至福のシンメトリー

生命の源 その輝きとふれあいの世界


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頬をなでる空気に温かさを感じとれば

 

厚手のコートに別れを告げる時である。

 

すると心なし足取りも軽くなる。

 

頭上ではウグイスの声が風とともにメロディアスに曲がりながら、空へ消えてゆく。

 

桜が咲き、別れがあり、出会いがある。

 

花粉症であるならばその最中辛い思いもする。

 

誰かがあなたに春が来たと言葉で告げなくとも、これら様々な事象が起これば

 

春が街の中にやってきたことは自明である。

 

それら一つ一つは春ではないが、しかし春というものの証(あかし)である。

 

春そのものは見えない。触れない。しかし様々な事象が形なき春を春たらしめる。

 

純粋な春そのもの存在、正体を誰もきちっと描写はできないが、

 

その時期あなたを包むすべてのものが、春が来たことをわからせてくれる。

 

 

時折、部屋に神がやってくる。

 

そう言えば多くの人は信じないだろう。

 

しかし春が街を自然を変えてその存在を示すように

 

確かな証をもって神は部屋にやって来てくれる。

 

あまり掃除も行き届いていないのに、やって来てくれる。

 

私は時を忘れ、絶句する。

 

部屋の時空は甘美になる。

 

神は甘さそのものより甘い。

 

とてもとても聖なる時なのである。

 

 

 

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