Johannes

(大意)
あなたの僕(しもべ)が
声をあげて
あなたの行いの奇跡を
響かせることができるように
私たちのけがれた唇から
罪を拭い去ってください
聖ヨハネ様。

第1節から第6節まで、その節の最初の音はそれぞれC - D - E - F - G - Aの音になっていて、このことからグイド・ダレッツォはこの歌詞の初めの文字を音名として使用しようと考えたようです。第1節から第6節までの歌詞を利用して"Ut - Re - Mi - Fa - Sol - La"の音名を発明し、そのままフランス語やイタリア語の音名になったという経緯のようです。



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