前に「名前の由来」で源氏物語の女の名前をIDにしたこと、書きました。

「源氏物語」というタイトルはみんな知ってても、漫画じゃなく
原文を(もしくはその現代語訳を)読んだことがあるって人って、
何人もいないと思う。

かくいうあたしも、大筋は知っててもまだ全部通して読んだことない。
しかも、必要に迫られたから、ある程度とばしとばし、
もしくはある箇所をじっくり読んだけど、
そうじゃなかったら読む気にはならないかも、確かに。
長いし、出だしがつまらないし、文が読みにくいし、だからなあ。

でも、でも、世界の文学の中でも最高傑作、というけれど、本当に、そうです。
読んだら、わかる。読まなかったら、わからない。

トラバはれるブログあるかなと思って探したけれど、
良さが全くわからない、って言ってる人もいて、あらすじだけ知って
読んだ気にならないで中身を全部読んでから言ってよ、
って思ってちょっと悲しくなっちゃいました。

光源氏が女をとっかえひっかえする話、といっちゃえば終わりだけど、
それだけの話じゃない。
女一人一人の、女としての悩みがそれぞれ違うパターンで書かれていて、
それが現代の私たちの悩みと全く変わらなく、本当に自分の姿に重ねて
共感したり、考えたり、できる。おもしろすぎ、なのです~
特に、浮舟のあたりはどろどろの、昼ドラに近い感じっていってもいいかも。

もう一人源氏物語好きの人がいれば一日、語れます、あたし。

ああ~、この文学の良さを伝えられないのがモドカシイ~。


ところで、
源氏物語をあらすじだけでも知りたいっていう方のためにご紹介。
あたしが高校の時はクラス中の生徒がとりあえず「あさきゆめみし」(漫画)で
あらすじをおさえたもんですが、
こっちの方がわかりやすくって、源氏物語を読んだ気になれるのでおすすめ。

「まろ、ん?」
大掴源氏物語   著 小泉吉宏


一帖8こま漫画で構成されていて、かわいく、かなり中身を熟知したうえで
まとめてる、って感じ。ちょっとしたフキダシのセリフとかも、すべて
重要なポイントを押さえていて、無駄がないのに感心しちゃいました~。

って、なんだか興味ない人にはつまんないブログにしちゃったなあ、
ごめんなさい。
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コアな読者の方からID「ukifune]ってなんか意味あるの?との質問を受けた。

浮舟なんですね。

といってもこれでわかる人はほとんどいないですな。
紫式部「源氏物語」の主要女性の一人。もっと詳しく言えば、光源氏亡き後の
宇治十帖ででてくる最後の女です。

浮舟の詠んだ
「橘の小島の色はかはらじをこのうき舟ぞゆくへ知られぬ」
(水に浮く小舟のようなあたしの身はどこに漂っていくのだろう・・・)

「心こそうき世の岸をはなるれど行く方も知らぬあまのうき木を」
 (これから先どうなるか行方も分からぬ浮き木のような身だわ、私は)

ちょっと最近ココロが弱っていたときに、なんとなく、今のあたしにピッタリだ・・・

(これから次々転勤して歩くし、実家近くには戻れそうもないし。
ばあさんになったときどこに住んでるんだ?たった一人の愛している人、
じゃあないかもしれないダンナと一生暮らしていけるのか?
何を拠り所にすればいいの?)


と、この浮舟の歌と、浮舟の身の上↓↓を思い出していたことによります。

 浮舟というのは、二人の男(薫&匂宮)の板ばさみとなり
入水自殺をはかるものの死に切れず、どうにか出家して尼になるものの、
なお悩みは続く・・・簡単に言っちゃうとこういう人。
ちょっといろいろ背景・悩みはもっともっと深くあるんですけどね。
ここでは説明しきれません。

とにかく、この女は自分の浮き世=憂き世を嘆き、なんとか自分にとっての
安住の地、生き方に向かおうとする。(とあたしは解釈してる)

自分の後見人(薫:頼りになるから安心かな、という認識)よりも
自分としては匂宮(情熱的)の方を無意識に愛してる。
→過去として振り切ろうとする

ハイハイ、あたしはちょっと共感できますね~
と、いうことなんです(^~^;

ただ、単に登録したい名前がことごとく弾かれた時に、ふっと思いついただけですけどね。

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書評のブログで最近のってたので思い出したが、あたしもこれけっこう前だけど読んだ。
元の「結婚しないかもしれない症候群」も読んだような気がするが10年前ではないのは確か。
おそらく最近だと思う。(本好き乱読派)なのであまり覚えてない。

あたしはバブル時代お子様だったので(小学生~中学生)、あんまりバブル時代の記憶がないが、これを読むと、「時代」の影響というか、世の中の当時の熱狂ぐあいとか。それが人々に多大な影響を及ぼしていたんだなあ・・と強く思ったのが記憶にある。

ダーリンは会社の人でバブル期に入った人はのんきな人が多い!と以前からしばしば怒る。
しかも同じ世代が妙にたくさんいるらしい(あくまでダーリンの周りです)

あたしたちは就職内定率最低を記録したぐらいの時期に就職活動した人間。

ちょっと前の漫画とか本とか読むと8個内定もらって、企業が旅行券とかで学生を釣る、みたいな描写、普通にあるもんね。それが当時の普通だったんだ。


結婚しなくてもいいや、と思う人はいつの時代もいると思うし、その共感は昔は「結婚しないかもしれない~」で呼び、今は「負け犬の遠吠え」で呼ぶのね。

うん、あたしも正直、結婚って、30すぎ、むしろ40近くでするとちょうどイイんじゃないかって思うときある。
ただ、子供をつくる問題が残ってしまいますが。

このままでいくと西暦3000年だかには日本人7人になるって統計あるそうじゃない。

結婚すると、一人では絶対味わえなかった結婚のよさもあるし、
しなくてよかったんじゃないかって思うときもある。難しいなあ。

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蛇にピアス

受賞作品つながりで けっこう前に読んだ「蛇にピアス」。

村上龍サンの本に似てる・・・というのが第一の感想。「今風の作品」というだけで片付けられないパワーもあり、現代社会の若者のココロの闇?と主人公のキモチが痛いほど沁みる。
後半のスピード感も一気に読ませ、まとまりもあり、確かに賞取るかな、コレは・・・と思った。
が、読後、ちょっと雰囲気が似ている作品として「限りなく透明に近いブルー」(題名あってるかな?村上龍サンの)が思い浮かび、あの作品は凄かった・・・とそっちに思考が反れてしまいました

「蛇にピアス」もあたし的にお子様には絶対読ませたくない過激な内容ですが、この作者の2作目「アッシュベイビー」。

図書館に返す時(また図書館かよ!笑)ダーリンにどうだった?と聞かれ、

「うん、ちんこ、まんこ、の羅列だった」と答えたあたし。

けっしてあたしが異常に下品なんじゃあありませんよ~
過激を通り越してちょっとグロかったですね・・・
ただ、主人公の女の子の切ないくらいヒトを求める気持ちには 「うんうん、わかるわかる~」と声にだして(!)同調してしまったけど。

相変わらず、感想になってるんだかなってないんだか、上手く表現できなくてモドカシイ。
国語は得意なくせに読書感想文がめっちゃ苦手だったの思い出した。
あれれ、全然ダメじゃん、、、!

蹴りたい背中

話題になった芥川賞受賞作品。
図書館で予約待ちしてしまいました。

さらっとただの高校生の日常を書いていて一見つまんない作品のようだけど、違う。
はじけんばかりの、そしてちょっと不安定な青春時代、思春期ってこうだったよなあって感じ。
キラキラ、ぴちぴち、って音がする気がした。読み終わって思わず唸ってたあたし。
  うう~ん。
この主人公の学校、友達付き合いでのココロの置き場のない感じ?うまく言えないけど、わかる、わかる。

前作「インストール」はちょっとイマイチかなあとか思ってたけど、「蹴りたい~」は全体的に完成されてる。文章も良くなってる。いい、イイ!

本好きあたしは「推理小説のみ専門のダーリン」に図書館への道のり、この本の
ちょっと掴みにくい「良さ」を延々語り続けるのでした。

・・・ちゃんと聞いてくれてたんだろか?


主婦なら手作りパンのひとつでもつくって朝食に出したい、子供に食べさせたい、と思うもの。あたしもママがパン作り趣味のため、このありあまる昼間の暇時間にパンでも作るかあ!と思った。

しかし!!そこでめんどくさがりのあたしは

パンって 「こねる」のが腕つかれるぞ絶対・・・
     「発酵」って温度調整が難しそうだし、作ってる途中で何時間も待つのヤダ。

と敬遠してたのでした。

だが!い~いパンの作り方に本屋で出会ってしまった。
それが 電子レンジ でできるパン作り。

「こね」は無し、「発酵」はレンジでチーン!
賞味一時間半もあればホクホクのパンができてしまうのだー!!

素晴らしい!なんて素晴らしい!!

というわけで、いそいそといろんな種類のパンに挑戦してみたりして大満足のあたし。そう、自分の満足感が一番よね。