バンクーバー冬季五輪雑感

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【カーリング女子】
今回のオリンピックで、一番興味を持って観た競技。お蔭様で、クリスタルジャパンのメンバー(本橋麻里、目黒萌絵、近江谷杏菜、石崎琴美、山浦麻葉)のテレビ画面露出時間、オリンピックに出場した他の日本人選手の誰よりも長かった。(笑)
他の国のカーリング事情は知らないが、世界を相手にあれだけの試合を行えたクリスタルジャパンは立派だと感じた。確かに、経験不足、戦略・技術不足は有ったと思う。しかし、今の日本のカーリング事情では仕方のないこと。世界のトップクラスに入るには、競技人口、競技施設、普及推進部隊、スポンサー、選手強化費などの増加が必要。でも、当分は無理っぽい。


【フィギュアスケート女子】
金姸児と浅田真央の素質は同レベルと思う。スケート選手としての成長の度合、試合での勝敗を分けたもの、それは『どれだけスケートの練習に専念できたか?』。練習への専念を妨げるものは、個人の資質、家庭環境、社会環境、周囲の人々、マスコミなど。今後、2人を取り巻く環境がどう変わって行くのか・・・? それにしても、マスコミは騒ぎ過ぎ!
彼女等の演技より、長洲未来の演技に感動! 柔軟性や回転技の美しさをアピールした演技は新鮮。審査(採点)に手間取ったところが、何か裏が有りそうで面白かった。(笑)

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いや~、ナイスゲームでした。
結果的には日本の大勝という形で終わりましたが、カーリング発祥国イギリス(スコットランド)、随所にビッグショットを見せてくれました。特に、19歳でスキップ(司令塔の役割)を担当したイブ・ミュアヘッド。ショット成功率は参加全選手中トップ。大いに日本を苦しめました。第8エンド、大長考の末に放ったラストショットは、超ミラクル!!
これまで、あまり注目していなかったカーリング。どうにかルールも飲み込め、世界トップレベルの試合は興味を持って観戦できるようになりました。ストーンの回転方向と曲がって行く方向の関係など、物理学的にも面白いゲームです。
尚、「後攻めは簡単に(常に先攻めのストーンをはじき出せば)そのエンドを0対0にすることができるのでは?」という疑問がありましたが、以下のルールで、それができないようになっていることが分かりました。

【フリーガードゾーンルール】
相手チームのストーンに自チームのストーンをあてて、ハウスからはじき出しても良い(テイクアウトと呼ばれる)。ただし、各チームのリードが2投ずつ投げ終わるまではフリーガードゾーン(ホッグラインからティーラインの間で、ハウスを除いた部分)にあるストーンをプレイエリアから出してはいけない。相手チームのストーンをずらすことは可能だが、もしテイクアウトしてしまうと反則になり、相手ストーンは元の場所に戻される。


http://t-world-t.net/curling/rink.html  (カーリングリンクの説明)

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かなり前のことになりますが、2009年11月15日(日)に放送された標記のNHKスペシャル。非常に素晴らしいと感じました(番組に引き込まれました)。多くの人にとっては理解し難い数学の話題を、CGや合成映像を駆使して分かり易く(それでも理解できない部分が多々ありましたが・・・)紹介されていました。
話題の中心は「素数」、そして「リーマン予想(数学上の未解決問題の1つ)」。「素数は知っているがリーマン予想は知らない。」という人が多いと思います。私もその一人でした。本番組を通して、リーマン予想がどういうものであるか?、表面的にですが理解できました。
この手の番組は、高い視聴率は望めないと思います。でも、視聴率が低くてもいい番組はいい番組。今後とも同様のもの(数理科学を分かり易く紹介した番組)も制作して行って欲しいです。
尚、本番組の最後で制作スタッフの名前がテロップで紹介されましたが、その中に、高校の同窓生の名前がありました。彼(N.K.氏)は、現在東工大の数学の教授で、整数論やゼータ関数関連の研究では日本のトップになっているようです。高校時代、私は数学部、彼は帰宅部。同学年で数学が得意だった彼と音楽部のM.K.氏(現在作編曲家&ピアニスト)より数学の新作問題(自作の問題)を提供頂き、私の作った問題と合わせて校内冊子にて発表したことを憶えています。彼は、当時から「整数論の研究をやりたい。」と言っていたから、凄い!!