憲法記念日の3日、全国各地で改憲派や護憲派の団体が集会を開いた。憲法改正を目指す「『21世紀の日本と憲法』有識者懇談会」(民間憲法臨調)は都内で憲法フォーラムを開き、衆参両院の憲法審査会を早期に動かし、憲法論議を開始するよう求める緊急提言を採択した。

 提言では、今月18日に国民投票法が施行され、国会による憲法改正の発議が法的に可能になることを歓迎したうえで「改正原案を審査・発議すべき憲法審査会は、活動を始める兆しすらない。政権交代後、憲法論議の停滞は深刻の度を増すばかりだ」と指摘した。

 臨調世話人のジャーナリスト、櫻井よしこ氏は基調提言で「9条改正を優先するとともに、教育で、日本の歴史や伝統の価値観を教えることを憲法に書き込みたい」と訴えた。

 改憲派では「新しい憲法をつくる国民会議」(自主憲法制定国民会議)や日本青年会議所(JC)も大会などを開いた。

 一方、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は護憲派の集会で「社民党が内閣にある限り、憲法審査会は絶対に動かさせない」と述べ、憲法審査会の始動を阻止する考えを強調した。

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