「消費拡大」のマインドコントロール
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写真 フラワーバレンタインは大阪でも盛り上がった
しかし、生産者は目的を見失ってはいけない
花産業はバブルがはじけた数年後から右肩下がりがつづく
日本経済の復活が「デフレの克服と経済成長」なら、
花産業は「消費拡大によるパイの拡大」
そのためにさまざまな活動を展開
今回のフラワーバレンタインは業界あげての消費拡大活動
結構盛り上がり、成果が期待できる
しかし、この「消費拡大」はくせ者
「同床異夢」
それぞれの立場で考え方がちがう
生産者の立場で見てみよう
まず、外国の状況
この20年で
オランダをはじめ、EU諸国の花の消費金額は2倍、
アメリカは1.5倍に伸びた(らしい)
花店はこういうことを目指している
生産者の立場は少々ちがう
生産者が知りたいことは
消費金額が伸びて、オランダやアメリカの生産者はどうなったのか
カーネーション御殿やバラ御殿を建てたのか
それとは逆
両国とも切り花生産者が激減した
オランダの花生産者4,700戸、アメリカ6,000戸(ほとんどは鉢物、花壇苗)
(日本8万戸)
これらの国の生産者は、消費金額が増え、パイが拡大したにもかかわらず、
ハッピーにはなれなかった
このことから
生産者にとっては
「消費拡大」は手段であって「目的」ではない
目的は「花をつくって儲かること」
消費量が増えることではなく、「単価のアップ」
「消費拡大=生産者のハッピー」ではない
しかしながら、
生産者サイドまで、「消費拡大が目的」で終わっていないか
特に指導者は「消費拡大」が強迫観念に陥っている
一種のマインドコントロール
まとめ
生産者の目的は「消費拡大により儲けること」
そのためには
生産者の使命は高品質な花づくり
広義の連作障害を克服し、品質を向上させる
(ここでいう「品質」は品評会的品質だけではない、
花の品質については別の機会に解説)
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