一週間後6月11日、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会が開幕する

日本は6月14日に初戦カメルーン代表との対戦でスタートする

しかし今大会では前回、前々回と違いワクワクする高揚感がない

悲しいかな、代表戦の不甲斐ない結果がそうさせている


岡田監督の掲げる目標はベスト4、就任当初からずっと変わらず言い続けている

賛否両論意見は違えど、小生は良い心がけだと思う

戦う前から低い目標設定をしていては、厳しい予選など通過できる訳がない

他国から嘲笑されようが、マスコミに馬鹿にされようが気にする必要はない

しかし、高い目標とは裏腹に結果が全く伴わない

よってファンやマスコミから連日の岡田バッシング、壮絶な批判を浴びせられ続けた

そして前回イングランド代表との一戦を1-2で敗れた後、批判的な記事が一気に減った

ファンも大半が「良くやった」「まずまずの結果」との声

一体この状態は何なのだろう…

韓国戦よりも内容が良かったからだろうか?

小生には全く理解できない


前監督であるオシム氏が病に倒れ、時期的に代表監督を引き受ける人材など皆無だった状況化

首を縦に振らざる得なかった岡田監督、小生は「こんな状況で良く引き受けたもんだ…」

と感心したのを覚えている


現日本代表のメンバー構成は、オシム監督が率いていた時とそれほど変わっていない

岡田監督は就任当初から、大きなメンバー変更をせずチームを熟成させる事に重きをおいた

メンバー発表でも良く理解できる

かなりの代表選手達が同じ時間を過ごしてきたはずだ、にも関わらず結果に繋がらない

果たして責められるのは監督だろうか?小生は個々の選手に問題があると思う

昔から代表選手には甘く、監督には実に厳しい日本のマスコミ

まるでイタリアやブラジルといったサッカー強豪国のよう

日本はWCで自国開催以外1勝も上げた事のない弱小国

強豪国が監督に厳しいのは超一流の選手が揃っているからだ

優れた選手が多数いるなか、結果が悪ければ指揮を執っている監督が批判されるのは当然の事

しかし我が日本にはそんな一流選手は存在しない

故に、個ではなくチームとして熟成させなければ戦えないのである

日本の実力からすれば、本来批判されるべきは選手達であるべきだ

これだけ長い期間代表で戦っているのに、連携ミスの多さ、基本的なミスの多さ、不正確なシュート

代表選手の重みを感じているのだろうか


過去、日本代表でラモス、カズ、柱谷、井原、中山がいた頃

WCには届かなかったが、戦う集団だった

闘士あふれるプレーを見せてくれた


ワールドカップ南アフリカ大会前

最後の一戦

本気で世界を驚かす気がるなら、闘士を見せて欲しい