おとなTRY部 レポート

テーマ:


昨日
おとなTRY部を開催しました!


今日のテーマは、

『よくわかる不登校 
    〜どうして学校へ行けないのだろう〜』

{D44F5190-5196-4E19-BE1F-4AAA2726C833}


講師は、NPO法人D.Live
田中洋輔さん。



毎回、自己紹介から始まる
おとなTRY部。

「話す」ことで、
心の距離が少しずつ縮まります。

{26C05979-B748-4B2A-93FA-BF07BBD0283C}


今、抱えている悩みを
みんなで共有。


『不登校…と聞くと、どうしてもネガティブなイメージを持たれることが多い。
こんな活動してます!って、子どもたちの写真を出すことが、なかなかできない。

だから、不登校支援をしている団体は
発信がしにくいんです。

そうすると、結果的に支援情報が減り、
不登校で困っている人たちに、情報が届きにくいのが現状です。




不登校になる子は、こだわりが強くて、完璧主義。学校でも完璧にしなければいけないと思っている。
遅刻も早退もできない。

だから、1時間目だけ休んで、途中から行こう〜ということができないんです。
行くんやったら最初から最後まで、全部しなきゃ!と、思ってしまう。

一般的に、そういう傾向がありますね。』



{E0F63EEC-AD66-48B9-A559-5A2B061F4D89}


最近、とても良い本に出会ったという
田中さん。

それが、こちらの本。

{5775B4A0-AFD8-439E-97EB-FA24B76527EF}
 

『不登校 母親にできること』
冨永祐一
1998年 筑摩書房


まだまだ"不登校"という言葉が
一般的ではなかった、20年ほど前…

その頃に出版されたというのが驚き。


なるほどーと思った最初のフレーズ…


『不登校の子どもは、カタツムリと同じです。
彼らは、安全を確認できないと、顔を出しません。登校刺激があると、すぐに顔を引っ込めます。このような子ども達に対しては、子どもが進みたい方向の一歩後ろをついていくようにしましょう。一つ指導すれば、一つ子どもの情報を得る機会を失います』
『不登校 母親にできること』より。



カタツムリにとって、
安心安全の場は、殻の中。

それと同じように、不登校の子にとって、
家の中が安心安全の場でなければならない。

そうでないと、
外には、出られないという。

なぜなら、家の中が安全でなければ、
帰ってこれないからだ。




『家の中が、楽しければ、
   子どもはいずれ、
   勝手に外に出て行きます』


  
{08C5E54A-D7A4-48DA-AA2E-0AB787EF5942}



『不登校の、特に男子は、3歳くらいの男の子だと思った方がいいですね。

思春期男子は、結構、ガキですよ。(笑)

とことん、甘えさせてあげる。
とことん、可愛がってあげる。


暴言は、かまってのサインです。

"死ね!"は、"こんにちは"
くらいの、挨拶と思いましょう。(笑)』




では、不登校の子に対して、
親は、どんなことができるのか…



『夫婦の足並みがそろうことが大事。祖父母は、登校刺激の電源地代表なので、付き合い方は慎重に。親の会は頼りになる。
先生との付き合い方は、「本音と建前」「対話」「決め台詞」「相談はだめ元で」』
『不登校 母親にできること』より



田中さん曰く
この本には、先生への
脅迫方法も載っているとのこと(笑)

き、気になる…。




『"学校に行きなさい!"じゃなくて、
   "私は、学校に行って欲しい…"というメッセージを伝えることはいい。
でも、期待をかけるのは、あまり良くありません。

でも、何もしないのではなくて、
"選択肢"を
こちらから出しておく。

例えば留学とか、旅行とか…
パンフレットをそっと置いておくとか。

外に出るきっかけとして、
こんな方法があるよ、という選択肢を
こちらから出してあげるんです。』



田中さんの1番のおすすめは、
一人旅をすること!

実際に、今年の夏、D.Liveの生徒さんが
1人で名古屋に行ってこられたそう。

大人と話すことができなかったその生徒さんは、
名古屋で見知らぬ大人に道を聞き、最後まで
1人旅を楽しんで帰ってくる事ができたそうです。


『あと、おすすめは、"今に集中すること"です。
  悩みは、過去か未来にしかない。

今に集中すると、
ストレスが激減するんです』



今…生きているこの瞬間に集中すること。
なんとそれは、訓練でできるようになるとのことです。


"マインドフルネス"


直訳するとマインド(=心)がフル(=満たされている)状態のことで、「今、ここに全身全霊意識を向ける」考えをベースとした「瞑想法」とのこと。

1日、1分〜でもいいので、一点を見つめて集中する。何か頭の中に浮かんできたら、それを受け流す…受け流す…受け流す。

一点集中!

この訓練を続けていくと、一つのことに集中できるようになるそうです。



『人って、一つのことに集中すると、全然疲れないんです。大好きなことに熱中していたら、気がついたら何時間も経っていた…って事ないですか?

子どもたちも同じ。

あの時なぜ…とか
明日、どうしよう…とか
将来どうなるのか…とか

変に、色々考えるから、
疲れるんですよね。

そんな、疲れた状態で、
学校に行けるわけがないんです』





{B4CE2A13-B709-402B-80BD-96AE3338A6AA}



今回、田中さんのお話を聞き、『不登校』について改めて、知る事ができました。

不登校の原因は、一人一人違い、その原因を取り除いたからといって、その子がすぐに学校に行けるようになるわけではないということ。

不登校になったという『結果』にとらわれることなく、なぜそこに至ったか、この子は、どんな道をどんな風に歩いてきたのかを、見る必要があるということ。

一緒に、紐解いていくように。

そうやって、一段一段、ゆっくりと
階段を上っていく。

そうすると、必ずやって来る
「収束」

今回の田中さんのお話は、そんな回復への道筋がはっきりと見えてきました。


何より、実際に不登校に悩んでいる方、将来的に不登校になるかもしれないという不安に悩む方の声を聞き、みんなで悩みを共有し、話し合う事ができて、こういう時間って、ものすごく大切だなと思いました。

『悩み』には、必ず誰かの『共感』が必要なのだと、改めて実感。



今回ご紹介した本、『不登校 母親にできること』は、現在Amazonで販売中とのことです。

私も買おう。





さて、次回のおとなTRY部は…

{6D630DC0-3EF5-40AF-856B-1E237901DF4B}




11月23日(木・祝)
10:00〜12:00

テーマは、

『子どもの冒険 〜かわいい子には旅をさせよう〜』


対象は、小中高校生、大学生…
どなたでも!


冒険?!
旅?!

なんだか、ワクワクなテーマですね!

申し込み・お問い合わせは

kmp.try@gmail.com

090-6672-1754まで。


お申し込みお待ちしております!

以上大江でした。








AD