みなさん、こんにちは。
衆議院議員 うえにし小百合です。



昨日3月23日の法務委員会で質問をしましたので、

その内容の一部をお知らせさせていただきます。

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去る27日のTBSさんの「サンデージャポン」
という番組内で元衆議院議員の杉村太蔵さんが
覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された
清原和博氏に対して発した「永久追放」という言葉に
“更生保護”の観点から反論した212日の
私のブログがマスメディアで取り扱われ、
様々なご意見が私の元に寄せられましたし、
法務大臣も所信表明で“再犯防止対策の推進”

について言及されていますので、

テーマのひとつに“更生”を取り上げました。


~上西小百合オフィシャルブログ(212)

http://ameblo.jp/uenishi-sayuri/day-20160212.html




「犯罪はゆるされることではない!」

これはわざわざ言うまでもありませんが、

3割の再犯者によって、約6割の犯罪が

行われているという調査結果もあるように

再犯にはしる人は決して少なくありません。

この現状を鑑みますと、日本が“安全な国”

と堂々と宣言できるようにするには、

再犯防止対策を国民の理解・協力を得ながら、

政府一丸となって強化しなければならないと思いますし、

平成26年の犯罪対策閣僚会議でも決定しております。




平成28年度の法務省所管予算説明を拝見しますと、

再犯防止対策に全体の約3分の1にあたる

27918千万円が組まれていますし、

これまでも相応の予算が費やされてきました。

犯罪・非行の繰り返しを食い止める=犯罪を減らすためには、

犯罪や非行した者を社会で孤立させないことが肝要であり、

自立の為に必要な「仕事」や「居場所」の確保といった

社会での受け入れ推進が大きなカギでありますから、

予算を取ってくださっていることには評価するのですが、

今の日本の風潮は何か事件の報道がある度に、ネット上等では

「更生の権利がない」「社会に出てきてほしくない」との声が溢れ、

保護司・更生保護女性会・BBS・少年警察ボランティア…、

更生保護ネットワーク等の民間の方々に支えられる法務行政に

携わる法務委員の一人としては残念な気がしてなりません。


~保護観察や犯罪予防等の更生保護諸活動は、
国の機関だけでは十分な効果を挙げることが困難であり、
保護司などの更生保護ボランティアと呼ばれる様々な方々が、
それぞれの特性をいかし更生保護諸活動にご協力下さっています。~
http://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_hogo04.html



「更生(プログラム)なんて無駄!無意味!」と仰る方は、
罪を償った方をどうしたいのでしょうか。

社会に出さずに、どのように生計をたてさせるのでしょう。
働く能力のある方に生活保護を勧めるのですか。
私はそれは絶対に間違っていると思います。

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ですので、何とか国民の皆様に“犯罪をなくすための考え方”の
意識転換をしていただけるように国は尽力すべきとの視点から
法務省に薬物の問題を抱えた方に対して、どのような
支援・指導を行っているかを法務省片岡弘保護局長にお伺いし、

『一度逮捕されると“あいつは終わりだ”という意見が出ます。

これは更生の観点からは残念な話。薬物事件で逮捕された人の

約半数が再犯して刑務所に戻る。保護観察を含め、

息の長い付き合いが必要だ。』とのご見解も頂戴しました。


~薬物依存のある刑務所出所者等の支援に関する地域連携ガイドライン~
http://www.moj.go.jp/content/001164749.pdf


社会から孤立し、犯罪や非行を繰り返すという悪循環を断ち切り、
「犯罪が繰り返されない、何よりも新たな被害者を
生まない安心・安全な日本」の実現のために、
私も法務委員としてマスメディアの皆様に
啓発活動をご協力いただけるような活動をしてまいりますし、
何よりもそういう“犯罪をなくしたい”という法務行政の
考え方を認識していただけるように邁進してまいります。



最後になりましたが、私の今回の国会活動について

多くのマスメディアの方々がご注目くださいました。

心より感謝を申し上げたいと思います。


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