毎日が一口馬主!

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リヴェールの届かなかった夢。


桜花賞と日本ダービー制覇を目指す。



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キタサンブラック。ラストラン。

今週の競馬界は、ほぼこれ一色だろう。

 

 

 

ヤナガワ牧場が、大手牧場から基幹牝馬候補として祖母オトメゴゴロを購入したところ、この祖母は

サクラバクシンオーとの間に、1頭の牝馬(シュガーハート)だけを産み落として、他界してしまった。

更にこのシュガーハートも、育成時の怪我でレースに未出走のまま引退。仕方なく繁殖に入った。

こうした不遇の時代を経て、このシュガーからブラックタイド産駒のキタサンブラック号が誕生した。

脈々と続く馬産の取り組みの、非常に細い糸から、この馬が生まれたのが先ず1つ目の奇跡である。

 

 

 

兄弟を見渡せば、一つ上の兄はショウナンバッハであり、ステイゴールド産駒としてオープン入りを

果たしている。サンデー系と合う、良血の素地はあった。

しかし、歴史的な名スプリンターの故サクラバクシンオーを母父に持つキタサンブラックが、まさか

距離3,000m超の菊花賞を勝ち、天皇賞春を2連勝するとは、誰が予想しえただろうか。

今年の秋の天皇賞G1も、歴史に残る泥馬場をインから差し切り。訓練で鍛えられたスタミナの塊だ。

テスコボーイ系サクラユタカオー×母父ノーザンテーストから生まれたサクラバクシンオー。この母系が、サンデーサイレンス×ウインドインハーヘアと交配し、最強馬が生まれたのが2つ目の奇跡だろう。

 

 

 

更に、全然買い手のいなかったこの馬を、国民的な演歌歌手の北島三郎さんが買ったというのが、

まさに3つめの奇跡である。日本に、何人の馬主がいるのかと、確率を考えてみたくなる。

2015年の菊花賞。筆者も、ブライトエンブレムやマッサビエルの応援のために現地入りをしていたが、

北島三郎さんの魂の「まつり」を聞くことができた。

半世紀、獲れなかった初のG1制覇。あの時、オーナー様は79歳。重さが違う。

こうして、「神様の贈り物」であるキタサンブラックは、それからスターダムを駆け上がったのだ。

 

 

 

既に、社台スタリオン入りが決まったキタサンブラック。

秋の古馬G1三連戦は、5歳馬にはタフなコンデションで、ラストランを勝てずに終わった馬も多い。

更に今年は、秋の天皇賞が驚異的な消耗戦だった。同じような究極戦を勝った菊花賞馬キセキは、

香港で失速して敗れている。馬券的には、危険も伴う人気馬である。

また、スタッド入りが決まっている愛馬を、最終戦で余り無理をさせないのも、理はあるだろう。

 

 

 

でも、北島さんとキタサンブラックは、まだ有馬記念は勝っていない。

ジャパンカップは、昨年制覇していた。よって今年のJCは、次への余力残しで調整した感がある。

元々が「神様の贈り物」である。オーナーと陣営は、出し惜しみなく、最後に勝ちに来るだろう。

楽しみなキタサンブラックのラストラン。一競馬ファンとして、応援したいと思う (^^)。

 

 

(写真は、キタサンブラックの最強馬伝説が始まった、2015年の菊花賞)

 

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