岡本です。
最初、Twitterに収まる140字程度の文章を考えていたのですが、
分量が多くなり、
そして書いているうちに入試とかで見たことあるような文章になっていったので思いっきりそっちに寄せてみました。
入試の国語とか嫌いだった方、読むの辛いと思います。笑
だけど、思っていることは書いたので良かったら読んでね。
さらばだ。
さらだばー。
好きなことで、生きていくということ。
近年、子供が将来なりたい職業ランキングでYouTuberがランク上位にいることが多くなった。
しかし、それには少し違和感を感じる。
(YouTuberなんて職業じゃない!ということが言いたいわけではなく。)
そもそもYouTuberが掲げる指標として「好きなことで、生きていく」というものがある。
この、「好きなことで、生きていく」という言葉が重要で、
この言葉の意味と、子供たちのこの言葉の受け取り方に齟齬が生じていると感じた。
簡単に言うと、子供たちはこの言葉を
”楽なことで、生きていく”と言うような受け取り方をしているのではないか。
つまり、「楽して生きられる職業」=YouTuberという捉え方をしており、
「自分のやりたいことをやった結果」=YouTuberという本質を捉えられていないことに違和感を感じた。
YouTuberというのはあくまでも「手段」であり、「目的」ではないのだ。
例えば、一般的なYouTuberで考えてみよう。(この場合何が一般的かは置いておく。)
こうしたYouTuberの動画でよく目にするのは”〇〇をやって見た”系の動画である。
この動画一本作るのに必要な事物を考えてみよう。
まずはカメラ。携帯でも動画は撮れるがクオリティに大きな差が出るため、なるべくいいものを用意する。
次にパソコン。動画編集がメインになるため、これもなるべくスペックの高いものが必要になる。
次に企画(ネタ)の考案。他のYouTuberがまだやっていない企画を考える必要がある。
そして、動画編集能力。
チャンネル登録者を増やすためにはなるべく毎日決まった時間に動画を投稿することが必要になってくる。
そのためにはそれなりの動画編集能力、パソコンスキルが必要になってくる。
簡単な事項をあげただけでも、これらを1人で回すことは容易ではないことが明白だ。
そうなると最低でももう1人雇う、もしくは相方を見つける必要がある。
となると、収入として得たお金の支出やそうしたお金が折半なのかといった管理も必要になってくる。
上で列挙した事項の中できついのはなんだろうかと考えた時に、
1番は企画の考案ではないかと思う。
仮に一日一つネタを考えたとしても、翌日にはまた新しいネタを考えなくてはならない。
しかも、そのネタがすぐに実行できるものとは限らず、準備に時間が必要な場合には別のネタを考え、実行する必要がある。
つまりネタのストックを持ち、常に次のネタを考えておくことが重要になってくる。
次に大事なのは動画編集能力だろう。
動画を撮影したとして、5分や10分程度の動画にまとめて、特殊効果や字幕を入れていく作業には正直骨が折れる。
これら2つを挙げただけでもかなり大変であろうことは容易に想像がつく。
だが、それをYouTuberに可能にさせているのはそれが”好きなこと”であるからだ。
好きなことだからそれを努力と思わず(もしくは周りに感じさせず)に、自分の生業にできているのではないだろうか。
楽に感じることを選んだ結果であっても、
決して楽なことを選んだ結果ではない。
こうした子供たちの認識のズレが私に違和感を感じさせていた原因であろう。
今、職業はかなり多様化しており、
決して昔のように、幾つかあるうちから選ばなくてはいけないような社会ではない。
既存の職業にやりたいことがなければ、自ら新しい職業を作ることができる社会である。
そういった現代であるからこそ、職業ありき、手段ありきで自分の将来を決めるのではなく、
自分のやりたいこと、目的ありきで考えてほしい。
上の世代が残していった負の遺産にばかり目を向けるのではなく、
こうした正とでも言うべき遺産にも目を向けそれを最大限に活用して、
また次の世代に遺していくべきではないかと筆者は考える。
岡本
ps,こうしたことを綴ったのには、自分で動画撮影、編集をしてPVを作った経験があったからです。
全く知識のないところ(動画編集ソフトをこのために買いました)から始めて、
仕上がりはお粗末かもしれないけど、それでもかなりの時間を要して作りました。
▼リロール
周りから楽そうに見えることほど、裏で努力をしているというのが持論なので、こうして綴ってみました。
まぁ、やってみたい!ということについては特に批判とかはしません。
とりあえずなんでもやってみればいいんじゃない?って思ってます。
大人からは職業扱いされないし、
子供からは楽して生きてる扱いだし。
全国のYouTuberのみなさま、頑張ってください。笑
僕は音楽がやりたいので、音楽で生きていきます。
ps2,YouTuberという職業が今、どれだけ実社会に影響を与えているかというのがよくわかる動画を幾つか挙げます。
(僕はこれらを見て、ズレてきているのが一部の人という見解から、ズレているのは一部ではなく、それなりの人数いるのではないかという見解に変わりました。)
正直怖い。
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