今日は世界糖尿病デー

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 国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が定めていた11月14日が、2006年に国連総会で「世界糖尿病デー」と
指定されました。
 
 世界中で糖尿病が増加しており、合併症によって亡くなる方も増えているため、これを減らそうというキャンペーンです。 
 日本各地でもブルーライトアップをしたイベントが予定されています。

 国内でも40歳以上の3人に1人が糖尿病か予備軍と推定されているので、健診を受けましょう。そして、要受診とされたらお近くのクリニックを受診して下さい。

 

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糖尿病と膵がん

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 糖尿病の死因で最も多いのは血管障害(腎不全、心筋梗塞、脳卒中など)に次いで癌です。

 癌の中では、肝がん、膵がん、大腸がん、子宮がんなどが糖尿病のない人より発症率が高いとされています。
 そして膵がんに関しては、診断時に50%が糖尿病を合併
しているとされています。
 
 血糖コントロールや合併症のチェックとともに腹部超音波検査などを受けることも大切ですよ。

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マグネシウム

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 福岡県久山町の約2000人を約20年間調査した結果、豆や海藻などに含まれるマグネシウムを沢山摂取すると糖尿病の発症率が約3割低下することが先日の日本糖尿病学会で九州大学から報告されました。
 糖尿病で問題になるインスリン抵抗性にも有効性が示唆されるそうで、今後の研究に期待が高まります。

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糖毒性

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 血糖が高い状態が続くと膵臓がダメージを受けてインスリンが少なくなります。また、インスリンにより糖が血液中から筋肉などの細胞に入ってエネルギーになるので、インスリンが出ないとさらに血糖が高くなります。さらに高血糖が続くとさまざまな合併症を引き起こすのです。
 
 このような時にはインスリン投与が非常に有効で、昨日の記事はその一例です。皆さんはインスリンを始めると一生続けなければならないと思い込んでいる方が多いと思います。

 最近は早期に導入し膵臓を助けるとまたインスリン分泌が回復してまた内服に戻ることができたり、合併症も減ったりすることがわかっているのです。

 ひとつの目安はHbA1c8%です。もちろんインスリンが
一時的でも、食事・運動療法は一生必要です。

インスリン

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 先日インスリンを導入したご高齢の方が、「最近疲れなくなりました(笑)」と喜んでくれました。沢山の飲み薬を使ってもHbA1cが下がらず、1か月に渡って説得した甲斐があったなと嬉しくなりました。猛暑の中だったので、熱中症や糖尿病性昏睡が心配でならなかったのです。
 「今まで全て一人でやってきたから、検査結果も家族に見せなかったんです。」といろいろ話してくれました。血糖も順調に低下しているので、また内服に戻れるかもしれません。

シックデイ

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 糖尿病の方でもご存じない方が多いようですが、とても危険な状態なんです。カタカナだとシックりこないですが、sick病気という意味です。糖尿病の方が風邪や胃腸炎になると食事ができなくても血糖が上がるんです。
 
 元気なときに検査などで食事を摂らない場合に糖尿病の薬を飲んだり、インスリンを打つと血糖が下がり過ぎて危険ですが、
Sick dayの時は普段以上に血糖が上がるのでむしろ増量する場合もあるんです。これは生体防御反応の一つ で、糖尿病の方は病気によるダメージが大きいので病気も重症化しやすいのです。
 
 基本は①安静(ベッドで寝ること)、②十分な水分補給、③十分な内服、インスリン投与、④血糖測定です。ダメージの程度、ご本人の体力、使っている薬によってさまざまなので医師に相談してください。
 

糖尿病

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 スウェーデンのMarcus Lind先生がアメリカ糖尿病学会で発表したデータによると、診断から1年以内にHbA1cが1%
低下
すると15年後の死亡率が21%低下するそうです。 
 主に心筋梗塞を予防できることがその要因だそうですが、この間糖尿病のコントロールを良好に保つことが必要です。
 
 それにしても、21%も死亡率が低下するなんて驚愕ですよね。