手作り作家makiちゃんが悪魔の塔に紛れ込んだ物語

神さまの化身わんこ、unちゃんの下で
心を整えていたmakiちゃんは、
ある時、悪魔の住む出口のない塔に
紛れ込んで…

元人生哲学風ファンタジー!

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テーマ:

衝撃波が収まり、makiちゃんは再び

立ち上がって、闇の前に立ちました。

 

「出てきなさい。

 出て来るまで、何度でもやるわよ!」

 

小さな蟲が蠢くように、

闇がざわめいています。

 

「タ・ス・ケ・テ」

 

「助けたいよ、できるなら。

 でも、私だってどうしたらいいか

 分からないの。

 

 だから、外に出てきて、話そう。

 一緒に考えようよ、どうしたらいいか」

 

「タ・ス・・・」

 

 闇の中に赤い光が見えたような気がしました。

 

「話そう。

 私はあなたを置いていかないから」

 

「タ・・・」

 

 赤い光は、二つに増え、瞬きました。

 

(緑の悪魔の、赤い目だわ。

 あの色、覚えてる)

 

「おいで、出てきて。

 大丈夫だから」

 

闇の中の赤い目が次第に大きくなり、

makiちゃんは後ろに下がりました。

 

大きな赤い目に先端がハート形のツノ。

右半身だけが未発達のまま生まれたように

小さく三本の指を持つ右手。

巨大な木の幹のような左足に、

細い枝のような右足。

右足は地面に着かずに空をつかみ、

太い左足で地面を這うようにして

前進してきます。

 

姿は緑の悪魔そのものでしたが、

色が、黒く変わっていました。

 

つづく

============= 

makiちゃんが塔に入ってからのお話第1話はこちらから。
86日め:自分の物語の主人公として生きる

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