前節からのスタメン変更は３人。右ＷＢに藤田征也、２シャドーの左にウェズレー、ＣＦに藤田祥史が入った。
開始３５秒。ゴール前に侵入した三門選手のクロスに下田北斗が痛恨のハンドを冒しＰＫを献上。このＰＫを金森選手が決めて福岡が先制点を奪う。１１分、湘南はウェズレーのボールキープから菊池大介が左サイドを突破。菊池大介のクロスに高山薫が合わせるが、シュートはＧＫに防がれる。１５分、福岡は左サイドで亀川選手のパスを受けた平井選手が思い切ってシュートを放つと、このシュートが決まりゴラッソ。まぐれのような見事なシュートであったが、平井選手に対しての寄せが甘かった湘南。試合序盤から２点を奪われて劣勢に立たされる。２６分、湘南は左サイドでフリーになった三竿雄斗がクロスを上げると、エリア内での混戦から高山薫がフリーでボールを受けるが、高山薫のシュートは枠を外れる。前半、湘南にも決定機はあったが決めきれず。２点のリハインドを負い試合を折り返す。
ＨＴ、湘南は石川俊輝に代えて神谷優太を投入。リスクを冒して得点を奪いにいく。５５分、湘南は交代で入ったジネイへのロングボールからチャンスが生まれ、右サイドを突破した下田北斗のパスをエリア内でフリー受けた菊池大介がシュートを放つが、シュートは大きく枠を外れる。６８分、湘南は下田北斗のゴール前へのボールに交代で入った島村毅が反応。島村毅の折り返しにジネイが頭で合わせるが、シュートは枠を外れる。８２分にもロングボールからウェズレーの折り返しにジネイが頭で合わせるが、シュートはクロスバーを叩きゴールならず。チャンスを多く作り、決定機の数も相手を大きく上回るも決めきれず。今季を象徴するような負けを喫し、これでリーグ戦１０連敗。チームの負けは続いているが、選手は１００％力を出して必死にプレーしている。Ｊリーグのトラッキングデータを見てもそれは明らかである。必死にプレーしているのに勝てないのは何故か？単純に下手なんだと思う。来季も湘南がＪ１で戦うことは難しくなってしまったが、最後まで必死にプレーする選手の背中を押し続けるので、選手は結果で応えて欲しい。自らの成長に繋げる為にも残り試合を無駄にするな。
