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2016-11-15 12:58:57

「年金カット」と呼ぶべきではない ~公的年金・税 役割分担のあり方を考える

テーマ:ブログ

浦野英樹REPORT VOL.108 2016.11
 
「年金カット」と呼ぶべきではない ~公的年金・税 役割分担のあり方を考える

 

■公的年金のスライド制
・国会で審議されている年金制度改革法案。法案の柱は、物価が上昇・賃金が下落という場面で、現在は“年金額は維持”だが“賃金下落に合わせて年金額を減額”というルールを設けること。物価を基本ルールと現行制度と比べ、年金額が少なくなる場面が発生する可能性があるので民進党はじめ野党は“年金カット法案”と呼んでいます。

 

・公的年金は、“スライド”という年金額改訂の仕組みがあります。年金受給者は、物価上下によって年金額が改定される“物価スライド”、新たに年金を受給する人は賃金の上下に合わせ新規の年金額を改訂する“賃金スライド”が基本ルールとして年金額は毎年変わってゆきます。実際には、物価が上昇しても年金額への反映の段階で一定率を差し引く“マクロ経済スライド”や、また物価上昇率が賃金上昇率を下回る場合は、既裁定者の年金も賃金上昇率による等、単純に物価の増減に合わせて年金額が変わる訳ではありません。

 

■所得の保障と生活維持の保障
・公的年金には、現役時代収入の一定額を確保する“所得保障”の役割と、一定の生活水準を維持する“生活保障”の役割があります。スライド制にあてはめれば、賃金スライドで所得保障をし、物価スライドで生活水準の維持を保障していると言えます。

 

■“特例水準の愚”を繰り返すな
・かつて平成12年度~14年度にかけて物価が下落したにもかかわらず年金額を据え置いたことがありました。年金の“特例水準”と呼ばれるもので、当時の高齢者の生活水準維持に重きをおいた措置でしたが、結果として、大きなツケをあとの世代に残しました。平成25年から、特例水準の解消の為、年金額が段階的に引き下げられることになり、物価下落による年金額の減少と合わせ年金受給者の生活に大きな影響を与えました。本来、公的年金は“所得保障”がメインの“保険”であり、生活維持や物価対策は税の出動で行うべきであったと思います。

 

■レッテル貼りは自殺行為
・スライド制による年金改定については、現役世代に保険料負担をこれ以上強いるのは難しいのは明白で、年金は“賃金スライド”に重点を移し、生活対策・防貧機能は税でという方向性自体は、私は間違っていないと思います。政府案では、生活水準維持の為の対策が不明瞭であることが最大の問題点です。民進党は、あるべき公的年金と税の役割像を提示するような議論をしてゆくべきで“年金カット法案”というレッテル貼りでは、建設的な将来の年金制度改革の議論ができなくなってしまう恐れがあります。

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2016-10-07 18:13:23

政党と地方議員の関係  地域主権は政党内から

テーマ:ブログ

浦野英樹REPORT VOL.107 2016.09

 

政党と地方議員の関係  現場の最前線の声が反映される政治を!

 

■落選から這い上がった経験こそ必要
・民進党の代表選挙が終わり蓮舫代表が新代表に選出されました。本来なら、党の政策・路線についての論戦がもっと注目されるような代表戦となって欲しかったというのが正直な思いです。ちなみに、私はイチ党員としての投票権しかありませんでしたが、玉木雄一郎候補を推していました。理由:落選後もあきらめず、選挙区を歩き回ってドブ板で小選挙区で勝ち上がった経験に共感するからです。党首の知名度に頼るのでなく、地域での日常活動の継続・強化こそ必要だとの認識です。

 

■民進党代表選挙のポイント割合
・今回の民進党代表選挙、党員・サポーターも投票する形式で行われましたが、下記の通りポイントが割り振られていました。
党員・サポーター 23万5211人 231 ポイント
地方議員       1586人 206 ポイント
国政選挙候補予定者  118人 118 ポイント
国会議員       147人 294 ポイント
政党によっては党員であれば平等に1人1票という政党もありますが、民進党の場合は、旧民主党時代から「一般党員・サポーター」「地方議員」「国会議員(候補含)」それぞれ立場での投票意思を確認し、過半数候補がいない場合の決選投票は国会議員が行うシステムになっています。

 

■地方議員の一票の重み
・私は党所属の地方議員の経験もあり、ごく短期間とはいえ国政候補予定者として党に在籍していたこともありますが、前述のポイント割りを見てなぜ、地方議員の一票がこんなに軽いのか?と感じます。確かに、地方議員は、国の政策立案に直接関わる訳ではありません。しかし、国の政策について地域住民がどのような影響を受けるのか 最前線で、責任ある立場で把握できるのが地方議員です。国の一時的な人気取りの政策のため、地方自治体の現場が混乱している現場を目にしたことがありますが、住民目線・地域が主役の政治を進めてゆくのであれば、地方議員の「現場感覚」は、政党内での政策立案・方針の決定にもっと反映させる必要があるのではないでしょうか?

 

■政党内から地域主権を
・地方分権、地域主権 表現は様々ですが、地方が活躍できる政治を目指すのは、ほとんどの政党の共通目標と言えます。しかし、政党の内部を見ると「中央集権」「国会議員中心」的な部分が色濃く残っているのは現実。私は、まずは政党の内部から地方と国の関係を変えてゆく必要があると思います。
 

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2016-10-04 14:23:05

労働・年金相談会【無料】 10/16(日)

テーマ:労働・年金・社会保障

浦野事務所、定例の労働・年金相談会、10月は16日(日)に開催です。

2016年10月16日(日)10:00~12:00
場所:浦野英樹事務所
中津市豊田町3-9-7 いずみやビル3階 中津駅南口サンリブさん隣、1階は「仏壇のはせがわ」さんのビルです(駐車スペースに限りがあります。公共の駐車場をご利用ください)

雇用ルール、年金・社会保険の専門家 社会保険労務士がアドバイスします!
・出産・育児に伴う休暇や給付について知りたい!
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・これって、セクハラ?パワハラ?
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・年金って早くもらうと損なの?得なの?
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ちょっとした疑問でも大歓迎!個人、事業者問いません。他相談機関を利用したけど、時間が足りない等 セカンドオピニオン的な利用もOKです。

予約制:前日までに下記連絡先まで
主催:浦野英樹事務所
(相談会は非営利・政治的中立の立場で開催します)
連絡先 0979-22-2015 info@urano-office.biz

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