8日のスマホニュースで親子の凄惨な事件がのっていた。

15歳の娘が、母親を殺した、と言うニュース。
 
 
 
記事ではスマホの購入でのトラブルらしいが、
近所では、小学2,3年生頃から勉強しなさい、などの過剰の叱責もかなりあった、との報道も。
 
もちろん、真相は親子でしかわからない。
けど、スマホの購入を断っただけで、母親を傷めつけるであろうか…
 
13歳から15歳になれば、思春期にはいり、親からの自立をはじめたい、と成長プログラムが言い出します。
 
でも変わり目って、なんか不安定なんですよね。
脳のプログラムは大人になりたいんだ!と言ってくるけど、心がついてこない。
 
誰の為に、誰を信じて、僕たちはどうすればいいのか…みたいに。
 
 
そう、0歳からこの年齢までに
お母さんが温かい笑顔と眼差し。
温かい言葉とスキンシップ。
 
極端にいえば、それだけをしっかり気にかけて子育てすることで、身体の細胞の中へ、親子の確たる人格形成基盤が埋め込まれていくのです。
 
 
埋め込まれてしまえば、揺れる思春期もあとは揺れが収まるのを待つだけ。
 
心だけは離さず、見守ることで、どんな揺れも必ず収まるもんなんです。
 
 
うちの子もね、小学生まで可愛かったのに中学行きだしたらなんや、すぐ怒るし、帰りも遅いし、塾はさぼるし(笑)
 
長男は私が帰宅したら、お腹痛いし、早退したとゆうて寝てましたからね~ウソばればれですから(笑)
 
でも自分が中学、高校の頃思い出したら、子供に𠮟れませんよね~(笑)
 
 
健康体でも疲れて風邪ひくでしょ。思春期の騒々しさは、風邪みたいなもん。でも風邪の時ってほんとうはお母さんのそばにいれて嬉しかったり。気にかけてくれるのが嬉しかったり。
ゆっくりそっと寝かせてくれるのも有難いでしょ?
 
でも風邪の時にガミガミいわれたり、無理に体起こされたら、どうなります?
 
こじれて、肺炎になり、あらあら入院。回復が遅れたり、手遅れに
 
話はそれてしまいましたが同じことです。
 
この事件で悲しいのは。
お母さんもよかれと思って、幼い時から勉強させてきた言葉や行為の何かが、実は娘の健全であった脳機能を知らずに深く深く、傷つけてしまっていたこと。本来ならお母さんの笑顔、温かい言葉、スキンシップで、人格形成の基礎ができあがっているはずなのに。
傷ついた部分が多くて、その傷を負ったまま思春期を迎え、お母さんとの最悪の結果を招いてしまったこと。
 
 
傷ついた脳機能は、思春期と共に
この傷を治してほしい!!と
訴えてくる。
 
言葉からの傷、心の傷が深ければ深いほど
はやく治してよ!お母さん!!
と、訴えてくる。
 
子供の行動で訴えてくる…
 
ずっと癒されない傷はトラウマとなり、恨みに変わってしまうことさえあるんです。
 
 
今一度、幼少期、学童期をどうお母さんが言葉、行動をかけてきたか。
振り返ってみることが、子供を救い、お母さんを救うんだと思うんです。
 
振りかえってみることが、
お母さんが変わるということなんです。
 
 
 
早く気がついていれば、救えていたかもしれない。そんな辛いニュースです。