ルンペン放浪記

労働者のありったけ


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●頻発している“不当逮捕”“紛らわしい冤罪”“開いた口がふさがらない裁判”“嘘の労働審判”を、「またか」と、見過ごしているかぎり、隣近所や、福祉の現場、職場や家庭、生産ラインのあたり、介護施設や病棟の、いたるところで、“よるべのなさ”を腹一杯かっ喰らわされて、血を抜かれ、上手に殺害されるというような明々白々な、人為的“犯罪”が、一秒刻みで行われているとは、SSS ・浦和第二寮(さいたま市緑区東浦和2-58-6 048-810-5880)に知りあいのホームレスを訪ねて、施設長ほか、六人に襲いかかられ、つまみ出されたときから、よく、わかっていた。


それから、一年ほどして、飯能河原からSSS ・川越寮(川越市野田町1-7-4 大川施設長 049-291-2002)に閉じこめられた別の知りあいが、うまく口実をつくって“逃亡”の相談にやって来た。
ひとりでSSSに、一発、がつんとぶちかまそうという腹らしい。
そうとわかれば、逃亡幇助こそ、最も戦慄的な、わくわくどきどき、だ。
何週間も、額をあわせて打ち合わせした結果、「どうにもならなくなったら、大立ちまわりをして、わざと警察に捕まろう」と示し合わせ、まんまとやつも、六万ほどを踏み倒し、ついに、やっこさんなりの、たくましい雲隠れをはたした。

どんなもんだい!


さしさわりがあるので具体は割愛するが、時効が成立したら、もっと詳しくご報告出来るだろう。

今は、やっこさんの無事を祈りつつ、ここに、さしさわりのない訴え(内部暴露)の一端を紹介したい。●


*********                                        *********


おれたちにバンをかけて来るやつといえば、強盗か詐欺師か偽善屋さ。
いちばんおっかないのは、福祉のやつらだね。
とりわけ、業界ナンバーワンのNPO法人・SSS のアウトリーチ野郎がバンをかけてきたら、なにをさしおいても飛んで逃げるがいちばんさ。


やつらにかかると、昨日までのおれたちゃまたたく間に、三重苦をぶらさげた腑抜けに様変わりしちまうのさ。

天井が焼け落ちようが、あっちちとも感じゃせん。

津波に襲われても、アップアップするなんてことはない。しゃべる気力もない。なにを見ても、無感動、無気力、無反応の、つまりは、徹頭徹尾異論の余地のない生きる屍になっちまうぜ。


嘘と思うなら、一度こっそり覗いてみることさ。

そりゃ屋根もある。個室はアコーデオンカーテンで仕切られている。テレビも蒲団も枕も毛布にもありつける。パラパラした汚染米だが、昼飯はないけど朝飯(6:00am)も晩飯(4:00pm)も、隔日に十分間(ムショは十五分間だが)の風呂にもありつける。場合によっちゃ冷暖房も使わせて貰える。タバコも吸っていい。かくれて、こそ泥みたいに酒だってやれる。そいつは、事情を知らないやつにかかれば、食い物に事欠き、うかうか寝ることもできない乞食暮らしにくらべれば、お大名暮らしじゃねえか、といわれるかもな。


文句いっちゃ、罰があたるぜ、と。


ところが、どうして!
どうして!どうして!
何千人(SSS だけで約五千人)もいるというのに、どんなに耳をそばだてても、どんなに目玉をこらしても、しーんと静まりかえっていて、人の気配というものがないのさ。


地獄どころか!


そこには、なにをするにも、こそこそ、こそこそさ。食うにも、寝るにも、歩くにも、垂れるにも、怪我でもしているみたいにおっかなびっくりで蠢いている屍しかいないんだぜ。
五体満足のやつは、そいつらを目のあたりにしたとたん、なにをさておいても飛んで逃げるぜ。

鞭の痛さを知ったやつは、鞭をみるだけで震えあがるというからな。

持ち物検査、下着、靴下、カミソリといった日用品の押し売りを受け入れ、門限から箸の上げ下ろしまで、何から何まで、あの手この手の禁止事項をはめられ、私物も、所持金も、印鑑も、肌身離さず持ち歩いていた年金手帳も身分証明書も取りあげられ、いわれるがままされるがままに、恥じいり、縮みあがって、野性の気迫を奪われ、いわれのない“改悛”にこれひたすらつとめ、“善導”された家畜ばかりさ。

まっとうなやつなんて、ひとりもいねえぜ。



生活管理
(出かけるときも、帰ったときも持ち物は全部検査、買ったものまで、領収書を添付して報告書に書くんだと!)


SSS にぶち込まれて三月もすると、みんな、脳味噌から金玉、胃袋にいたるまですっかり抜き取られちまうのさ。


どうやってか?

薬物で、か?
ロボットミーで、か?
それともヤットコで、か?


とんでもない!
そんなものなら、鉄砲玉も同じだ。
飛んでくるのが見えりゃ避けようもあるってもんさ。

やつらは、チクられるようなやばい橋は渡らない。
殺人罪に問われるようなドジは、けっして踏まない。
つまり、飛び道具も、拘束衣も、棍棒も、薬剤も、メスも使わない。溶鉱炉に放り込むためにコンテナ・トラックを列ねておれたちの袋詰めを運ぶようなばかはしないのさ。


かわりに、おれたち、ホームレスのなかから、ごろつきを捜し出し、鼻薬を嗅がせておいて、おっぽりだしておけばいいのさ。

時給七百三十二円を払って、やつらのことばを使うと、おれたちを“管理”“監督”させ、生きる屍になるように“善導”させるわけさ。
そのためにこそ、おれたちのみじめさ、よるべなさ、天涯孤独、絶望の泥沼、恐怖のありかを、骨の髄まで知り抜いているホームレスを、やつらの施設長と日雇い職員に抜擢して、個室と酒代と腕章を与え、くそのたれ方、廊下の拭き方、茶碗の伏せ方、洗濯物の取り込み方と、一挙手一投足の、なにからなにまで、がみがみ、いちゃもんを付けさせ、歩くことはもちろん、息を吸うこともできないまでに、ぶちのめすわけさ。
とことん“改悛”するまでに!
“善導”して、二度ととんずらこけないまでに!


想像しても見ろ。


同じ畜生を “善導”する役目を授けられ、いじめ手当のご褒美までいただいたやつらの、欣喜雀躍ぶりを!
昨日までの惨めったらしさをぶちのめすときの毒々しい情念を!
奈落の底に蹴落とされたやつが、蹴落とす役目を授かったときの、優越感とおののきを!
今こそ、思い知らされてきた屈辱を、何千倍にして返さなきゃならん!
とことん、復讐しなきゃならん!
その情念は、止めようがないぜ。
やつらは、哀れな生け贄を前に、舌なめずりし、血まなこになってあらを探し、いちゃもんをつけ、文句たらたらを浴びせかけ、のみの心臓までに縮みあがらせておいて、こういうのさ。
「お前は、生かしてもらう有難みもわからんクズさ。悪いが、これから荷物をまとめて、とっとと出て行け!」と。


そりゃ、だれだって、ちんちんまで、震えあがるぜ。

体が弱っているときの野宿がどんなに過酷なものか、おれたちは、いやというほど知っているからね。
ますます衰弱し、やがて動けなくなってその場で垂れ流し、鼻が曲がるなんてもんじゃない。のみもしらみも逃げ出すまでに腐り果て、悪臭ぷんぷん、髪の毛なんか、ごわごわの団子になっちまうのさ。


こわいのは、ごろつきをけしかける天下り理事長だけじゃねーぜ。取り巻きの理事や本社勤務のいいとこの坊ちゃんお嬢様だけじゃない。こわいのは、そいつらお歴々を憎み、ひれ伏して、泣いてお許しを乞うみじめったれが憎くくって、憎くってたまらない仲間内のやつらのほうさ。
身内こそが、身振り、手振り、口のひん曲げ具合、目つき、言葉つきで、おれたちを心底震えあがらせるコツを知り抜いているからな。


役所にだまされてSSS に送り込まれたら、それこそ一貫の終わりだぜ。
自らすすんでストレッチャーに括りつけられることを望むよいよいへと、生きる屍へと、申し分のない廃人へと“善導”され、濡れ手に粟の食い物にされるんだぜ!


くわばら、くわばら!


福祉のすけこましばかりか、どこを見ても強盗ばかり、生き血を吸うやつ、魂(たま)を抜くやつ、ありとあらゆる殺人鬼が、罠に引っかけようと血まなこになっているぜ。おまけに、いくらひったくってもお咎めがないとなれば、むしろ、「街の美化運動」に貢献したとして金一封までちょうだいできるとなれば、無理もないことだが、仕事の抜けた飯場経営者、土建屋、不動産屋と、真似しいがあちこちから飛びついてきて、今では、猫なで声どころか、アウトリーチ野郎のにぎりめしどころか、拉致、野犬狩り、恫喝、強盗の、もうひとふんばり仮借ない破れかぶれがうろつくようになったぜ。


おれたちみたいな、まっとうなホームレスは、いつの間にか、枕を高くして寝るなんて、からっきし、できねー世の中になっちまったな。



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