うらな

罪深い俺は彼女のことばかり想ってしまうんだ。

2009年10月11日(日) 17時55分30秒 posted by urana
テーマ:さまざまな恋愛模様(お悩み相談)


――今日も残業なんだ。週末もたぶん仕事になると思う。運動会行けないけど、ごめんな。


――そうなの。パパ忙しいんだって。仕方がないよね。


これで何度めだろうか。


妻に、子どもにつく嘘。


妻を嫌いになったわけではない。


もちろん家庭を捨てるつもりもない。


妻に彼女の存在を知られて、それによって、妻がひどく傷ついてしまうことを恐れている。


妻が泣いたり、悲しんだりすることを望んでいるわけではない。


だからといって、彼女を手放すこともできない。


好きなんだ、どうしょうもなく、彼女のことが大好きなんだ。


いったいどうすればいい?



そんなあなたに、LOVE AFFAIR~秘密のデート~(サザンオールスターズ)。


さて、妻を傷つけたくない、彼女とも別れたくないということなのであれば、これからも妻には内緒で、極秘で彼女とつきあうしかない。


彼女への恋心を墓場まで持っていく覚悟を持つことである。


それが苦しいということならば、思い切って、妻か彼女か、どちらか一人を選ぶしかない。


わかりきった答えしか出てこない。


誰も傷つかないという魔法のような回答がどこかにあるというのだろうか。


俺だけの、お前。

2009年10月06日(火) 21時36分20秒 posted by urana
テーマ:さまざまな恋愛模様(お悩み相談)

「髪染めたのか?」


「うん。どうかな?明るすぎる?」


気に入らなかったのだろうか、また、彼を怒らせてしまったのだろうか。


彼の小さな舌打ちに、不安になる。


「また、あいつに染めてもらったのか?」


「ち、が、う。そうじゃない」


頭を両手で固定され、かみつくようなキスをされる。


息継ぎさえも許されない、狂気という名の深い口づけ。


「まだあいつが好きか?」


ソファに押し倒され、その物音に驚いたのか、眠りを貪っていた子猫があわてて逃げていく。


「……好きじゃない。もうあの人とは会うこともない」


――俺を好きになれ。あいつのことはもう忘れろ


あの人の目の前で、手足の自由を奪われ、泣き叫ぶ声は彼の唇でかき消された。


彼の指先は、時々優しくて、丁寧で、何を憎めばいいのか、ひどく、私を混乱させるのだった。


彼は、好きだ、愛してると、まじないのように私への愛を呟く。


あの人への思慕は、散り、破壊され、引き裂かれた。


高められ、何度も奪われた。


痛みと、感じたこともないすさまじい快楽が混じり合ったあの夏の日。


いつのまにか、あの人の姿はなかった。


流れ続けた涙。


蜃気楼のように揺れていた、風鈴。


あの人との別離が苦しくて悲しかったから泣いたのか。


こんなにも彼に求められ、愛され、必要とされていたのだと知ったことへの嬉し涙だったのか、今となってはよく覚えていない。


「俺が憎いか?」


「……それも違う」


「お前の髪も、目も、唇も、頬も、首筋も、胸も、腹も、そしてここも…」


吐息混じりの呟きと彼の火傷しそうな唇が、ひとつひとつ、私の体中に落とされていく。


「……」


強く抱きしめられる。


「……全部、俺のものだ」


見つめ合い、絡め合う。


どう言えば、どうすれば、目の前で、つらそうな顔をする彼に、真実の気持ちを伝えることができるのか。


愛してる、たったそれだけを言葉にしてみればいいのだろうか。



あなたが彼のものならば、


彼はあなたのものなのである。

また、捨てられた…

2009年10月01日(木) 17時57分49秒 posted by urana
テーマ:さまざまな恋愛模様(お悩み相談)


だって、寂しくて。


一人でいるの辛くて。


甘えさせて欲しいの。


抱っこして、温めて、欲しいだけ。


――いい子いい子、よしよし、大丈夫、ひとりじゃないよ、そばにいてあげるよ


出会ったころはいつだって、そうやって言ってくれて、安心させてくれたじゃない。


それが今ではどうなのよ。


こんなに好きになっちゃってから、私を捨てるの?


みんな最後は同じセリフ。


――重いんだよ、お前って。



「子どもみたいに甘えさせて、慰めて、頭をなでなでして」と、あなたの好きな人に、そればかりを要求し続けると、さて、どうなるか。


「かわいいけど、なんだかちょっと面倒だな、甘えてばかりで疲れるな」と、多くの人が感じてしまうかもしれない。


甘えさせてくれていたはずの相手は、そのうち、うんざりした顔をあなたに向けるようになる。


あなたはますます孤独に包まれ、相手に、過度の要求をするようになる。


「なんか最近あなたって冷たいんだもの。どうしてかまってくれないの。不安になっちゃうの。どうしたらいいの?あなたは私の恋人なんだから、なんとかして。私を満たして…」


あなたを助けてくれるのも、あなたを幸せにしてくれるのも、やはり、あなた自身。


誰かに満たしてもらうものではない。


あなたはどんな人になりたい?

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