とび箱が跳べるようになりたい!!

という願いを持つお子さん、

 

うちの子だけ跳び箱跳べない・・・。

 

というお悩みを抱える親御さん向けに

 

 

お家でできる!!

『とび箱がとべるまで』シリーズ!!

今日からシリーズ開始致します!!

 

今日のテーマは

『とび箱に必要な基礎運動とは』

 

まずはこれだけは知っておいていただきたい。

とび箱を跳び越える動作はいくつもの基本的な動作が連続しています。

その動作がリズムよく途切れることなくできると跳び越えることができるようになるのです。

 

わかりやすいように、ざっくり見てみると・・・

 

踏み切って『跳ぶ』

跳ぶ前の画像ですね。両足で力強く跳べないと越せない。

 

跳んでいる最中(空中動作中)に腕で体を支える。

中でもこの支える動作がかなりポイントですが詳しくは後日。

 

跳んでから『降りる。』(着地)

最後の着地。高い所から跳び降りることに慣れていないと、怖くて跳べません。

 

↓↓とび箱の跳び越えに必要な基本的運動動作↓↓

①跳ぶ(跳躍力)

(連続跳び、グーパー跳び、幅跳びなど)

②腕で体を支える(腕支持力)

(くま歩き、カエルさん、手押し車、親子でエレベータなど。)

③飛び降りる(高さや着地に慣れる)

(お布団から飛び降りるなど)

 

跳び越えるための運動動作はすぐに身に付くのではなく、簡単な運動あそびの経験の中で体の動かし方を覚え、やがてその動きがスムーズにつながり、とび箱を跳びこせるようになるのです。※幼児期の運動あそびの経験ってホントに大事です。

 

もし、跳び箱が跳べなくて困っているという子は基本的運動の経験が少ないのかもしれません。今日説明する基本的な運動動作をもう一度振り返り、ご自宅でやってみて下さい。

 

 

ではさっそくいってみよ~。

①跳ぶ力を身に付けよう!!

とび箱を跳び越えるのに必要な『跳ぶ力』は遠くに、高く、タイミングよく足を広げるなど

色々な『跳ぶ』動きが必要になります。

遠くに跳ぶ。(幅跳び)メジャーでどの位跳べるか記録するのもいいですね。

 

親子で跳び越え遊び。どんどん足を広げて遠くに飛べるといいですね。

 

グーパーの連続跳び。

『ケンステップ』という教材を使っています。

 

お家では親子でグーパーリズム跳びがおススメ。

パパ、ママが足を開いて閉じて。

子はリズムよく足をグーパー。

最初は手を繋いで練習してみましょう。

 

各種『跳ぶ』ぜひ、お家で練習してみてください。

 

 

②腕で体を支える練習

くま歩き

両手を床に着き、腕で体を支えながら腰をあげて歩く。

 

手押し車

これ大事。

 

もし、足を持って体を支えられないようでしたら、画像のように腰を持ってあげると負荷が軽くなります。

 

親子でエレベーター。

腕を伸ばした状態で自分の身体を支えます。

お父さん、お母さんの筋力アップにも!

 

後ろ姿で見えにくいですが跳び箱によじ登るために腕で体を支えています。

よじ登る遊びでも腕で支える力が養われます。

 

イスの端に手を着き、両腕で体を支えながらお尻を持ちあげています。

腕で体を支える力とコツを身に付けましょう。

 

基礎運動の中でも『カエルさん』は体育教室では必ず行う運動です。

重要!!『カエルさん』

(とび箱跳び越えの補助運動)

 

両足を開いて前に進む。跳び越えに近い動作です。

 

わからない方は動画でご覧ください。

しょうたろう先生の体育あそびチャンネルより

 

腕で体を支える運動は跳び越えには欠かせない力です。

もし、跳び箱に『ドスン!』とすぐに座りこんでしまう子はこの『腕で体を支える力』が足りないのかもしれません。

クマさん歩きやカエルさんなどの動物模倣遊びを楽しく行いながら、腕で体を支える運動をしてみましょう。

 

 

③跳び降りる(高さになれる)

当たり前ですが、跳び箱を跳ぶにはその高さを知り、慣れていなくては跳べません。

着地もしっかりとすることで足腰の踏ん張る力が養われますので、安全に着地するコツも跳び降りる練習で身に付けましょう。

最初は低い所から。

 

子どもは高いところから跳ぶのが大好き。

 

画像ではとび箱から飛び降りていますが、お布団を山にして飛び降りる、長椅子から飛び降りる等、お家の中を探して見て下さい。

注意:床には必ず布団などを敷きケガのないように環境を整えましょう。

 

 

まとめ

◆『遠くに跳ぶ』、『高く跳ぶ』、『リズムよく跳ぶ』などたくさん跳ぶ練習をしましょう。

 

◆クマさん歩きや手押し車で腕で自分の身体を支える遊びをしましょう。

今日からトイレまでクマさんで行ってください。

 

◆跳び降りる

そもそも、跳び越える跳び箱の高さになれていないと、跳び越えることは不可能です。

とび箱が跳べるようになりたい子はお家の中で飛び降りて遊ぶ環境を与えてあげましょう。

公園にあるジャングルジムやアスレチック遊びでもたくさん遊びましょう。

 

 

 

跳び箱が跳べないのは、あなたのお子さんが運動オンチだからとかやる気がないからではありません。

今日のブログに書いた基本的な運動や、とび箱を跳び越すための運動動作を覚えれば誰でも跳べるようになります。

※もちろん上達には個人差もありますし、適した年齢もありますが。

 

もしお子さんが出来なくて困っている・・・。

これから子どもに跳び箱を教えたい!

それから我が子に『運動が大好き!!』になってほしい!!

と願っている方がおりましたら、ぜひ、基本的な運動遊びから取り組んでみて下さい。

 

基礎運動はバッチリできてるけど、なぜか跳び箱が跳び越せない・・・。

 

という子もいると思います。そういう子にも必ず原因があるはずですので次回以降の記事で検証していきたいと思います。

 

 

さて、次回は実際にとび箱を跳び越える練習に入ります!!

あれ

でもさ、、

 

お家には跳び箱はありませんよね。

 

それを解決するアイデアをご紹介致します!!

 

次回、こうご期待ください。

 

ブログ№495『とび箱で運動大好き!になれ~!!』