板倉さんメモ

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お前のなかでもう答なんかは決まってたんや。
ただ自信がないから、ちょっと背中押してほしかっただけやろ。
でも人間誰だって不安やし、頼りないし、いっつも頑張り続けれるわけじゃない。
けど、敦子みたいに、そうやって素直に人に頼ったり甘えたりできるのだって立派な才能なんやで。
何も人に頼らないことが、しっかりしてるってこととちがう。
自分が弱いってちゃんと自覚してるのは強いって証拠なんや。
だから、敦子は大丈夫や。
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「淋しくて死ぬ」?

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休日になるたびに
息苦しいこの家に引きこもり
子供用のベットは冷たくて、小さな窓からさす光は淋しかった。
一日の大半を居間の火燵で過ごす。
傍らにパソコンとぬるいペットボトル、などなど。
猫は、母親が寝るとそっちへ行ってしまう。
巡りの悪い血。無気力になっていく。
淋しくて淋しくて、誰かに会いたくて仕方がないのに、もう二度と起き上がる気がしなくて、やがてまどろみ落ちる。
会いたい人がいる。
あたしはその人のこと、全然何も知らないけれど、その明るい人柄に惹かれる。
次にもう一度会えたら、どんなふうに笑いかけてくれるかな。
また過剰に期待しすぎないようにとは思うのだけど、…これは好きってことなのかなぁ。
でもね、「おいで」って両手広げてくれたらすぐ飛んでいっちゃいそう、犬みたいに尻尾ふって。
あったかい温度とか、やわらかい手触りとか優しい匂いとか、どうにも今はそういうものに対して抵抗力がないらしい。
ばかみたい。こんな自分がきらい。
飽くまで気丈に、明るくさっぱりした女だというように振る舞おうと強がって、たくさん笑ってみたり、そうして空回って、気が付けば多量のアルコールとお金を消費していたらしい。
手元に残っている、音楽とこっそり手を繋いだ。
あなたはあたしを裏切らないよね?
もう声を絞り出すのでいっぱいいっぱいよ… 誰にも届かない声でも、メロディになってくれれば。
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時間はじりじり 。

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君に会えるまで どうやって時間をつぶそうか
そんなことばかり考えて 人生はついえていくのかな 。


でも 一人 。 あたしは 。

携帯電話は鳴らないままで 充電切れが近づいていく 。

はやく はやく 退屈な時間が過ぎればいいのに 。
はやく はやく 春が着火してしまえばいいのに 。
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君の代わりなんていないから
この先にあった君と使うはずだった時間は
何かあれば君と比べたり、すぐに思い出せるうちは
どうしても埋まらない、埋められない

二人三脚/misono


二人あの頃のようには戻れない、だからって
最高のパートナーってわけにもいかないと思うけど・・・

職場で、すれ違うたび
何考えてんやろ?って思いながらも目が泳ぐ。
あんたのこと嫌いになりたくないのよって、だから話がしたかったもう一度。
でもね、させてくれないのなら仕方がないけれど、やり場のない苛立ちが
ちっちゃい男、クズ、へたれ、・・・そんな言葉に摩り替わって、誰の心にも突き刺さらない。
「俺は悪者でいいんだ」ってあんたが言うから、あたしはどんどん嫌なやつになっていく。

楽しくやっていられたらいいね、お互い。
あたしはあんたの欠片ももう思い出さない。思い出せない。だって、知ることもできなかったもん、欠片も。

恋をするように

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頭の上にひらりと置かれた手のひらは、このは
「寄りかかってもいいよ」と言ってくれた
貴方、私の何でもないくせに
泣きたくなるくらい温かかった

寄りかかってしまおうか
それで幸せになれんのかな
心が愛で満たされちゃったら
何もかも、忘れるのかな

手渡された温度だけ覚えて
また一人で目覚めた朝
かすかに春の匂いがした
神経質に、鳴く猫の声

「すべて重荷を背負うて疲れているのならば
わたしのもとに来なさい。
あなたがたを休ませてあげよう」

古びた駅の看板を横目に
受信のボタンを何度も押した、何度も何度も何度も何度も
恋をするように
私のすべての動機は淋しさだった


返事

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自分で自分のこと淋しがりって言っちゃうくらいの
恥ずかしい淋しがりで
ねえ僕のおはなしきいて
頭なでなでしてくれたら好きだよ

人の見えない文字と向き合う

電磁波の影響で
亀裂が入ってしまったよ

返事は停滞
壊れた携帯電話を握りしめる

2.14 sat

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仕方ないの
合わない靴でも
こういう時代だから
かかとの尖った気持ち

ほんとうは憧れてたけど
大人になって、女の子になって
ヒールを履くようになるなんて
思ってもみなかった

こんなに痛いものだったんだね
毎日を歩いていくのは
知らずに憧れてたんだね
この街を行く人みんなも

点滅する青信号
無理して走って辿り着いた
反対車線から、振り返った笑顔と
タイトな腕時計と秒針と

また、みんなに会えたらいい
視線だけ点在する街の静けさから
逃げるように
今度の土曜日、忘れないで

always.

テーマ:
人間の脳みそひとつが生み出せる宇宙は無限大。

自分の脳みそではとうてい考えもつかないような奇想天外な宇宙がここにあと1億以上もあるのだ。

だから、(・∀・)イイ!!と思ったことを少しでも記憶できますように

(・∀・)イイ!!と思ったことはできるだけ言葉にしてメモしよう。

どうすればいい

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悪い予感というのは、たいてい、当たるもの。

だから、過度な期待はしないこと。


分かってはいるのだけどね。


若いうち、期待くらいさせてくれてもいいじゃない?

なんてね。

分岐点

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右斜め、肩の上にはいつも
くだけた表情の君が当たり前のようにいて
「ずっと傍にいる」とささやく、涼しい風が
耳元に吹いてきた、冬が始まる予感を読んだのでした

目を閉じれば風向きが変わったこと、聞こえる
いたずらに頬を撫でて撫でて、赤くして
走って去っていった小さな吐息が
飲み込まれていく、いつもの交差点でね

信号が青に変われば、当たり前のように歩き出す
いつの間にか曇り空になっていた君が踏み出す右足と
あたしの一歩は君の一歩半分、いつも早足で
当たり前のように、それぞれの道へ歩き出すのでした

右斜め、肩の上にはいつも
くだけた表情の君が当たり前のようにいたはず、なのに
「さようなら」とささやく、冷たい風が
耳元に吹いてきた、春が始まる予感を連れてきたのでした