2007年09月27日(木)

ビッグダディⅢ(2)

テーマ:私生活的ブログ

 私がこの番組を好ましく思っていたのは、スタッフがビッグダディ一家と、常に一定の距離を置いていたことだ。

 タレントがノコノコと人様の家族に乗り込んでいって、居酒屋で家族会議を開催するようなどこぞの番組 など、愚の骨頂である。


 しかし今回、番組は元妻に「身勝手妻」とレッテルを貼り、そのうえ島を離れてからの彼女の行動を追い、考えを聞きだし、「ビッグダディには黙っていて」という要請を受け入れた。

 「身勝手なわがままで家族を振り回した自分をどんなに悔やんでも悔やみきれません」というナレーションまで入れた。

 すべて不要な演出である。

 ビッグダディの生きざまで見せる(魅せる)この番組には、ビッグダディ以外の視点は必要ない。


 あくまでもビッグダディの考えと判断を尊重し、カメラとスタッフは常に第三者としての視点を保つ。

 その好ましき部分が、ここへ来て揺らいでいるような気がする。

 

 しかしまぁ、年長の子供たちは本当にしっかりしている。

 突然再度押し掛けてきた母親を、三男は母親だからという理由ですぐに家に上げることなく、「ちょっとタイム。まず状況を教えて。なんでこっちに来たのか?」と玄関先で制した。

 二男も「おっ父知ってるの?」と聞き、黙って来たという母親に「でも一応言っといたほうがよくない?」という極めて常識的な判断をして、夜釣りで家を空けているビッグダディに知らせに行った。

 その後年長のきょうだい4人で会議(状況を把握しようとしたのだろう)をしたときに、長男はビッグダディを「清志さん」と呼んでいたし(父親を自分から分離し、客観視できていることの表れであろう)、もうすでに心理的な「親離れ」を果たしているのかもしれない。

 

 中3の長男は、母親を志望校である名瀬の高校に案内したときに、「ここの衛生看護科に進みたいのだ」と言った。

 おそらく将来は医療関係に就いて家計を助けるということのほかに、「資格を持っていれば食いっぱぐれがない」ということも、父親を見ていて学び、そういう戦略を立てたのだろう。

 

 人生には戦略が必要だ。

 

 中学を出てすぐに働くことは、目先の家計の足しにはなるかもしれないが、将来的な家族の支えや自分の人生の上で有利であるとは、私には思えない。

 その意味で、賢明な判断をしたこの長男は、実にクレバーである。

 

 離島の集落には、今回にも本当にウンザリするような光景 があった。

 彼我の区別がつかない、プライバシーという概念がない「ムラ社会」の光景である。

 

 突堤で訳ありの話をするビッグダディと元妻を、何人もの人間が見つめる。 

 うわさを聞きつけた何人もの人間が、ビッグダディに畳み掛ける。

 「奥さんと三つ子が来てるって?」

 「奥さん来てるっていうがね」「なんで急に?」「なんか3日ぐらい前に来られたって」

 「昔の奥さんが来てらっしゃるんですってね?」

  

 「ムラ」のDNAは、彼らに「人それぞれ」という視点を与えない。

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2007年09月26日(水)

ビッグダディⅢ

テーマ:私生活的ブログ

 ビッグダディⅢが放映された。

 今回の最大の見どころは、やはりビッグダディの「元妻」が島まで会いに来たことだろう。

 

 それに先立って「行きたい」という手紙が届いたとき、ビッグダディは「気に入らんな」と言った。

 それはそうだろう。この元妻は、手が掛かる極限の乳飲み子を含めた8人もの子供を置いて、出て行ってしまったのだから。「何をいまさら」という気持ちがしたに違いない。

 加えてただの「別れた妻」というだけの話ではない。なんとその元妻には、ビッグダディとの離婚後にできた三つ子(うち2人は弱視のようだ)がいたのだ。

 その三つ子の父親とは、別れたらしい。


 おかずが2品といういつもの食卓に加えて、テーブルには元妻が作った料理が並び、子供たちは喜んで手をつける。

 しかし、ビッグダディは箸を伸ばさない。

  

 突堤で釣り糸を垂らすビッグダディと2人きりになったところを見計らい、元妻は切り出す。

 「一緒には暮らせんかね?」

 ビッグダディは即座に返した。

 「なんで俺がまたお前と一緒に暮らさなきゃいかんのだ」

 

 私は心底、それでいいと思った。

 ビッグダディは離島の集落で8人と暮らし、元妻は地方都市で三つ子と暮らす。

 元妻が来てからのビッグダディの異様な緊張と疲労困憊ぶりを見ると、もうお互いの人生はこの先交わることなく平行線のままであったほうが、ビッグダディにはいいだろうと思ったからだ。

 

 事態は急展開する。

 元妻は、一度は名古屋の地元に戻ったものの、何やかやと理由をつけて、仕事まで辞めてまた奄美に戻ってきてしまうのだ。

 ビッグダディはひとつ屋根の下に寝ることなく、公民館で1人で寝る。

 

 突然再び押し掛けてきた元妻に対するビッグダディの感情を、番組は「怒り」「怒りのマグマ」と表現していたが、そうではないだろう。

 おそらくあったのは、「もうウンザリ」「もう絶対に関わりたくない」というテンションの低い感情だ。

 

 しかし、この夫婦には何があったのだろう。

 元妻はときどきビッグダディを「清志」と呼び捨てにしていたし(ビッグダディのほうが年上であるにもかかわらず)、ビッグダディは「お前に清志と呼ばれると今でもビクッとする」と言っていた。

 整骨院の患者には、「すごい気疲れするんですよ…」「気疲れっていうのともまた違うんだけどなぁ」「大体がおっかないもんじゃないですか女房って。家の中で」「その感覚がどうしても残ってるんですよね。そばにいるだけで…疲れちゃう」とこぼしていた。

 「友人の保証人になって借金を背負ったビッグダディが妻に逃げられた」という話は初回にあったが、しかし今回の番組を見ると、離婚届を出したのはビッグダディのようだし、しかもビッグダディは元妻に完全に愛想をつかしているように見える。

 

 「お前が一番失敗したのは、やっぱり出て行ったことだよ」と、ビッグダディは言った。

 「お前が出て行った時に1歳、2歳、3歳、4歳。それに5歳、6歳、7歳、8歳。」

 「そこから7年(自分1人で)やってきたわけじゃん」

 「(ここから)お前にかき回されたくないんだよ」

 

 結局、復縁・同居ということにはならなかった。

 事情を知らないムラ社会が復縁をはやしたて、テレビ局が面白い番組作りのために無言のバイアスをかけるなか、自分の意志を貫き通したことは、立派だと思う。

 

 ただし「退路を断った」元妻には戻るべき場所がなく、ビッグダディは結局、島内の小都市である名瀬に住むことを許可する。

 そこでの住居を診療所に改造して、経営する接骨院の分院とし、三つ子と元妻はそこに住まわせる。

 そして週に何度かビッグダディが通って治療を行なうというのだ。

 加えて、バスで1時間以上かけて名瀬の高校へ通う長女と、いずれ通うことになる2人を、そこに住まわせるのだという。


 「歩み寄り」という言葉を使っていたから、復縁を容認するような大きな心境の変化があったというわけではなさそうだ。

 ビッグダディとしてはおそらく、「苦虫を噛み潰すような」心境なのではないだろうか。

 

 ビッグダディは言う。

 「家族だと思いますよ。うーん。夫婦じゃないっていうだけで」。

  

 閉塞的な状況に、ビッグダディはまたもや突破口を開けた。

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2007年09月18日(火)

古田が引退だとか

テーマ:私生活的ブログ

 東京ヤクルトスワローズの古田兼任監督が引退だそうだ。

 まあ普通に考えても、プレーしながら指示を出すというのは大変だろうと思う。

 

 明日(19日)に正式発表があるようだが、ここで古田の行く先を予言してみる。

 

 選手引退だけではなくて、成績低迷の責任を取って監督業も引責辞任だというから、スワローズフロント入りの目はない。

 ではどうなるか?

 

 私はズバリ、テレビ朝日の解説者ではないかと思う。

 テレ朝は、とにかく古田の「気を引こう」としていたフシがある。


 NANDA? では何週にも亘って「名選手の思考方法」みたいな企画で持ち上げていたし、極めつけは六本木ヒルズ社屋のアトリウムを、古田の「2000本安打全打席」みたいなパネルで埋め尽くしていた。

 

 もしテレ朝から引退後はウチで解説者に、というオファーがあったとしたら、あんなに派手にやられては、古田本人も断りづらくなるのではないだろうか。

 それが私が「古田はテレ朝の解説者になる」と予想する理由である。

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