2016-02-12 11:11:06

杉村太蔵さんへ 私の考える“更生”について(2016.2.14 サンデージャポン放送)

テーマ:ブログ

みなさん、こんにちは。

衆議院議員 うえにし小百合です。

杉村太蔵氏の発言について、私がツイートした事をもう少し詳しくお伝えします。

元プロ野球選手の清原和博氏が覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された事に関し、私も出演させていただいたことのあるTBSテレビ『サンデージャポン』内で、杉村太蔵さんが「永久追放」という言葉を放たれました。
私は、杉村さんも清原氏の更生を否定しようなどとは思ってはいらっしゃらずに、覚醒剤は怖いという事を強調したいがために発言していることを理解した上で、今からお話しさせていただきます。

杉村さんは、日本野球機構が清原氏を「永久追放」すべきという考えをお持ちのようですが、これは明らかにあさはかな、それこそエモーショナルな意見です。日本野球機構やかつて所属した球団、名球会などがいまやるべき(もしくは既にやっている)事は徹底的な調査です。 その上で全てのプロ野球ファン、アマチュア野球ファンや、一般の方々にマスメディア等を通じて清原氏への対応、今後の再発防止の強化案を具体的に語るべきだと考えています。

次に杉村さんを馬鹿呼ばわりした事についてですが、理由は簡単で彼が元国会議員だからです。これには私の経験も踏まえた上でお話しします。 公募で自民党の比例区選出議員候補になり、26歳で当選した小泉チルドレンの杉村さんは、維新政治塾に入塾して29歳で議員になって橋下ベイビーズなどと名付けられた私と大して変わりません。当選後に訳のわからないことばかり言って色物扱いされた彼と、沢尻さんには似ても似つかないのに“浪速のエリカ様”などと呼ばれて世間にまともな政治家として扱われなかったところも似ています。 しかし、これは私達自身の責任です。

彼もそうだったと思いますが、実際議員になってみると「私、全然ダメやん。これは大変なところに飛び込んだもんだ。」と痛感しました。


ただ、政治家になった以上は必死で勉強するし、その上で行動するしかない。もう何でもするしかない。地元の行事にはどんどん顔をだす。有権者だろうがなかろうが、お話を聞きに行く。先輩議員や同僚議員に呼ばれれば飛んでいく。国会の中での行動の仕方を会館の職員の方々に聞く。マスコミや評論家の方々から、これを読めといわれれば、どんな難しい本でも読んで、わからなければ、各省庁に連絡をして更なるデータも交えて説明してもらう(余談ですが、私が議員の最大の特権だと思うのは省庁が用意してくれた私にも理解できるような分かりやすい資料を使える事です。一般の方々からの意見や質問に対して、これらの資料をもとにして自分で考え、政治家として判断し決断しています)。
当然のこととして委員会や本会議に如何なる理由があっても出席する。(私は議員になってから昨年の3月13日以外に欠席した事はありません。ただ、1回だろうと、欠席理由が体調不良だろうと、それに関しては大変恥ずかしく思っております。)

そのような勉強を続けていく事でしか真の政治家にはなれない。それ以外に道はないのです。杉村さんもその努力は当然したはずです。一度でも国会議員として活動した杉村さんがタレントになり、ある意味政治家の時以上に発言力がある元国会議員が冷静さを欠いた発言をテレビでした事について馬鹿だと書きました。政治家が他人を馬鹿などと言っていいのかというご意見が多数ありますが、よくないと思います。それでも私は杉村さんのあの発言は馬鹿だと思いますし、お前も馬鹿だろとも言われますが、当然私もまだ馬鹿です。

以上が杉村さんへの私の考えです。



次に、法務委員会所属議員として、人権擁護という観点等から幅広く仕事をさせていただいている立場から、清原氏の件に限定せず更生について、私の意見を述べます。(法務省設置法3条で法務省の任務は 「基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、国の利害に関係のある争訟の統一的かつ適正な処理並びに出入国の公正な管理を図ること」とされています。 )

清原氏に関して、報道を拝見する限りではございますが、未だ司法はこの事件に判決を下していません。正式には有罪か無罪かは未定の段階で、現段階では疑惑ということです。その時点で「永久追放」という言葉をマスメディアを通じて発するべきではないと私は強く思っております。

また私がマスコミのルールを知った上で、清原氏を被疑者ないし容疑者と呼ばない理由についてですが、単なる違和感です。以前あるアイドルグループのタレントが逮捕された時にマスコミは容疑者と呼ばずにメンバーと報道したのは有名な話です。所詮その程度のるーるですから。(※「被疑者」とは、捜査機関によって犯罪を犯したとの嫌疑を受けて捜査の対象となっているが、まだ公訴を提起されていない者を指します。一般に用いられる「容疑者」は一般に犯罪の嫌疑を受ける者を指す言葉で、マスコミ等においては「被疑者」に替えて「容疑者」と呼ぶことが多いです。)


そして、皆様は更生保護という 言葉を御存知でしょうか?

http://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_hogo01.html


犯してしまった罪をつぐない、社会の一員として立ち直ろうとするには、本人の強い意志や行政機関の働き掛けだけではどうしても足りない部分が出てきてしまいます。
本人が罪をつぐない、社会の一員に戻りたい!と熱望しても、職に就くことが容易でなかったり、地域社会と馴染めず住居が定まらなかったりと、様々な課題があるのが現実であるということを、私は法務委員として様々な方にご意見を頂戴する中で把握させていただいております。


そして、日本ではそういった方を支えようと保護司、更生保護施設を始めとする更生保護ボランティアと呼ばれる人たちの他、更生保護への理解と協力の下、関係機関・団体との幅広い連携により「更生保護」が推進されているという訳です。
私の地元でも「〝社会を明るくする運動〟市民のつどい」 というものが開催されているのですが、皆様が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、 それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうという運動にご尽力くださっており、それが新たな犯罪防止に繋がっていることは言うまでもなく、ご理解いただけるかと思います。
私は人権擁護、また、社会を健全なものにするという観点からこの運動は評価されるべきだと思います。その運動は全国的なもので、このブログをご覧の皆様の地域でも行われているのではないでしょうか。

http://ameblo.jp/uenishi-sayuri/entry-12052160116.html



『覚せい剤の使用など法に反すること』が許されることではないこと』は言うまでもありませんがこの度、テレビ番組で放たれた「永久追放」という言葉(くり返しますが杉村さんが更生を否定していると考えている訳ではありません)は、この運動を根底から否定し、今この瞬間も犯してしまった罪をつぐない、社会の一員として立ち直ろうとする方々の努力を否定するものであり、私は残念極まりありません。



これからも私はセーフティーネットを大切にし、 皆様に安全や安心を提供する努力をする政治家であり続けます。




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