当社では連日のようにオイル交換をしています
そんなオイルについてお話したいと思います
長くなりそうなので今日はガソリンだけね
現在の200系ハイエース・ガソリン車のトヨタ指定エンジンオイルの粘度は
0W-20
でございます
硬いか柔らかいかで言えば柔らかい
って言う表現で良いのかどうかもよく解りませんが
ちなみにプリウスなんかもこの硬さが指定粘度だったと思います
アクアなんかで言えば
0W-16
が指定粘度って事は、もっと柔らかい乱暴な言い方をすればもっとシャバシャバ
この表記の意味が曖昧な方の為にこの表をどうぞ
もう一度勉強タイム
基本的には、数字が少なくなれば少なくなるほどシャバシャバになっていくっていう事です
簡単に言えばね
よって、ハイエースのトヨタ指定粘度の0W-20というオイルは、かなりシャバシャバって事になります
ココで問題なのは、何故トヨタの指定粘度が0W-20と低粘度なんだろうって言うことなんです
答えは簡単
燃費をUPさせたいって事
粘度が低くなればシャバジャバになる
シャバシャバになればエンジンの中にはピストンだのクランクシャフトだの色々な物が入っていて、それが動きます
オイルは本来、その動くパーツの擦り合わしの潤滑剤としてエンジン内部をを保護すると言う一番大切な役割があります
その潤滑油の粘度が高い(硬い)と粘り気によって動きが鈍くなりますよね
鈍くなるって事は、抵抗になるって事と同じですから、燃費が悪くなるって事です
エンジンにとって必要なオイルなのですが、燃費に関して言えば邪魔と言ってしまえば邪魔な存在だったりして
でもオイルが無いとエンジンが焼き付いてしまいますから、無くてもダメ
水のようにシャバシャバなら抵抗も少なくなるのでエンジン負荷も少なくなるので燃費がUPしますからねぇ~
「だったら、水みたいでもオイル入っているんだし、トヨタさんの指定粘度なんだし、お前がいちいちシャシャリ出てくるな」
って声が聞こえてきそうですが、ココにもやはり本音と建前が関係するんですねぇ~
僕の友達にトヨタのディーラーマンがいます
その子は、トヨタ1級という凄い免許を持っている子です
その子の働くディーラーに遊びに行った時にオイルタンクからオイルジャッキにオイルを汲んでいるスタッフがいたんです
トヨタディーラーのオイルタンクですからねぇ~400Lは言い過ぎかも知れませんがかなり大きなタンクのコックをひねると水道水のように飛び出すような感じにオイルが飛び出してきてジョッキに注ぎ込まれていました
水道ってこんな感じにドバドバ吐出するでしょ
オイルってこんな感じにおトロミがある物ですからね
あまりに勢いがあってオイルとは思えないくらいの水道水のように勢いがある状況をを見て僕が意地悪に
「あのオイルっていいの」
って質問したら、答えは
「車(エンジン)にとったらあかんに決まってるやろ」
って言う答えでした
「本来はトロミがある粘度が高いオイルの方がエンジンにとっては、ドライスタートにもなりにくいし油膜も厚くなるので好ましいけど昨今の日本車は燃費燃費という低燃費の追求から、本来のオイルの役割を無視してオイルを選定している」
とまで友達は言ってました
乱暴に書いてしまうと、上に書いたオイルの一番大切な大切な役割を無視して指定オイル粘度を低粘度にしているって事になってしまいます
定かな記憶じゃありませんが、アクアも最初は0W-20の指定粘度だったのが、ホンダ・フィットの燃費の影響だっとと思いますが、途中で0W-16と燃費数値を良くするために変化した記憶があります違ったかな?
本当であれば、エンジンを長持ちさせる為に高い粘度の指定オイルにしたいが、なにしろエコ!エコ!と省エネ基準の日本ですから、0W-16のシャバシャバオイルになるのは、仕方ない事なのかも知れませんねぇ~
車が長持ちしたらメーカーさんは車が売れなくなってしまいますからね適度な距離で壊れるのをメーカーさんは望んでいるかも知れませんよ
本音と建前って事で丸く収めておきましょう
そんな事実を頭の中に入れた上で当社のガソリン用ルブロスオイルは5W-40と指定粘度と比べると硬めのオイル
「って事は、ルブロスオイルを入れると燃費悪くなるって事」
と思われた方挙手
そう思って頂けたのであれば、今日のブログをちゃんと理解して読んで頂いた事です
ありがとうございます
普通の考えであればその考えでOKその考えでトヨタさんも燃費を上げる為に0W-20にしていますから大正解
しかし、当社のルブロスオイルに交換した人から、
「燃費めちゃくちゃ悪くなった」
というクレームは頂いておりません
「むしろ燃費が良くなった」
という意見の方ばかりです
本来の考えであれば粘度が高くなって粘りが強いから、抵抗が増えて燃費が悪化というストーリーが成り立つのに
粘度が高いのに燃費が良くなる
といった逆の効果になるコレって完全なる矛盾ですよね
この矛盾を説明してみましょう
ルブロスさんと当社の考えは、エンジン内部を傷つけたく無いし、エンジンを長持ちさせたいって事から5W-40と言う粘度に選定
コレくらいの粘度の方が望ましいと思っています
今日はこの粘度だけは、難しく考えずに鵜呑みにして下さい
問題は何故、燃費が硬いオイルで上がるかですから
それは、せん断力です
せん断とは物体をはさみで切るような作用。
物体のある断面に平行に、互いに反対向きの一対の力を作用させると物体はその面に沿って滑り切られるような作用を受ける。
これがせん断作用で、このような作用を与える力をせん断力といい、このせん断力により物体の断面に生じる内力をせん断応力というらしい
なんか小難しいですね
小難しいというより解らない
簡単に言ってしまえば、粘りがあるがキレもあるっていう不思議な現象のオイルって訳です
・粘りでエンジンを守ってくれて
・キレてほしい所でキレて燃費を良くする
って言えば分かりやすいかな
モーゼの海割りみたいなもんです
話が全く違うかな
毎回毎回ブログにルブロスオイル登場するけど、半信半疑の人も多いとは思います
でもねちゃんとした理由で粘度があっても燃費が良いように作ってもらっているんです
あまり、鉱物油だの化学合成油だの言っても解らない人の方が多いと思います
だって僕だって解らないもぉ~~ん
自分の書いているブログには責任を持ちます僕の事が嫌いな人でもルブロスは嫌いにならないで下さい
またフザケてますね
フザケて書いているのは僕だけでルブロスさんは本当に真面目にオイルを精油してくれていますので信じて下さい
小難しい事を書いて誤魔化したって意味ないし僕は、オイルで気持ち良く走れるか走れないかそれが一番大切だと思ってます
せん断力で素敵なオイルに仕上がってますのでゴールデンウィーク休みに向けてオイル交換してみませんか
高くても寿命が短いオイルなんて僕はオススメしません!7000km持つオイルですから、安心して下さい
貴方が入れている高級オイルは何キロ保ちますか高級になればなるほど寿命が短いオイルじゃありませんか
心当たりがある人は、一度ルブロス試して下さい
では、また
名古屋店より かみむら
※5月はフェリソニキャンペーンを各店舗(大阪店・名古屋店・埼玉店)で開催中ですお持ち帰りも可能ですのでご検討お願いします