わたしのせいだ。。。
ごめんなさい
ごめんなさい
と何度謝っても、
どこに向けたごめんなさいかがわからなくなって
心を鎮める場所が見当たらない。
今日のマメはいつも以上に寂しがりだった。
午前に洗濯物を干していると、
洗濯機の方へ行けばついてくる、
洗濯干しの方へ行けばまた掴まって一緒にくる。
「お手伝いしてくれてるの？」と聞けば
「ぴっぴぴっぴ」とご機嫌に歌って返す。
すごく可愛かった。
でもこの写真が最期のマメになってしまった・・・
落ち着いてるのをいいことに、
いつものように、準備できた洗濯物を干しに
ベランダから外へ出たら、マメが飛んで出てきた。
だけど私の頭にうまく掴まれず、
迂回しようと大きく飛び回ったときに・・・
目の前で
三羽のカラスに咥えられて・・・
飛んでった・・・
叫びながら、マンションを出て
必死で、探して、必死で、追いかけた。
追いついては、威嚇してまた逃げられて、
何度も何度も諦めず、走って叫んで追いかけて
カラスも私も諦めない。
最後は、高い電線に掴まって
私を見下すようにして
私の・・・
私の大切な・・・
わたしのマメを・・・
食べてた。
頭の上に降ってくる水色の羽たちに
マメ、マメ
って、人目もはばからず泣き叫んで、
小さくなっていくマメを最期まで見ながら、
落ちてきた羽をひとつずつ拾った。
目の前で我が子が虐殺される気分だった。
ごめんって伝えても
そこには、羽しかない。
たった数分の出来事だった。
あぁ…あぁ…しか声がでない私に
電話越しで夫が
「叶恵が悪いわけじゃないよ、責めないで。
マメにありがとうって伝えよう」
という。
ありがとう、と伝えられる“形”すら
この手の中に今はいないのに。
「帰ろう」と促され・・・
時間が止まったままの部屋に戻ると
洗濯物が散乱していて、
ほんの十数分前にはここにあの子がいたのに
って・・・
湿った“水色”を握りながら
しばらく呆然とした。。。
世界一幸せなマメルリハだって思ってた。
たくさんの人に愛されて。
世界一人を幸せにするマメルリハだとも思ってた。
だけど、私のせいで・・・・
死んじゃった。
カラスに襲われた時、
羽を抜かれて行く時、
体が小さくなって行く時・・・
マメは私のことどう思っただろう。
見えてるのに、
助けられなかった。
今まで飼ったどのペットよりも
可愛くて仕方ないのがマメだった。
iPhoneのフォトの中にもマメだらけだ。
もっともっと長い時間一緒に過ごすはずだった。
まだまだ生きられた。
どうしよう・・・どうしよう・・・それだけが巡って
気持ちを当てる場所もなく、
ふらつきながら仕事に出て
今に至ります。
今夜帰ったら、
水色の羽を持って、お別れをしてきます。
決して思い出が消えるわけじゃないし、
いくつもの「あの時ああしとけば」が私の周りを転がり、
今は自分を責めちゃうし、ただただ辛いけど・・・
しっかり悔やんで、悲しんで、苦しんで、
ゆっくり現実を受け入れて、
あとは輪廻転生を信じる。
新しい命で、
もう一度一緒におしゃべりしたい。
幸せの青い鳥。
大切な縁を、本当にありがとう。
心の中にいる姿に向かって
心の底から
ありがとう。
最後になりますが、
本当にごめんなさい。
今月25日のクリスマスワンマンは
「マメと一緒に」でしたが、単独でお届けします。
時間等は特に変更はございません。
「初めてマメに会える」と楽しみにしてくださっていた方もいたのに・・・・
本当にごめんなさい
でも、切り替えて、素敵な夜にしましょうね( *´艸｀)
私の個人的なペットを、
みんなでたーーーーくさん可愛がってくれて
今まで、本当に、本当に、
ありがとうございました