寒い日には、濃い色目を選びがちですね。
そんな時には、帯の色目で春を感じてもらいましょう。
この着物は、付け下げ柄の着物ですが
無地の着物として着たくて、裾の模様は下前に入る様に仕立てを頼みました。
ですから、帯の下には、前にも後ろにも模様は無くて
色無地と間違えるのです。
ところが左の胸と内袖に、右の背と外袖に丸文があります。
そこで「これなんて着物?」って、よく言われます。
チラッと下前の模様を見せてあげますフフフ・・・。
地色は好きでも、あまりにも模様が可愛かったので・・・遊んじゃいました。
上半身にのみ、花の丸文があるというものです。
※ 縮緬の深い朽ち葉色の着物です。
帯は唐花文の袋帯です。
生徒さんの中に、ご夫婦で式典に参加してこられた方が居られます。
東京での表彰式は、300名ばかりで
そのほとんどが、着物での参加でした。・・・と報告を受けました。
相談を受けた時に、一つ紋の色無地が一番無難でしょう。・・・と返答。
彼女の宝尽くしの地紋の色無地は、そんな場にぴったりの装いです。
帯も金糸銀糸でモダンに織り上げた、袋帯で格調高いものでした。
栗色に近い色目でしたが、菱の中に綺麗に並んだ宝尽くしの模様は
お目出度い席に着る、取って置きの一枚です。
年齢的にも相応なもので、派手な訪問着や付け下げの中で、
きっと、燻し銀の輝きを放ったことでしょうね。
※ 着物好きの人には、好きな色目で年相応の
一つ紋の色無地の着物を、 一枚は持って欲しいとお薦めします。
いざと言う時に、きっとあなたを助けてくれることでしょう。
先に書きました、足にそぐわない足袋のこと。
若い人に多い、シワシワ足袋の話です。
タビックスを、足袋の中に履くと暖かいのと
幾分シワが、無くなるかもですね。
足袋の上に履く、ポリエステルの伸びる足袋
この足袋は、お茶のお稽古に行かれる人が
道中履きとして、履かれるように聞きました。
お茶室では、汚れていない足袋でお稽古出来ます。
二枚履くと暖かい上に、彼女の足袋にシワは無しでしたよ。ワンサイズ小さい物を、履くことも有りです。
足袋にアイロン派の私が、細かすぎるのでしょうか