2016退団選手 ②三竿雄斗 | Una VOZ

Una VOZ

Shonan Bellmare FC supporter N.Takahashi's blog.

2013年シーズンより大学のサッカー部に所属しながらJリーグの試合にも出場できる特別指定選手という形で早稲田大学から湘南に加入した三竿雄斗。左足から放たれる正確なキックを武器に2013年シーズンから出場機会を得ると、大学を卒業して正式に湘南に加入した翌2014年シーズンからは、3バックの左のポジションを不動のものにする。2014年シーズンはJ2リーグ戦40試合に出場して1得点。正確なキックだけでなく、攻撃時には前の選手を追い越す動きを見せるなど、攻守に渡りチームのJ2優勝に大きく貢献。プロ1年目からチームにとって欠かせない選手となる。2015年シーズンはJ1リーグ戦33試合に出場して1得点。相手チームから上背のない三竿雄斗のところにロングボールを入れられて苦労する部分もあったが粘り強く対応し、チームのJ1リーグ年間8位という成績に大きく貢献する。2016年シーズンに入ると、永木亮太の移籍、菊地俊介の負傷の影響もあり、左CBだけでなくボランチとしても起用される。2016年シーズンはJ1リーグ戦32試合に出場して2得点。チームにとって欠かせない存在ではあったが、失点誘発ミス数を18回も記録するなど、前年度に比べるとやや精彩を欠くプレーが目立った。2017年シーズンからは鹿島アントラーズに移籍をすることになった三竿雄斗。2016年シーズンのプレーの出来を考えると、鹿島に移籍をしても大丈夫か心配な部分はあるが、鹿島の最終ラインは4バック。おそらく三竿雄斗は左SBで起用されると思う。3バックの左と4バックの左SBでは役割が違う。4バックの左SBの方が三竿雄斗の良さが出ると思う。守備の負担も減るし。今季、鹿島に移籍した永木亮太も最初はスタメンではなかったし、ポジションを奪うまで時間はかかるかもしれないが、三竿雄斗ならやれる。鹿島での活躍を期待しています。
{A579464F-A0AA-4156-A7F1-FF0287248C71}