自民党は5日の臨時役員会で、離党届を出した園田博之前幹事長代理の後任に河野太郎衆院議員(47)を充てる人事を決めた。また、夏の参院選に向けた選挙対策本部に政策分野ごとの組織「政権力委員会(ネクスト・ジャパン)」を新設することも決め、中堅・若手を積極的に起用する方針だ。

 谷垣禎一総裁は役員会後の記者会見で「新しい自民党の姿が見える態勢にする」と強調した。今回の組織改革で参院選を前に党が変わった姿をアピールする狙いだ。

 一方で「既存の執行部をいじるわけではない」とも語り、党内で渦巻く大島理森幹事長ら執行部の刷新を重ねて否定した。

 政権力委員会は、野党時代の民主党「次の内閣(ネクストキャビネット)」になぞらえ、「外交」や「経済財政運営」など14の委員会で構成。人選は谷垣氏に一任され、今週中に立ち上げる。谷垣氏は選対本部に入る役員について「政策グループ(派閥)を離脱してもらう」と述べた。参院選後には党則を改正し、常設化する方針だ。

 臨時役員会ではまた、衆参両院議員による「全議員懇談会」を月2回開く方針も確認した。

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