神戸ワインを製造販売している「神戸みのりの公社」(神戸市西区)が、使用済みのトンネルをワインセラーとして有効利用することになり18日、神戸ワインを貯蔵した内部を報道陣に公開した。気温や湿度など、内部の環境は一定で、ワインにとっては「最高の環境」(担当者)だという。貯蔵の作業は19日まで続く。

 醸造庫として利用されるのは、神戸市が神戸西部を開発した際に出た土砂を運び出すため、昭和37年から約13キロにわたって掘削したベルトコンベヤートンネル。平成17年、約40年にわたる役目を終えたが、スペースを有効活用しようと平成18年からアイデアを公募し、ワイン醸造庫としての利用が決まった。

 また、維持費がかからず、利用料も安いなどのメリットもあり、トンネル内部の約135メートル(約690平方メートル)を借り、約14万本のワインを搬入。大半が18~19年産の神戸のぶどうを20~21年に瓶詰めしたもので、約1年後には“トンネル育ちのワイン”が楽しめるという。

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