スポッティドサンフィッシュを釣ったレイクパナソフキーの流出河川の岸辺はとても浅くなっており、水生植物が繁茂していた。そしてその間をいろいろな小魚が泳いでいた。

一番多いのはやはりイースタンモスキートフィッシュだった。だがよーく観察していると、それらに混じって泳ぎ方の異なる魚がいることがわかった。いずれも時折尾柄を曲げたり背びれを開いたり、体全体を傾けたりしたので、セイルフィンモーリーとゴールデントップミノーだとわかった。

ゴールデントップミノーの方は、それまでの2日間で見つけるたびにバークレーのパワーブラッドワームで誘ってみたが無視されたり逃げられたりしていた。なのでセイルフィンモーリーと同様に警戒心が強い魚だと思っていた。ところがこの日はミミズを持っていたので、先端を切ってタナゴバリ極小に通し刺しにして目の前に持って行ったところ、今までの挙動が嘘のように飛びついて来た。単に餌の選り好みの問題だったのだ。使用したタックルはイースタンモスキートフィッシュに使ったものと同じ。

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初めて釣ったゴールデントップミノー。その名の通り体表にはまるで小さな金箔を貼り付けたような模様があり、バックの緑と相まってとても美しい。婚姻色のオスはさらに美しくなる。


カダヤシ目フンドゥルス科フンドゥルス属。最大全長 7.5 センチ。フロリダ州では普通に見られるが、周辺の州では局地的な分布であったり普通には見られない。湿地、細入り江や、緩い流れのクリークや中小河川の水生植物の多いプールやバックウォーターに棲む。水面で主に小型の水生昆虫などを食べる。

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フォートローダーデール西部のキャナルでブラインシュリンプで釣ったゴールデントップミノー

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2013 年 10 月にフロリダ州で釣った老成したオスのゴールデントップミノー


ゴールデントップミノーのハビタット