今だから話せるウルトラクイズ裏話

17年にわたって放送された「アメリカ横断ウルトラクイズ」。構成作家として最初から最後まで関わってきました。放送出来なかったエピソードや裏話を思い出すままに綴っていこうと思います。


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メリカ横断ウルトラクイズでは、沢山のクイズ問題を作り、挑戦者に出題しました。
クイズは知識を競うゲームですから、勝つためには幅広い分野の知識が無ければ生き残る事が出来ません。
挑戦者はほとんどが、クイズ大好き人間、又は知識に自信が有る、といった皆さんですから、クイズを作る側も相当の覚悟で臨まないと、失望されてしまうでしょうね。
ですから、我々も誤った情報や、誤解を呼ぶような情報で問題を作成する事は出来ません。
そのために、クイズ問題の出典は必ず明記しなければならないシステムにしていました。

クイズの出典で安心できるのは権威のある日本の辞書でしょう。
辞書に書かれてある事は、まず、間違いのない真実である、という考えが大多数の日本人にはあります。
でも、我々は広辞苑でも鵜呑みに信用するな、と言っていました。
人間のやる事だから、若しかしたら誤りがあるかも知れない、という疑り深い考えで、幾つかの辞書を照らし合わせて、完璧となったものが問題として採用されていたのです。

広辞苑


その様な厳しいルールの中で、良く採用された範疇に「四文字熟語」という分野がありました。
他のクイズ番組でも、問題文に言葉の意味が読み上げられ、答えが四文字熟語というパターンはクイズ問題の定番ではあります。

ルトラクイズでも、思いつくままに挙げるならば「岡目八目「温故知新乳母日傘」「画竜点睛」などが問題として出たように記憶しています。
これらは国語の試験などでも、誤解や誤読されやすい熟語なので、それを狙っての問題だったかも知れません。(番組の意地の悪さがミエミエですね)

ところで、今の時代に四文字熟語を改めて調べて見ると、実に素晴らしい日本語だという事が解ります。
漢字の表現ですから、その昔に中国から入って来た教えも数多く含まれています。
でも、我々の先祖が、日常生活や習慣の中から生み出した文字であり、言葉も沢山あります。
四文字熟語は、人間の正しい生き方をさとす言葉がが多く、先人たちの生活や習慣を垣間見る事が出来、日本人って素晴らしい民族なのだという事が実感できます。

しかし、言葉は時代によって変化するという性質もあるので、最近の日本人ならば四文字熟語も変化して良いのかな? という気持ちになりました。

例えば「晴耕雨読」という言葉がありますね。
人間の理想的な生活を意味し、晴れた日には田畑を耕し、雨が降ったら家の中で静かに読書をする、その様な理想的な老後の暮らし方という時に使われます。

スローライフ

でも、現代は「晴耕雨読を」改め「晴耕雨視」の方がぴったり来ませんか?
何故って、 読書よりも映像に親しむ高齢者が圧倒的に多いので、雨の日は昔見損なった古い映画や懐かしいテレビ番組を視る。
これぞ、理想の老後!
こんな提案 馬事東風 と聞き流してください。


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メリカ横断ウルトラクイズのクイズ問題にはスポーツに関する問題も沢山出題されていました。
今年は日本中、サッカーのワールドカップで盛り上がりましたが、スポーツの国際大会と言えばオリンピックがその代表的な存在ですよね。
そこで、この様なスポーツの国際大会をクイズ問題として取り上げた事があったはずだと調べたところ次のような問題がありました。
それは第16回の機内ペーパー・クイズの3択問題でした。

・次の内、最も古い歴史を持つスポーツ大会は?
①インディー500
②ツールド・フランス
③アメリカズカップ

アメリカズカップ


正解

解説
アメリカズカップは1851年より現在まで続く国際ヨットレースです。
その優勝杯の名を大会の冠にした世界で最も古い国際スポーツ大会でした。
因みに、他の国際スポーツ大会に比べると、全英オープンゴルフよりも9年も早く開始されていました。
更に近代オリンピックよりも45年も早く、サッカーのワールドカップより79年も早い時代に行われていた事が解りました。

ついでに、クイズ問題のネタになりそうな近代オリンピックの問題ネタを2、3ご紹介しましょう。
学校の教科書にもありますが、近代オリンピックはクーベルタン男爵の提唱によって、第一回はギリシャのアテネで開かれました。
これは小学生でも知っている知識なので、ウルトラクイズの問題としては超易しい問題になるでしょうね。

第1回オリンピック


しかし、次の情報は結構クイズ問題になりそうです。
第一回の参加者は男子のみのスポーツ大会でした。
優勝者に贈られたのは銀メダルだったのです。
また、準優勝者には銅メダルでした。
何故、金メダルが贈られなかったのか、実は財政事情により、それは理想であっても実現不可能だったというのが真相です。
現在のオリンピック招致で、世界各国が莫大な費用を投じて、招致合戦をしているのを見ると想像を絶する質素なスタートだったのに驚きます。

第1回オリンピック2


本が近代オリンピックに初参加したのは第5回、スウェーデンのストック・ホルム大会でした。
この辺の情報は、当時全国に誕生したクイズ研究会の予想問題で多分研究されていた情報でしょうから、我々はあえて問題にするのを避けていました。
また、我が国最初のオリンピック選手として有名なのは、マラソンの金栗四三(かなぐり・しぞう)選手で、この方は箱根駅伝の開催に尽力するなど、 「日本マラソン界の父」と呼ばれるなど、功績が大なので、問題としてどこかで出題されていたと思います。
この様に考えてみると、ウルトラのクイズ問題は、知識の隙間を狙って作っていたので、問題作者にとっては狭き門 だったのが解ります。
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メリカ横断ウルトラクイズで、アメリカの中をアチコチ旅をしましたが、スケールの大きさに驚かされる事が度々ありました。
アメリカを訪れた観光客が、最初にびっくりするのは食べ物の量の大きさでしょうね。
ステーキでも皿の上に載せて出てきた肉の大きさに仰天します。
普通の女性なら、一目見ただけで「こんなに食べられなーい!」と悲鳴を上げた経験者も多いと思います。
飲み物でもカップの大きさは桁外れですね。
また、若い女性が大好きなフルーツ・パフェなどを頼んだら、その大きさの度肝を抜かれてしまいます。
「大きい事は良い事だ」という流行語がありましたが、アメリカ的なサイズは全てに於いて大きいというのが、各地を歩いて感じた印象です。

の様な中にあって、我々もロケハンで仰天したのが映画の撮影所の大きさでした。
ハリウッドは映画の本場ですから、セットも何も大きいだろうと想像していました。
そんな中でハリウッドの郊外にあった戦争映画専門の牧場、フェルナンド・バレーという場所を訪れ、そのスケールの大きさにショックを受けました。

San_Fernando_Valley


ここにはベトナムのジャングルもアフリカの砂漠も、更にヨーロッパの田舎の村まで揃っていたのです。
シルベスタ・スタローンがベトナムのジャングルで暴れまわった「ランボー」も、この場で撮影されたのか、と映画のシーンが頭を駆け巡ります。

ランボー


ハリウッドの数々の戦争映画を思い出すと、いつでもこの場所で戦闘シーンが撮影できる状況でした。
その中で、圧巻だったのはあの懐かしのテレビシリーズの「コンバット」や名作映画「サハラ戦車隊」などで活躍したであろう実物大の戦車がずらりと並んでいた事です。
説明文によればM24戦車、M48パットン戦車、みんなエンジンを掛ければすぐにも動くように整備万端なのだそうです。

この場をロケ地に外す事は出来ない、という事で実現したのが第11回の「1対1、戦車ロシアンルーレット早押しクイズ」でした。
ルールは1対1の早押しクイズで正解すると相手を戦車砲で打つ事が出来ます。
用意された戦車は5台で、弾が発射できるのは2台だけ、その他はハズレです。
但し、どの戦車に弾が入っているのかは誰も知りません。
知力、体力、時の運、まさにウルトラクイズの本領発揮の場面です。
即ち、運が良ければクイズに負けても次のクイズに賭ける事が出来る、ロシアンルーレットという訳ですね。
小さなピストルのロシアンルーレットというゲームは知っていても、まさか戦車砲でロシアンルーレットとは?
この計画を聞いた撮影所の担当者も、我々の番組をクレージー! とあきれていました。

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メリカ横断ウルトラクイズの思い出を書いていますが、結構な出来事を忘れている場合も有ります。
先日、「黄色いハットが立たない」というお話を書いたところ、早速、同じような経験談をコメントで戴きました。
コメントを下さったのは第11回のクイズ王だった、稲川良夫さんでした。
この時の出来事は、私はすっかり忘れていましたが、稲川さんのコメントでようやく思い出しました。
稲川さんのコメントをそのまま転記すると、次のような状況でした。

『ハットが立たない、は初めての事だったようですが、ハットが戻らないというのは11回でもありましたね。しかも、ニューヨークの決勝で。
この時は本番が始まってから、僕のハットが戻らないので、手でいちいち戻しています。映像を見るとちょっと奇異に見えますが、決して僕がオーバー・アクションをしている訳では有りません。ビデオをお持ちの方はご確認ください』

とのコメントでした。
稲川さん、有難うございました。
第11回の決勝戦はウルトラ史上初めて3人の皆さんによる決勝戦でした。
機内ペーパーテスト7位の大学生高橋さん。
第5位の短大生山賀さん。
それに名古屋から敗者復活の稲川さん。
何れもクイズの実力者の対決でした。

11回決勝


の時の言い訳をさせていただきますと、機械の不具合を事前にチェック出来ずに本番中に発生しました。
番組は生放送ではないので、本来なら撮影を中止してハットを調整の後に、再開するべきだったかも知れません。
しかし、演出陣も司会の福留さんも、調子良く流れている決勝戦の雰囲気をそのまま続けるべきと咄嗟の判断をしたのだと思います。

普通のチェックポイントだったなら、当然機械の調整を行った後にクイズを行うべきでしょう。
でも、決勝戦の張りつめた雰囲気は一度中断してしまっては、再び同じような場面は作り難いのです。
その辺の事情を考慮すると、咄嗟の判断は正しかったと思います。
稲川さんには、余計な作業が負担になって集中力に支障があるかも知れない、と我々は思いましたが、その様な心配も余計なお世話、堂々とダントツの強さで王者になりました。
2人のライバルを引き離してのゴールイン。
チャンピオンは 強い を強烈に印象付ける決勝戦でした。

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