気の集中 | さとこのチカラ

気の集中

ユキ~~~ ユキ~~~!!






今週の半ばくらいでしたか、夜10時くらいに家で飼っているハムスター(ユキ)が、

有ろう事か壁の穴に入ってしまったんです。

長男が機嫌が悪い時に、壁を足で蹴って穴が開いたしまったのを、

私が反省の意味を込めてそのままにしたのが間違いでした。

その穴は床から50cmほどにあるのですが、長女が何を思ったのかハムスターに

覗かせたらしく、ほんの一瞬でそこに落ちたらしいんですね。





穴は2階の寝室に有るのですが、長女が慌てて壁をドンドンと叩いたものですから、

ハムスターの方もビックリしたらしく、そこから奥の方に逃げたみたいなんです。

長女ばかりか家族みな慌てましてね、さとこ も最初、長女を責めていたのですが、

私はとりあえず壁の穴を広げる事にしました。

まあ改装した中古の家ですし、壁は厚めの石工ボードで出来ていましたので

穴を広げるのは簡単だったんですよ。

あわよくば筋交いとかで、ハムスターがあまり奥に行っていないのではないか?と

思っての事だったんです。 が、甘かった、、

ハムスターといっても小さい種類で、まるで大福に小さな足が生えている程度の

大きさですから、わずかな隙間があれば簡単に通り抜けられたようです。

まあ、つまりそこに居なかった、、と(泣)





「どこだどこだ!」と家族中が壁に耳をあて探しましたよ。

しばらくすると、1階の洗面台近くの天井でハムスターが走り、壁を引っ掻く様な音が、、

ここか? あそこか? と電球の土台を外して天井を見たりしましたが、

小さな穴の事、いくら懐中電灯で照らしてみても全体が見渡せる訳でなく

梁が見えたり、断熱材が有ったりでわずかな音はすれど姿は見えず、、

壁に穴を開けたりしましたが、その音で驚いてしまったのか逃げるという

繰り返し。

それを2~3時間続けまして深夜1時をまわり、明日の事もあるから早く寝るか、、と

諦めかけていました。 可哀想に、、と思いながら寝る事にしたんです。

さとこ はまだ起きていましたので、「チカラを使ってみたら?」と言い残して、、



ーー


夜中の2時くらいでしょうか。

さとこ が「居たよー、居た!! ユキを救い出したよ===」と寝室に

飛び込んできました。

私は寝ぼけ眼で、「え? ユキが居た?? あ~~~良かった」というような事を

言ったと思います。

一体どうやって救い出したのか、、と思いながらまた深い眠りに落ちていきました。。



ーー


朝になり、ハムスターのカゴを見てみると確かにユキがいる!

疲れたのかスヤスヤ寝ている、、

ん~~~ あの状況から脱出できたとは、、さとこ が何をやったのだろう?

しばらくすると、「おはよ=」と さとこ が降りて来ましたので、

その顛末を聞いたんですよ。





いや~~~~ そんな事ってあるのか、、って思いましたね。

パンツもずり下がりまくり!

歩くたびにストンって感じ(は?)

思わずコンニチワって(何が?)





これ以上続けると、オヤジ癖が止まりませんのでこの辺で(笑)


では






ーーーーーーー






「あの後一人になった時に、あなたに言われた事を思い出したんだよ」





ハムスターの件を聞いたところ、さとこ はこう言い始めました。

言われた事、、、 あ! チカラか!





「一人になるとね、やはり集中力が増すんだよね。それまではユキがこんな事に

 なってしまった子供への怒りや、もうダメかもしれない、、という諦めの気持ちが

 混じっていたの。でもね落ち着いて一人になった時、きっと助けられる!という

 想いが沸き上がってきたんだよ」





確かにそれまでは皆でバタバタしていたから、さとこ も落ち着かなかったろう。

でも最後まで諦めなかったのはエライと思う。





「きっと大丈夫、まだ動いているけど本人が知らない暗い場所にいて焦っている、、

 そういう想いは分かった。それからゆっくりと部屋の中を視始めたんだよ。

 どこに、、どこにいる? と。その時かな、またわずかに壁を引っ掻くような音が

 したのは。だから私は壁に手を当てて、ユキこっちにおいでと念じ始めた。

 そうしたらタタタタと私に向かってくるのを感じたの。で、玄関の壁に居るのが

 視えた」





念と透視を使ったか、、

そうか~~ さとこ のチカラを使い始めたんだね。





「少しずつ私の方に近づいてきたから、壁に小さな穴を開けたの。

 そしたら壁の近くに待っていたんだよ! 穴が開いてしばらくしたら顔が出て、

 それから片手を出してね。でも穴が小さいから出られない~~って本人が焦って

 いたから、両手を出した時に私が手を持って、ポンッと出してあげた。

 身体は汚れているし、爪は壁をガリガリやっていたのか少なくなっていたよ。

 良かったね~~って、ユキの身体を拭いてやってカゴに戻したんだよ」





いや~~ それは凄いや!

穴の側で待っていたとは、、 助かったのが奇跡的だ。





「気を集中する事でいつもと違う力を発揮する。私の場合はまた少し違うチカラだけど、

 他の人にもそれは何かしらあると思うんだ。昔から言うでしょ?

 火事場の馬鹿力とかさ。他に気に関しては、気遣い・気が散る・気がひける等々

 色んな言葉がある。これは昔の人が言葉だけじゃなくて、気に関する事を

 薄々感じていたから現代に残っているのだと思う」





確かに「気」を使う言葉は沢山あるよね。





「私が思うに、気を集中させて何かを出来るかもしれないと思うと、普段できない

 潜在能力が発揮されると思うの。それは持続的なものではなくて、ホントに

 瞬発的なものだと思う。そして自分に使うのではなくて相手の為に使う時、

 それは最大限の力を発揮する」





自分の為じゃなくて相手の為?

確かに「気」という言葉は相手が有りきの言い回しが多いな。





「でしょ? やはり昔の人もそう感じていたんだよ。私の場合は家族はもちろんだけど、

 動物も大好きだから大きなチカラを発揮するんだよ。だから今回ユキも助けられた。

 きっと他の人でも動物の世話を普段からしている人は、この気が自然と鍛えられる

 だろうね。動物の気持ちが分かりたいという信念、それによって動物の方も、

 分かるかな?みたいな感じで通じているから寄ってくるんだよ。

 動物をなつかせる事ができるという事は、気持ちが通じているから出来る事なんだよ」





そうなの? あ~~でも確かに何とか読み取ろうとするよね。

言葉を持たない動物の気を読み取る力か、、





「子供の頃に霊的な怖い体験をしていて、かつ動物を飼う事が好きという人が居たら、

 きっと私のようなチカラが発揮されるかもしれない。

 最近、洗濯物を干す時、私は野鳥の会話を聞いているの。それはヒヨドリの

 鳴き声を聞いていると分かるよ。彼らは天気の話を良くする。きっと羽が濡れて

 飛びにくくなるのを嫌がるからだろうね。もうすぐ雨が降るぞ、移動した方が良いよ、

 今日はどうかな?、大丈夫じゃないかな、、とかね。仲間同士で情報交換を

 しているんだよ。

 雀はどちらかというと、どこに行けばエサが有るとか、仲間の数を気にしていて、

 何羽無事か数を確認していたりしてる」





さとこ はそこまで言うと、「あ!子供起こさなきゃ!遅刻遅刻!」と

慌てて寝室に向かったのです。。






ーーーーーーー






気を集中する事。



それによって起こる事象は、相手の事を思う時に最大限に発揮されるようです。

普段出来ない事が突如できたり、有り得ない出来事を起こしてみたり。


今回、ハムスターが居なくなってしまった事が原因で発揮された さとこ のチカラ。

それは動物がとても好きだという想いの信念から、有り得ない救出劇を

生み出しました。




皆様の中にもペットを飼われている方が多いと思いますが、

もし子供の頃に霊的に怖い体験をされている方が居たら、気を集中する事で、

普段と異なる力を発揮されると思います。




今は無くとも、それは突如として湧き出てきますから。

そう、さとこ のように。。。










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