こころの水先案内人、心みねこです
昨年、結婚式をあげてから
1週間後に、主人の車が追突されるという事故が
ありました
そのときのことを書いたブログは
幸せの絶頂の後、大丈夫、必ず落ちるから
「無事で良かった」
「生きてて良かった」が真っ先に思ったこと
生きててくれるってことは、
会おうと思えばいつでも会えるという安心感がある
これ、頻繁に会えない関係性であっても一緒
この世を共有してるという一体感がある。
「死ぬ」ってことは、
現実からその人の肉体、
その人の姿が無くなってしまう
自分の“今”にその人がいない
これは深い、深い悲しみ
深い深い寂しさ
永久にもうこの世では会えない、
ぬくもりも感じられない。
いつか会えるという希望を絶たれる
「死ぬ」ということに対しては
ネガティブなイメージしか湧かない
死ぬ＝深い悲しみ、寂しさ、悲惨、永遠の別れ、
死後の世界がわからない不安、この世の終わり
でも・・・これも思い込み、刷り込みかもしれない
死＝ネガティブ＝悪いことって捉えがちだけど
本当にそうなんでしょうか？
死ぬことって
残された人達にとっては、
悲しいことではあるけど
悪いことではないです
当事者にすると
もし、闘病中であれば、
この痛みから解放される世界に行けると
安堵しているかもしれないし
仏教では、畳の上で死ねない死に方、
悪業を積んでると
死後、地獄に落ちると言われるところもあるそうです
地獄は、それは、それは恐ろしいもので、
地獄に落ちたら
永遠にその苦しみから抜け出すことができない。
だから、現世では、
善行を積みましょう、いい死に方
（天寿をまっとうする）をしましょう。
という教え
これって、悲しみの度合いが深いことを
地獄に例えているのかも。
例えば子供の早すぎる死
長男が学生の頃、
同じ船に乗ってる同窓生が亡くなったことがある。
研修航海先での訃報だったため、
電話等が繋がらず、
手紙でお知らせが来ました。
「自分の子でなくて良かった」という想いが、
正直、一番最初に浮かびました。
その後に
「親御さんの悲しみはいかばかりか」と思うと
胸が締め付けられました
子を亡くした親の悲しみは計り知れないです
わたしだって、考えただけで、
目の前が真っ暗になる。
想像しただけで
深い悲しみと絶望の淵に追いやられます
地獄って、人が持つ「膨大な喪失感」の１つの
表現の仕方なんじゃないのかな？
「死んだら地獄に行く」は、
人間が誕生した何十億年も前からの
「深い悲しみ」が、生み出した
１つの表現方法なのかも？
それが、語り継がれて
代々のDNAに刷り込まれてきたのかも・・
実際のところ、
本当に死んだら地獄に行くのだろうか？
死んだら
天国に行くっていう説だってあるではないか・・。
現に、脳神経外科も認めた死後の世界では、
光を観たり、お花畑を通り、
ご先祖や守護天使に出会うのだと言っている
更に溢れんばかりの幸福と平和を感じるそうです。
圧倒的な愛の存在に包まれる感じがして、
それは神のような敬虔な姿だったり、
光のように実態のない存在だったりするのだそうです
昔、流行った
「おらは死んじまっただ～」って歌があります
その中に
♪天国良いとこ、一度はおいで、
酒はうまいしねーちゃんは綺麗だ～♪
なんて歌詞もあります。
地獄に落ちるという世界とは真逆ですね
どっちを信じるかは
意見も分かれるところでしょうが
過去世があって、
輪廻転生を繰り返しているとも
言われているから本当のところはわからないけど
少なくとも今の私の記憶には
「死んだ記憶」がないです
死んだことのない私が、
きっとこうに違いないなど、断言はできないのです
見たことあるんかい？って話
この世だけしか知らない私たち、
もしかしたら、
今の世だけが幸せなのではないのかもしれない。
もしかしたら、
あちらの世界でも、
体験したことのない、
毎日が平和で、穏やかで、楽しい、
安らかな毎日かもしれない。
死んだら終わり、不幸という固定概念を
死んでも楽、楽しい、幸せという
固定概念に書き換えていってもいいんじゃないでしょうか？
とはいえ、
こんなこと書いてても、
実際に自分が大切な人の死に直面したら、
簡単に思えるはずもありません。
失意のどん底で、悲しみにどっぷりと沈んで、
立ち直れない日々が続くでしょう・・
日常から、そう思えてたら
少しは気が楽になるのかなって話です
大切な人が生きてくれていることが
どれだけ周囲の心の支えになっているか
貴方は誰かのかけがえのない存在
私も誰かのかけがえのない存在
そこにいてくれるだけでいい
存在してくれてるだけでいい
存在しているだけで価値のある
私達なのです
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