今だから話せるウルトラクイズ裏話

17年にわたって放送された「アメリカ横断ウルトラクイズ」。構成作家として最初から最後まで関わってきました。放送出来なかったエピソードや裏話を思い出すままに綴っていこうと思います。


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メリカ横断ウルトラクイズのブログで、噂話の中で出たお話にお答えします。
最初の情報は、第4回の何問目かでカットされた問題として「日本では太陽が頭の真上に来ることはない」と出題され、正解は×なのに○だったという噂でした。
私はカットされた問題の事まで現在調べようがないので、水掛け論になる話とお答えしました。
すると別の方から第4回の7問目に出ている、間違った答えだから、証拠もあるのだし私が認めて謝るべきとのご意見を頂きました。

私が第4回7問目を調べると確かにその問題が出題されていました。
正解もとなっていました。
その意味では問題制作の責任者だった私が謝って、この問題に幕を引くという方法も有ります。

でも、ここからは私の弁明です。
最初のコメントがあえてカットされた問題と指摘している理由は何でしょうか?
都合の悪い事は編集でカットして隠している。
そのよう意見だったので、私は問題そのものの記憶が無いとお答えしました。
最初から7問目に出されていた問題が誤問題とのクレームであれば、調べて正当な回答をする事ができたのです。
いま、出題された事実が判明したので、ハッキリお答えします。
放送上でもカットはされていませんでした。

この問題は最初から我々はが正解と判断して出題しているのです。
つまり、クイズは一般的な常識です。
沖の鳥島が東京都の小笠原村に属する日本最南端のサンゴ礁である事は、この問題の裏取りをしていた時に知りました。
厳密には日本である事も事実で承知しています。
でも、日本と言えば普通は人間の住んでいる場所を指すのではないですか。
我々の中で、岩礁は島とは言わないだろう!という意見も有りました。
ウルトラクイズには審査委員会というものがあって、正否の決定はここで行われます。
この問題も、当然審査委員会で討議され、番組としては○で行こうと決まった問題なのです。

我々は単なる海の上に浮かぶサンゴ礁を題材に、「この真上に太陽が来ることはない」など、あり得ない状況を問題にするはずがありません。
従って、この問題はチェックの段階で「沖の鳥島」という調査は上がっていましたが、あえて採用したという経緯があります。

勿論、厳密に言えば沖の鳥島は日本の領地でしょう。
だから×としたのでは、○に答えた人が収まらないでしょうね。
クイズ会議では、その様なクレームがあるという事も予想していましたので、我々は理論武装の準備もしていました。
しかし、当時は全くクレームが来なかったのです。

クイズの正解には、重箱の角をほじくるような事でも隙があってはならないと思ってチェックをしていました。
この問題は、その隙を突いた噂話で、論議をすれば私の負けになるでしょう。
でも、当時は「単なる岩礁を日本と称して、面白い問題を没にするようなは避けよう」というのが結論でした。
岩礁は岩礁であり、それ以上でもそれ以下でもない、これが我々の意見でした。
現在のご時世であれば、ナーバスになるような問題でしょうが、当時は領土問題で世間が騒ぐこともあまりなかったのです。

事情はそのような訳ですから、この問題は確かに存在しました。
ですから、「そのような問題は無かった」と私がコメントしてしまった事に関しては、ごめんなさい。
しかしながら、問題の正誤に誤りがあった、という事に関しては、認めるわけにはいかないのです。
何故かと言えば、番組が承知で出題した問題を、私個人の判断で誤問題と認めてしまったら、他のスタッフを否定する事になってしまいます。
屁理屈のように聞こえるでしょうが、問題に誤りはなかった、これが私の結論です。

沖ノ鳥島

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