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March 29, 2017

福岡移住のご報告

テーマ:ブログ

当ブログをご覧の皆様、あけましておめでとうございます(笑)
2017年初の更新がこのご報告というのが申し訳ないのですが・・・。

この4月から佐原を離れ、福岡県にて仕事をすることになりました。

 

もちろん笛・音楽のお仕事も並行して続けて参りますし、関東方面・その他の地域での演奏等のご依頼も引き続き喜んでお受け致します。

 

自分にとってもまさかの九州移住ですし、一大決心です。
それでも、今はLCCも飛んでるし、SNSで繋がることも、LINEでいくらでも話すことだって出来ます・・・とか言って強がっておかないと気持ちが萎えそうです(笑)本音を言えばすっっっごい寂しいし、不安もてんこ盛り。

 

だからこそ、この選択に一番びっくりしてるのは、他でもない自分です。
後ろ向きマイナス思考なかたのさんですが、やれるときに精一杯やってみるかーと思ってます。

 

住まいと職が変わるくらいで、自分の何が変わるわけでもありません。笛もきちんと続けるしね。
地元の皆様、佐原に戻った時にはまた遊んでやってください。繋がってくださってる皆様、これからもどうか変わらぬお付き合いの程、よろしくどうぞ。

 

30日に佐原を発ちます。

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December 06, 2016

仙台にFREEDOMのライブを見に行ってきました。

テーマ:ブログ

 

週末に仙台に行ってきました。

 

僕は2年前まで「こころおと」というバンドでも音楽活動をしていました。このバンド「音楽を楽しむのに耳の障害は関係ない」をテーマに掲げ、健聴、Coda、聾の混合メンバーで手話を取り入れたロックバンドとして活動をしています。


僕は2年前にこころおとからは独立したのですが、このこころおとと仲良くしてくれていたのが仙台の手話バンド「FREEDOM」。今回は彼らのライブを観て来ました。

彼らはボーカル1名以外はみんな聾。それでも聴者に勝るとも劣らない音楽への熱い気持ちを持ったメンバーです。


僕はこころおと時代から彼らのことが大好きです。彼らが変わらず仙台でRockし続けてくれてることは、自分にとっても凄く大きな励みになっています。

久しぶりに観た彼らのライブだったけども、やっぱり熱かった。何度も泣かされそうになった。特にYuriちゃんの手話の世界観。そして格段にタイトになった楽器隊。ぐっと来るものがありました。
そして、彼らは彼らなりの新しい道も見つけたようです。本当に有意義なその道を、今後上手く築いて行けるようにと祈らずにはいられません。

 

ちなみに、当初は今回のライブのゲストとして自分の出演を考えてくれてたそうな。でも、このライブ翌日、僕は自分の演奏があり、それを知って頼まなかったとのこと。
そんな遠慮いらーーーーーん!!!!全然やるぜー!!!ばっちこい!!

 

自分としては、こころおとを抜けて以来、久しぶりに使った手話でした。
なんとかまだ当時のレベルはキープ出来てるけど、読み取り能力は格段に落ちてるって痛感。現地で合流した麻生(こころおと通訳担当)からは酷評でしたな。手話を使える環境あればいいけども。
少しでも手話に関わった身。気後れはあるけども、手話や聾の世界を広げて欲しいとFREEDOMのメンバーからそんなことも言われました。自分に何が出来るかな?

 

彼らとは、またいつか一緒に音を出せたらなと 思います。
素敵なライブをありがとう!

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November 30, 2016

東京ブラススタイルさんと演奏させて頂きました☆

テーマ:ライブ後記
先日は大井競馬場で吹いてきました。
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どういうことかと言うと、27日に大井競馬場でファン感謝デーのようなイベントが開催され、普段のレースの際にファンファーレを吹いている「東京ブラススタイル」さんというブラスバンドさんの、いろんな楽器でメンバーと一緒に演奏しよう☆という企画でした。

この東京ブラススタイル(以下ブラスタ)さん、僕は元々このバンドのファンでした。
以前の職場のスタッフさんが退職される際に「片野さん音楽やってるんでしょ?ジブリ好きならこういうの好きじゃない?」とくれたのがブラスタさんのアルバム。それまでほとんど金管には縁がなかったけども、一発で心を鷲掴みにされました。

そして、僕がドイツで演奏をさせて頂くようになって2年目。
僕出演させて頂いているのは「日本デー(Japan tag)」という日本の文化(というかサブカル)を紹介する大きなイベントとその関連なのですが、その年はパンフ見てびっくり。なんとトリを務めるのがブラスタさんでした。

まさか普通にCD聞いてたバンドと海外で共演出来るとは思いもしませんでした。
せっかく宿も同じで、当時のドラマーだったRieさんと朝食の際にばったりお会いしたのに、チキンなかたのさんは気おくれのあまり「ご一緒してもいいですか?」がどーーーーしても言えなかったことを未だに後悔してます(笑)
そのへんのことはブログの過去記事に詳しく書いてます。


それ以降も折を見てライブを見に行ったりもしてました。
でも残念ながら当時のメンバーさんで残っているのはひとりだけとなってしまい、ここ最近はライブにもちょっと足が遠のいていましたが、情報だけは常にチェックしていたところにこの企画。
誰でも可。パートは何でもアリとのことだったので、結構悩んだ末に応募してみました。

何をやるのかなー?と思っていたのですが、課題曲の譜面が送られてきたのが本番の4日前(笑)。練習時間短すぎるよー。せっかくに機会なので洗練させて臨みたかった・・・。
かたのさん、実は譜面がすっごく苦手なのです。が、必死!!せっかくブラスタさんと共演出来るのに変な真似は出来ない!!
ちなみに当然ながら篠笛パートの譜面なんぞはございません(笑)。運営側も篠笛で応募があってびっくりしただろうな・・・。

そして迎えた本番当日。

まずは初めて訪れる競馬場にわっくわく☆
今日は絶対に馬券を買うんだもんねー、狙うぜ万馬券!!と楽しみにしてたのですが、レースはなかったようで、人生初の馬券は買えなかったことが未だに心残りです(笑)

そして肝心の演奏。

集合して、木管・金管・リズム隊の3組に分かれてブラスタのメンバーさんを中心に練習。
ブラスバンド主催の企画なので当然そっち系の楽器の参加者さんが殆どで、その他にはカホンとかフルート&ピッコロの方もいらっしゃいました。

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僕は木管チームになり、担当してくださったのはサックスの清水玲奈さんと長瀬めぐみさん。
おぉ、オレ今ブラスタのメンバーさんと一緒に音出してるよ!!と、リハから感動(笑)
そこでもやはりブラスバンドの中に篠笛という特殊性から、結構注目して頂き、まさかのソロも吹かせて頂くことに!!

そして迎えた本番はただただ楽しかったのひとこと。
好きなバンドさんの中に入って一緒に音を出すこと、とっても幸せでした。
せっかくの機会を頂いたソロは、コード進行を確認する時間がなくて、もうそれは気持ちいいくらいにスケールアウトしちゃったりもしたけども(笑)、本当に良い経験させて頂きました。アドリブは本当に今後の大きな課題です。
それでも、普段のソロの演奏とは違う、アンサンブルの中での演奏やフレーズというのは、僕の引き出しには全くないものだったし、苦労もしたけども、こういうものなんだなって学びも非常に多かったです。

ちなみに会場は、普段は入れない賞典台。
僕は競馬わからないのでいまいちきちんと把握出来てないのですが、これって競馬ファンからしたら凄いことなのかもしれないですね。相撲で言ったら土俵上で演奏するような感じなのかな?

それにしても好きなミュージシャンと一緒に音を出せるって、本当に素敵な経験です。
それを実現させてくれたブラスタさん。こういう企画って本当に良いなぁと思うし、来年も参加したいと素直に思いました。

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木管グループのメンバーさんと。
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November 23, 2016

舞台「月さびよ」の笛と曲のお話。

テーマ:笛&楽器

月さびよ、早いもので閉幕から一週間以上が過ぎまして・・・。


終わった当初は、大根役者のくせになかなか役者気分が抜けなかったのですが(笑)、今はもう既に通常営業です。それにしてもここまで色んな意味で「残る」ものだとは思いませんでしたね。改めてご来場頂いた方、関係者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

この月さびよという舞台で僕は「初之助」という役を頂きました。
この舞台は三浦綾子さんの「細川ガラシャ夫人」が原作ですが、原作にも登場する人物です。
その初之助と切っても切れないのが「笛」。原作でも初之助の吹く笛は非常に印象的に描かれています(特に下巻)。

 

今回はその笛の面から月さびよを書いてみたいと思います。

 

この笛をどう表現するかが自分の中の大きな課題でした。
日本にはたくさんの笛があります。初之助が吹いているのは原作ではただ単に「笛」、台本だと「篠笛」。一般的に武士・貴族階級に吹かれてたのは龍笛や能管で、庶民に吹かれていたのが篠笛というように考えられているようです。僕がずっと吹いてきているのは篠笛。しかも佐原囃子という庶民文化ど真ん中の音楽。

 

では、何故足軽とは言え士分の初之助が「篠笛」なのか。
劇中の快川紹喜との会話に「なりたての足軽が~」と言う台詞があります。そして玉との会話の中で「漁師村の生まれ」との言葉があります。厳密に初之助が漁師をやっていたとは描かれていないけども、おそらく「漁師から士分に取り立てられてまだ日が浅い」ということ。僕としてはその「武士になり切れていない感じ」を大事にしようと思ったし、演出の伊藤さんも同じお考えでした。(武士が吹くような能や雅楽のような笛が自分の引き出しにないってのもあるけど)

 

とはいえ、士分に取り上げられた背景が全く描かれておらず、そこもかなり自分を悩ませました。
武士への憧れを強く持っていたのだったら、士分に取り立てられた時点で篠笛を能管や龍笛に持ち替えてもおかしくはない。しかも伊藤さん曰く、今回の初之助は「笛で武士に取り立てられたようなもの」とのこと。ならばなおさらのこと、取り立てられた時点で光秀から武士階級を象徴するような笛を賜ったかもしれない。それなのに、彼の吹くのは一貫して庶民の楽器「篠笛」。

恐らく彼は生まれ故郷の漁師村の祭り囃子や神楽なんかをやっていたのであろう。自分が佐原囃子を根っこにしているように、彼にはその音楽がきちっと根ざしているのだろう。そしてそれは武士への憧れなんかがあったとしてもグラつかない、本当にしっかりと彼の中に根付いた、彼とは絶対に切り離すことが出来ない音楽なんだろう。だとしたら、彼の吹く笛が武士らしくなく、庶民的であってもひとつの理由にはなり得る。それが僕の心の拠り所となりました(全ては武士らしい笛を吹けない自分の未熟さ故だけども)。
正直そこに関する正しい答えは未だ見えてはいないのだけども、そんな自分なりの解釈だけはひとつしっかりと決めて臨みました。苦労しました。

 

そんな初之助としての音、そして自分の音、もひとつ言えば、時代劇だからこそ、自分の中の古典=佐原囃子の音を取り入れたかった。
とは言え、物語の世界は安土桃山時代。僕がルーツとしている佐原囃子の成立は江戸後期と言われているので、ここでそのまま佐原囃子をやってしまうというのはちょっと違うとも感じる。
結局僕は色々考えた中でも、一番大変であろう、全場面全曲新たに作曲といういばらの道を選んだわけで(笑)

 

曲を作るに当たって、普段はしない縛りを設定しました。

 

・古典調、唄用のどちらの笛でも吹くことが出来る
・佐原囃子の演目に入れても違和感なく演奏できる

 

この二点。
全曲にこの縛りを適応することは出来なかったのだけども、この二点は最後まで大事にして作業を進めていきました。
ほんとは全曲その縛りで作れれば良かったのだけども、それが出来ないのがまだまだ自分の甘さであり勉強も経験も足りないところだとも思わされました。とりあえず使える曲を各場面ごとに書くだけで精一杯でした。本番前日にもボツ食らって作曲してたくらいに極限だったし・・・。

 

ちなみに、お客様にも出演者にも一番気に入って頂けた曲は、縛りを加えた古典の手法ではなく完全に何でもありのポピュラーの手法で書いた曲、物語の最後、燃え落ちる坂本城で倫と左馬助が自害するシーンの曲だったり(笑)

 

今回は作曲方法も普段とかなり違っています。
普段はピアノで作ることが圧倒的に多いけど、今回は佐原囃子用の笛をひたすら吹いて、良いフレーズが出来たらiPhoneで録音して、それを聞いて発展させていくという手法。割と変わった手法だと思うけども、これがかなりやりやすい方法だと今回気付きました。

今回の舞台のために作った曲は細かいボツ作まで含めると20数曲。
舞台で演奏したのが8曲。完成したものの舞台では吹けなかったのが2~3曲あったでしょうか。

使った笛は写真の通り。

 

上から

立平管1本調子
親父作 佐原囃子用4本半調子
立平管7本調子。
秀勝管5本調子 初之助モデル

 

この4管。
どれがメインという訳でもなく、どの笛も各場面で良い仕事をしてくれました。特に立平さんの7本調子は伸びも良く、曲に合った良い音を出せたと思うし、今回の舞台のために作って頂いた秀勝さんの5本調子は良い感じの音量と、確実に自分好みな音質で、要所要所で大活躍してくれました。

 

場面場面に合わせた曲を作るというのは凄く難しくはあったけども楽しいものでした。
元々僕の初めてのインスト(歌のない音楽)体験はゲーム音楽。人生で初めて買ってもらったアルバムはドラクエのサントラでした(笑)
ドラクエ4~6、FF6、ロマサガ2といったゲームの音楽は今でも良く聞くし、大好きです。
そしてゲームだけでなく映画音楽。特にジブリの音楽も良く聞いていました。魔女の宅急便と耳をすませばのサントラは墓場まで持ち込みたいくらい好きな作品です。
そんな風なきらめく音作りは僕如きの知識ではとても出来ないけども、今回はそういう作品を改めて聞いて、構成や使い方を改めて考えました。

 

その結果のひとつが、今回一番最初に作った曲で、初之助が想い人である玉を舟に乗せて吹く、初之助の一番の見せ場のシーンでの曲「船頭日和」。

そして作品が終わってエンドロールで吹く曲である「月さびよ」。


実はこの2曲は長調か短調かが違うだけで同一の曲。一回聞いただけでは別の曲かと思うくらい表情が違うけども。
ひとつのメロディをアレンジ次第で別物にして別のシーンで使うというのはジブリで多く取り入れられ、効果も絶大な手法です。
初之助としての最大の見せ場、そして恐らく作中で一番平和な場面と、作品の総まとめとなり、結末としては決してハッピーエンドではない場面。そこを同じ曲で表情を変えて、自分なりには上手く表現出来たかな?と思っています。自画自賛?(笑)

 

音楽面でも凄く楽しく取り組ませて頂きました。
薩摩琵琶の塩高先生からも色々とご意見を頂戴して、とてもその境地までたどり着くのに道は遠いけども、自分が歩いてこなかった道もあるということを改めて学ばせて頂きました。能、難し過ぎるよぅ( ;∀;)

 

今回作った曲については今後の演奏の場でも披露していきますし、今の初之助としての気持ちが冷めないうちに、なるべく早くアレンジして、きちんとCDとして出したいなと思っています。初之助をきちんとした形に残してあげたいと強く思っているのです。

 

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November 16, 2016

劇団アドック「月さびよ」を終えて。

テーマ:ライブ後記

 

 

 

劇団アドック「月さびよ」
初之助役・篠笛演奏。

全5回公演、山あり谷ありではありましたが、なんとか終えることが出来ました。

 

超長文になりますが、お付き合いください。

 

人生初の役者。
先にも書いた通り、自分が役者をやるとは全く思いもしませんでした。むしろ、音楽の片手間に役者をやってるヤツってダサいとまで思ってたのにわからないものです。

終わった今だから書こうと思うけども、今回の舞台出演をお引き受けしたのは、ある意味逃避でした。

 

今年の年頭、笛を吹いていく中でも、音楽をやっていく中でもかなり傷つくことがあり、それをずーっと引きずっていました。こんなに一生懸命やってんのに、もう笛なんか辞めてしまおうか、夏頃にはそんなことも考えていました。そのタイミングで今回のお話が来たのです・・・。
笛から離れて(と言っても笛を吹く役だけども)ちょっと別のことをやってみるのもいいかー、そんな思いが沸きました。

 

とは言うものの、全く未知の分野。とてもすぐにお引き受けしようという気にはなれませんでした。
台本を送って頂いて、あまりにも硬派な内容に、もうこれは自分には無理だと思いつつも、とりあえずお断りする前提で話だけでも聞いてみようと、代表の三園ゆう子さんと演出・脚本の伊藤豪さんにお会いしてきたのです。そしたらもうその場で出演が決定させられまして(笑)逃げられなかった(笑)

 

そこからはもう必死。
声の出し方ひとつ取っても、全くわからない状況。
素人の分際で他の役者さんの足を引っ張るわけにはいかない!!いい加減なことをするわけにはいかないという思い、そしてやるからには良いものを作りたいって思いだけは、誰にも負けず持っていたと思います。

 

とにかく上手い人を見て、色々教えてもらって勉強しようと、上手いなーと思った当時の主役から学ぼうと思ったら、そいつは「ド素人と一緒にはやれない」との捨て台詞を残して本番1ヶ月前に降板。当日配布されたパンフを見たら「素人のクビを直訴した」とのことが書かれていたので、僕はそこでクビ切られかけていたんだなぁ・・・。あのやろ。

 

その時までもいい加減な気持ちでは取り組んでいないし、素人で家も遠く、なかなか稽古にも参加出来ない身であるからこそ、きちんと真剣に取り組んでいたつもりではありました。でも、その件は僕のことをかなり憤慨させました。

 

それでも事がそんなに上手く回るはずもなく、稽古のたびに「声が聞こえない」と言われ続け、何かが出来るようになれば別の何かが上手くいかなくなり、舞台演劇特有の風習にも馴染めず、かと言って放り出して逃げることだけは絶対にしたくない。参加当初から立稽古が始まってしばらくは不安だったしきつかった。
そんな中でアドバイスをくださったのが代表の三園さんであり、倫役の上山さんだったりした。あの時期に助言を頂けたことは本当に支えになった。
特に三園さんは、初めてお会いした時には僕にはあまり多くを期待してない感じではあったのだけども、稽古を重ねるにつれて自分のやる気を汲んでくださったのか、細かいことをたくさん教えてくださるようになって、この人からもっと意見やアドバイスをもらえるようになろうと思って頑張ってきたのでした。

 

そんな中、上にもちょっと書いた通り、本番1ヶ月前になって主役が降板。
彼の中身は光秀ではなく、信長だった。
正直、そこで僕の気持ちは一旦切れた。舞台は中止になるものだと思った。続けると聞いた時はまさかと思った。

 

急遽三宅弥平治役だった番藤松五郎さんが主役に。
それまでも番藤さんの凄さと芸に対する真摯さは伝わってきてたけども、主役交代を経てからの番藤さんは本当に凄かった。
その番藤さんの流れや芸への取り組み方を見ることが出来たのは、今回この舞台に参加させて頂いた中でも一番大きいことでした。

 

 

そして長くもあっという間に11月。ゲネ。本番。
やれることは全部やったし、ベストは尽くした。

自分の中で決めた合格ラインは

 

・セリフを間違わない。飛ばさない。
・プロンプターの世話には絶対にならない。

 

この2点を守ること。

 

初日の公演はアホみたいに緊張していた。
舞台は僕の笛の音で始まる。その笛を持つ手が震えているのが舞台袖から見てもわかったらしい。(玉談)
それでもその公演では上の2点をしっかり守ることが出来た。そのことは凄く大きかった。

 

2公演目は翌日。
前日に「2回目は気持ちが緩んでトチることが多い」との訓示を受けて大いに納得していたので、気持ちを緩めることは全く無かった。
けども、今回唯一のミスをやらかしてしまった。

 

「山崎の近くまで行って参りました。木下軍は35000と聞きました。備中高松城から駆け付けたとのこと、明智方の兵は京の伏見桃山丘陵に撤退してのち、大半の者は以後の仕え先に散ったそうでございます」

 

という人名・地名がずらっと並ぶこの台詞。
備中高松城を京と言ってしまい、「木下軍は35000と聞きました。京・・備中高松城から~」となってしまったことが本当に悔しい。
それでも一瞬真っ白になった頭をきちんと立て直すことが出来たのは、自分でもよくやったと思う。

 

最終日となり4回目の公演。
ここから舟を漕ぐシーンに棹の水を払う動作を付け加えた。伊藤さん演じる快川紹喜が舟に乗る場面も、棹の差し方に気を使い、舟を寄せて止める動作も加えた。船頭としてのこだわり。そして、そのへんに対しての意見をくれた友人には感謝。

 

最終公演前の休憩の際には音響の石井さんが粋なことをしてくださった。
初日の会場設営の音響チェックの際に石井さんが流したのはLUNA SEAのIN SILENCE。世代ど真ん中の自分はまさか時代劇の会場でそんな曲を聞くとは思わず、どひゃーとなってテンションブチ上がり(笑)
その時にちょっとだけ音楽の話をして、当時の好きなバンドと曲を訊かれたのでGLAYのBELOVEDと言ったら、この休憩の時にステージに流してくださったの。甲冑組の加藤さん共々テンションブチ上がり(笑)
石井さんとは結局一緒に写真を取れずじまいだったことが本当に悔やまれるし、もっといろんな音楽の話をしたかったと思うのです。石井さん、粋な計らい本当にありがとうございました!

 

ここまでを終えてみて思ったのは平常心の大切さ。
全公演をフラットな気持ちで臨むこと。良いカッコしようとしないこと。
思っててもなかなか出来ることじゃない。我、未だ木鶏たり得ず。
最終公演には先に書いた2点だけではなく「気負わずフラットな気持ちで」という決め事も付け加えた。

それでもどうしても気負ってしまうのが自分の心の弱さなんだろうな。良い方向に動いてくれたから良かったものの・・・。

 

玉(のちの細川ガラシャ)を舟に乗せて笛を吹く場面。この時に吹く曲「船頭日和」は、今回の舞台用の曲を作り始めて最初に出来た曲。だからこそ思い入れもある。最後のこの曲は本当に良く吹けた。

2回目の公演以降、台詞を間違ったり飛ばすこともなく終えることが出来た。それだけに2回目のミスがもったいないし、悔しくてたまらない。
最後の公演、きっと自分は泣くだろうなとは思ってたけども、意外と平気だった。泣くとしたらここだろうなって場面もあっさりと通り過ぎた。
この物語は僕の笛で始まり、僕の笛で終わる。本編が終わり、エンドロールの曲「月さびよ」を吹き終わり、終演。照明が暗転・・・した瞬間心の何かが弾け飛んだ。頑張ってきたことが一瞬で思い返されて、号泣。
あまり自分で頑張ったって言うのは嫌だけども、今回は本当に頑張ったと思う。終わった瞬間、きつかったこともムカついたことも全てが良い思い出に昇華した。

 

終演後、ヘアメイクさんにまげを取って頂いた時、もう初之助を名乗れないんだなと一気に寂しさがあふれてきました。この時、自分がどれだけ初之助って役に対して思い入れがあるか気付いたのです。
すっごく苦労したもんね。台本を読んでも、原作を読んでも、その人となりが掴めなくて。言ってる台詞の真意も掴めなくて。

最初に僕が考えた人物像は、伊藤さん曰く「それじゃ人斬り以蔵」というようなものでした(笑)
ま、幕末史好きの身としては、岡田以蔵ってのはすっごく嬉しくもあったんだけども、一旦考え直し。
次に考えたのは、原作のようなちょっとやんちゃな感じ・・・ではあったんだけども、そのちょっとチャラい(!)話し方の全てが演劇ではNGな話し方だと一刀両断( ;∀;)却下2回目。結構自信あったんだけどな。
そこからがひたっすら迷い道。伊藤さんから提示されたのは「素直」ってことだけ。台本だと原作で見える明るさは感じられないし、何を思ってこんな台詞を吐くのだ?こんな遠まわしな言い方しなくてもいいじゃねーかと、散々悩みました。結局その場面は、その台詞に真意も何もあるわけではなく、その台詞自体が真意で、素直ってのはそういうこと、と漠然と考えて臨みました。間違ってないことを祈るばかり。
素直で、内心は凄く繊細で、まっすぐだけどちょっと不器用。それが自分の思った初之助。そんな初之助を自分はきちんと演じられたのでしょうか?ほんとに苦労させられたヤツでした。だけど、自分との共通点が本当に多い初之助を、自分がやることが出来て本当に良かった。

 

上にベストは尽くしたとは書いたものの、日が経つにつれて、改善点も本当に多く出てくる。
どんなに頑張ったとしても、他のひとりが大ゴケすれば、その公演自体がぶっ壊れる。努力や頑張りが成功に直結しないのが舞台の恐ろしいところだと思う。少なくとも音楽であれば努力や頑張りは成果に反映される。だからこそその瞬間ごとに本気で真剣に向き合ったつもり。自分が舞台をぶっ壊すようなことがなくて本当に良かった。
この件については本当に色んな思いがある。かなり腹立たしい気分でも居る。それだけは本当に残念なこと。

 

終演から2日が経ち、燃え尽きた自分の心もだいぶ通常運転に戻ってきている。ようやく「月さびよ」を自分の中で過去の物にしていく心づもりも整ったようだ。
時代は便利なもので、共演者の方たちとは各種SNSで繋がりを持たせて頂き、そちらは終演後から今もまだフィーバーしている(笑)
そんな中で、真剣にやっていた方ほど今もなお改善点を見出したり次に繋げるための議論をしている。
僕に次の舞台は無い。
今回の経験、全く畑違いの経験を自分の活動にどう活かしていくか。これからゆっくり考えていこうと思う。

 

とりあえずは、今回舞台で吹いた曲のアレンジと録音。
今回吹いた曲は全てこの舞台のために書き下ろした曲。チラシには9曲中8曲と書いたけども、入稿後に色々と変わったこともあり、結局全曲自分の曲を演奏させて頂くことになった。
笛のことについてはまた後日きちんと書き残そうと思うけども、今の気持ちが薄れないうちに、今回演奏した曲、舞台で演奏することは出来なかったけども完成している数曲も含め、CD化したいなと思う。初之助をきちんと形に残してあげたい。それが自分の次の課題かな、と思う。

 

今回、本当にたくさんの方が見に来てくださった。
そして、ド素人の自分を多くの出演者の方が支えてくださった。
自分だけではとても立てない舞台でした。感謝の気持ちを忘れず、役者としての自分、初之助としての自分を完結させようと思う。

 

Facebookページに他の写真もひとつずつコメントも書いてたくさん載せたので、そちらもご覧いただければ幸いです。

https://www.facebook.com/shinobue.satoshi/posts/1258317760907847

 

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November 10, 2016

明日から劇団アドック「月さびよ」開幕です

テーマ:ブログ



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明日はとうとう劇団アドックの舞台「月さびよ」の本番。


初めて稽古に行った時にはタンクトップ+ハーフパンツだったのに、今じゃヒートテック+コートになる程に季節も変わった。長かった。


以前書いたように、自分が「役者」というものをやるとは思わなかった。

映画も観ない。舞台演劇にも縁はない。むしろテレビすら観ない。そんな自分が役者をやるとは、自分自身が一番驚いている。


僕の役である「初之助」。

笛・舟・叶わぬ恋と、他人には思えないヤツなんだけど(笑)、どうにも掴み所がない困ったヤツでもある。

まぁ、人生で初めて役者をやるようなヤツに、初之助だってそう簡単に掴まってたまるもんかという気であろう。でも、オレだって負けない。


色んな想いがある。

悔しいことも、腹立たしいことたくさんあった。「ド素人と一緒にはやれない」と辞めてったヤツもいた。逆に自分みたいなド素人にもきちんと対応してくれた方もいた。


自分はド素人だけども、良いものを作りたいって気持ちは誰にも負けない。それは自信持って言える。


楽しく笑えるような内容の舞台ではないけども、楽しむ。相当大変だろうけども、それすらも楽しむって決めた。


明日、とうとう幕開け。

是非観にいらしてください。



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October 26, 2016

秀勝管5本調子「初之助モデル」

テーマ:笛&楽器

 

 

 

 

来月の舞台「月さびよ」に向けて、1管笛を彫って頂きました。

 

◆篠笛秀勝
http://hidekatsu.jimdo.com/


僕の演奏の際にもお世話になっている、茨城の櫻塚おはやし保存会の篠崎さんに紹介して頂いた、栃木県佐野市の笛師・秀勝さん作の唄用5本調子です。

秀勝さんとは今年初めてお会いして、展示会なんかも行かせて頂いたのですが、良い意味でオーラがない方(笑)。とても新進気鋭の若手笛師さんには見えません(笑)。でもそういう方だからこそ、僕も変に気負わずに向き合うことが出来たのです。これって僕的には凄く大事なことなのです。

 

これまで何度かお会いして、せっかくのご縁だからとりあえず1管作ってもらいたいなーとは思っていたものの、普段使っている笛は現状でそこまで不満もなかったので、なかなか制作をお願いするには至らなかったのですが、そこへ決まった11月の舞台出演。
笛を吹く場面も盛りだくさん。それならば自分を鼓舞させるためにも新しい笛を注文しちゃおう!!と、いうわけでお願いしたのです(笑)

 

初めて工房にお邪魔した時に、本当にたくさんの笛を吹かせて頂きました。
僕はそれまであまり笛の個体差による音や吹き心地の違いは気にしてきませんでした。自分の好みの音というのもあまり気にしてきませんでした。そこまで作り手がコントロールできるものではないとも思っていたのです。ですが、そこで色々と吹かせて頂き、お話を伺い、考えも改めさせられました。

 

秀勝さんは相当僕の吹き方を研究してくださったようで、自分が一番きれいに鳴らし切るポイントをしっかり押さえたり、吹き方に合わせた調律をしたりと、各所で工夫をしてくださいました。

 

個人的にお願いした点は

・硬めの音
・音の立ち上がりを早く
・管頭は調子数ではなく「初」

 

この3点。

 

硬めの音と立ち上がりは、僕がお囃子で吹いている笛の特徴です。
高校生の時に親父から「お前もそろそろきちんとした笛を使え」ともらった笛。もう15年以上吹いているので、あまり自覚はなかったのですが、僕の全ての基準の音はその笛でした。出来るだけその笛に近づけて欲しかったのです。

 

そして管頭の「初」。
これは舞台で僕が演じる役名が「初之助」と言います。
元々この舞台のために彫って頂いたものなので、ちょっと記念になる仕様にしてもらいたかったのです。初之助モデルですな(笑)
初めての秀勝管という意味も込めてあります。

 

まだそこまで吹いたわけではないのですが、かなり良い感じで既にお気に入りの1管です。

舞台ではこの子はもちろん、立平管、自作・親父作の笛と、手持ちの笛の殆どを使う予定です。


曲も全て書き下ろし。そのへんはまた詳しく書きたいと思います。

是非11月11~13日の「月さびよ」、観に来てください。

 

◆ 劇団アドック舞台公演「月さびよ」
日時:11月11日(金) 17:30〜
11月12日(土) 13:00〜 17:30〜
11月13日(日) 11:00〜 17:00〜
場所:東京都港区 麻布区民センター
チケット 前売3.500円 当日4.000円
ご予約はkazamidori.sk.1105@gmail.com まで。

 

 

ちなみに秀勝さんご本人から、この笛についてのこだわりなどをお聞きしましたので、掲載します↓↓

片野さんの笛を作る前に、片野さんの音源をPCチューナーにかけ分析をします。これをすると癖や高くなるポイント、低くなるポイントがわかります。その分析を元に笛を作って行きます。
音色、立ち上がりの希望なども気を付けて作ります。特に竹選びは重要です。笛は7割位竹で決まってしまうからです。また、使用環境に合う音質になっています。片野さんの場合マイク使用が基本なので輪郭のはっきりした倍音少な目のマイク乗りの良い音質です。

と、短く書いてしまいましたが、なぜmy調律が良いか?です。
吹き方、息圧は十人十色です。笛に合わせて音程をコントロールすることも大切だと思います。でも、自分の「自然な息」に笛が合っていればストレスも減り気持ち良くアンサンブルできます。
お店に並んでいる笛で満足出来ないそこのあなた(笑)
音程も合って、音質も指定出来るのはmy調律だけですよ(^_^)

 

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October 25, 2016

舞台「月さびよ」

テーマ:ライブ告知

 

 

11月に舞台に出演するということは先にもご報告した通りですが、遅くなりましたがフライヤーの配布とチケット販売を開始しました。チケットは僕までご連絡頂ければ手配致します。

 

自分にとって最初で最後になる舞台への出演。
8月から稽古を始めたのですが、当然ながら全く基礎も知識も何もないために必死。
自分の役「初之助」の人物像をようやく掴んだかなー?と思ったら演出さんにボロボロに砕かれ、その繰り返し。結局未だにその人物像は自分の中できちんと見えていないのです。
稽古のたびに凹まされ、それでも新しい世界に刺激を受けながらやっています。

 

やるからにはマジです。当たり前です。
それが未経験でも引き受けた者の責任ってやつでしょう。
やるからには良いものを作りたい。何かを作る(たとえ形がないものでも)仕事をしている以上、それは当たり前のことです。

 

そして、この舞台で笛を吹く場面は8~9場面。
その作曲もやることになりました。せっかくの機会だからね。やっぱり人様の曲吹くよりは自分の曲を気持ち良く吹きたい。本当に苦労してるけども、作曲もかなり頑張ってます。
ちなみに、舞台のオープニングとエンディングは自分の演奏になりそうです\(^o^)/
僕で始まり、僕で終わるのです。凄いことです!

 

あと1ヶ月を切りましたが・・・・やっぱり見て欲しいような見て欲しくないような気持ちは以前と相変わらず(笑)
でも、片野の頑張りと、普段の演奏とは一味違う笛を聞きに来てくださると嬉しいです!!

 

 

僕の役名「初之助」で千社札作りました。
これから本番までの演奏と、本番の会場で配布します。欲しい方は是非これからの演奏+舞台までお越しください☆

 

◆ 劇団アドック舞台公演「月さびよ」
日時:11月11日(金) 17:30〜
11月12日(土) 13:00〜 17:30〜
11月13日(日) 11:00〜 17:00〜
場所:東京都港区 麻布区民センター
チケット 前売3.500円 当日4.000円

 

チケットのご予約はkazamidori.sk.1105@gmail.com まで。

 

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September 19, 2016

成田伝統芸能まつり

テーマ:芸座

 

 

 

↑なぜか逆さま(ノД`)・゜・。

 

 

先日の土日は成田で「伝統芸能まつり」というイベントが開催され、その一環として成田祇園祭の山車も何台か曳き回しが行われました。
僕が笛を吹かせて頂いている上町さんの山車も出ることになり、僕も鳥羽下座連の笛方として参加させて頂きました。

 

今回、撮った写真が非常に少ないです。

 

曳き回しは1日だけだったのですが、やたら堪えた1日でした。

 

個人的には、各町の若手芸座師と所属団体を超えて少しでも繋がれたことが嬉しかったりした1日でした。

 

そして毎回思うのだけども、上町の手古舞は本当に可愛い。

 

 

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September 07, 2016

舞台に出ます。役者やります!?

テーマ:ライブ告知

 

ちょっとした事件です。
わたくし、11月に舞台に出演することになりました。役者やります(;゚Д゚)

 

まさか自分の人生で役者なんてものをやることになるとは全く思いもしなかったわけで・・・。
むしろ音楽の片手間に役者やってるミュージシャンってどーなのよ?くらいに思っていたのに、人生って本当にわからないものです。

 

とりあえず、先方は笛を吹ける人を探しているらしく、「セリフはほとんどないよー」とのことだったので、散々悩み抜いた挙句、お受けすることにしました。が、台本送って頂いてビックリ。セリフ結構あるやん( ;∀;)
僕はほんとにセリフは一言二言だけで、あとは笛を吹く場面くらいなんだろうな~と勝手に思ってたら、甘かった(ノД`)・゜・。

 

「月さびよ」と題の付けられたこの物語。明智光秀のお話です。
原作は三浦綾子さんの「細川ガラシャ夫人」。

 

室町末期~安土桃山時代を信長側から描いたものは数多いけども、光秀側から見たその時代というのは、少なくとも僕は初めてだったし、信長を討った大謀反人というイメージしか持っていなかった光秀が、光秀側から見ると全然違う人となりが見えてくるのです。

 

ちなみに、僕の役は・・・

 

 

 

なんと、明智光秀!!

 

 

 

では当然なく(笑)

光秀の家臣で「初之助」という足軽。ちゃんと原作にも出てきます。
この初之助、登場するやいきなり舟を漕ぎ出すし、光秀の娘に叶わぬ恋なんかしちゃってるし。特技は笛という。

 

・・・こいつ、完全にオレだ!!(笑)

 

私、今船頭の仕事してるし、叶わぬ恋なんてしまくってきてるし(笑)、篠笛奏者として活動させて頂いてるし。この話をした友人はみんな「聡そのものじゃん!」と。こんな偶然もあるんだなぁ。一気にこの役に親近感。

 

そんなわけで、密かに8月から稽古に参加させて頂いていたのです。
完全に未経験ということもあり、右も左もわからない状況。8月中は台本の読み合わせでした。
参加するにあたり、原作となった「細川ガラシャ夫人」はもうそっこーで読みました。それで自分なりに初之助の人物像を考えて初回の読み合わせに臨んだのですが・・・。

 

ぼろっぼろ(笑)

 

僕のイメージしてた初之助像と演出さんの描いた初之助像が見事に正反対(笑)
発声なんかもまともに出来ず、自分では声を出してるつもりなのに全然ダメだったり、そんな状況だから「演じる」なんてレベルに到底行けるはずもなく、もう初回の時点でかなりの敗北感を味わっていました。

 

それでも稽古は進んでいくのです。

 

先月末で読み合わせが終わり、昨日から着物・浴衣着用での立稽古が始まりました。(写真)

正直、全然付いていけてません。超必死です。ただ、皆さん本当に良くしてくださってます。だからこそ頑張れてます。

役者さんって本当に凄いって、自分でやってみて思ってます。
あと約2ヶ月。どうなるかな?不安もめちゃめちゃ多いけども、楽しみです。
あ、笛も吹きますもちろん!むしろ役として出る場面は3回しかないけども、笛吹く場面はどうやら8回くらいありそーです(笑)

 

本番は11/11(金)~13(日)の3日間。六本木です。
見てもらいたいような、あんま見られたくないような(/ω\)

 

 

◆ 劇団アドック舞台公演「月さびよ」
日程:11月11・12・13日(金土日)
場所:東京都港区 麻布区民センター
チケット 前売3.500円 当日4.000円

 

◆劇団アドック
http://gekidan.ad-hoc.jp/top.html

 

 

 

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