2011-07-03 23:25:40

自分史、我は如何にして我になりにしか 7

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さて、前回で詐欺師のことを書きましたから、今回は、詐欺師に実際に出会って、嫌なことに

なったことを書きます。

アリコ時代の11年半には、詐欺師に会ったことはなかったですね。

このことは、私が詐欺師の世界に入っていなかったことになります。

詐欺師は、相手が金になるか、あるいは相手を利用して、詐欺が働けるかで、近寄ってきます。

30代の仕事男は、まだ上に部長がいて、完全に任されることはなかったですし、自由になる

金を持っていなかったから詐欺師に遭わなかったですね。

ですから、ソニー生命の部長時代から、詐欺師のような連中が近づいてきましたね。

第1弾が飛んできたのは、ソニー生命のトップライフプランナーで、「アメリカの通帳残高に10

億円入っている。ソニー生命の本社で、そのアメリカ人を呼んで、打ち合わせをするだけで、

いいので、協力してくれないか」、という依頼がありました。

何か変ですよね。ソニー生命の本社の会議室で、ライフプランナーと外部の人間が来て、資産運

用の話をしたい、通帳を見て、残高を確認してくれれば、OKだというんです。スイフトという、よくわ

からない用語を使って、何もしない、でも高額な保険が入ってもらえる、というんです。銀行残高

証明というよくわからない、詐欺師話でした。

私には、コミッションの話はなかったし、請求はしなかったのですが、ライフプランナーの要望に

応えないとまずいかなあと思いながらも、腑に落ちないので、最後は、よくわからないので、「ソニー

本社に外部の人間が、来るのは、まずいので、お断りします」、ということで、ことわりました。

したがって、自分で、どんな役割を担って、責任はどのようにあるのか、ときちんと整理しなけれ

ばなりません。

営業現場のトップクラスの人間から期待をされてそれに応えれば、「あの人は、ちがう、優秀だ、

現場の我々を助けてくれた。」本社の上役にこのことを話してもらえれば、評価が上がる。

これが、リスクに対するリターンです。煩悩、欲望です。

この高い評価=リターンに対して、悪用されたなら、それがリスクです。このリスクを自分でコン

トロールできないなら、止めるべきです。

田中角栄のロッキード事件であろうと、小沢一郎の不正政治献金であろうと、もらえるお金が巨額

であろうと、元の手口で、贈賄になるような請託をしたなら、必ず見つかる、必ず表に出る、という

リスクをいかにゼロにするか、あるいはそのリスクを他(=他人)に移転できるか、ゼロになりません。

必ず、表に出たとき、ゼロになるか、他の者がそれを引き受けるかを明確にしてやらないと駄目です。

利用される方には、お金が入ります。利用する人間は、お金を出すが、それ以上に数倍取ることが

出来るからやるわけですから。それがあり得ないことなら詐欺です。でも詐欺を立証するのは大変

です。

まず、立件するのが無理だと思わないと駄目です、次にお金を出したなら、その話が駄目になっても

回収できる相手なのか、を見極めなければなりません。やられっぱなしにならないように。

後にPCA生命の時、私が直接メリットがなかったが、500万円を貸してほしい、必ず倍になると言って

いたので、その男(私の部下)に貸しました。

彼は、元の男に800万円を貸し、同じ仲間に別な人物が300万円を貸していました。そして元の男は、

行方不明。そして、全体で何と3億円を詐取しました。元の男に2億円貸した男は、自己破産、離婚、

すべての財産を失いました。私の部下も800万円。300万円もパーになりました。

私の方は、PCAの社員で、その男からは、4年間で、700万円近くのお金を回収しました。でも疲れ

ました。その後、この回収のテクニックで、債権回収の仕事をやりました。

なかなか、敵は、賢く、ずるく回収するのは大変です。お金を持っていない人間から回収するのは

大変です。でもそれができないとプロではないですね。一流のプロは、不良債権は作りません。

ある段階で、捨てます。忘れます。もう騙されないという意識を持ちます。

でもスケベエ根性を持つ1.5流以下の人間が、損をして、その回収に振り回されます。これで仕事

が出来なくなり、自分もつぶれます。そして、今度は詐欺師に変身します。キョンシー(韓国の幽霊)

にように哀れな生き物になってしまいます。

今回は、暗かったですね。リスクマネジメントの基本でしょうか、リスク・リターンを考えろ、は。

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2011-06-20 01:14:10

自分史、我は如何にして我になりにしか 6

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様々なご縁でアリコジャパンに入社でき、すごい諸先輩にお会いできたのも、ありがたかったですね。

日本は、一人でも生きられるでしょうが、面白くないですね、楽しくないですよね。

人間は、考えるヒト、ホモサピエンスといわれるが、私は、その前に「人間は、遊ぶヒト、ホモルーディンス」だと思います。動物であれ生物であれ、生存のための行動がすべてです。動物も戯れることがあってもそれを求婚、繁殖のためのパフォーマンスでしょう。勿論、チンパンジーゴリラ、カラスなどには、多少の遊び心の現象はあるようですが、とても少ない行為です。

さて、人間は、遊ぶことで、コミュニケーションを取り、また知能や創造力を養います。むしろ生産的でなくとも好んで行います。カイヨワの本には、遊びを4つの要素に分類しています。

競争や格闘技、くじやギャンブル、演技や物まね、そしてブランコのようなぐるぐる回るモノなどの遊びです。特にビジネスマンとしてのゲームは、この遊びをより高度にし、複雑化します。欲望(お金や地位)を得るために様々な悪巧み、悪知恵も働きます。

アリコに入って、新入社員ですから、社会の仕組みや、先輩方のずるさ、したたかさが分からず、ただビジネスの面白さ、遊び心の楽しさで、ずーと過ごすことが出来ました。

たまに大学時代の友人などや生保会社の仲間と飲んで愚痴を聞きましたが、アリコではそのような苦労はなかったですね。人の質というのがありましたね。

古くて淀んでいる会社には、そのような足を引っ張る、邪魔をする先輩や上司がざらにいると思いました。

嬉し事にアリコでもソニーでも嫌な思い、目に見えないモノに足を引っ張られ、うわさがうわさを呼び訳も分からない人事があった、そのようなゴーストの世界は、全くと言ってありませんでした。

ですから、PCA生命まで約29年間、ありがたいことに人間らしい社会にいたんですね。訳も分からないお化けが住む社会にはいませんでしたから。

でも独立して約7年間、右も左もよくわからないなりに生きてきましたが、とんでもない詐欺師もたくさんいました。嫌になるぐらいです。

でも妙な基準ですが、この遊び心に共感できたとき、ヒトはそんな悪いヒトはいないと思いました。どこかで軌道を外し、迷惑をかけているヒトはいてもなんとか付き合えるのは、この善意の遊び心をもっているヒトでした。

ですから、私自身もこの遊び心に磨きをかけなければならないということですね。

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2011-05-18 11:34:56

自分史、我は如何にして我になりにしか 5

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アリコジャパンの創業時期にいわば、逆転ホームランが飛び出したことで、

アリコという会社が、好きになって来ました。

入社は、河野一郎保険計理人との出会いでしたが、外資系らしく強者(ツワ

モノ)が多かったですね。多くは、中堅生保からのドロップアウト組ですが、

当然、本社には、優秀な元生保マンがいました。まずは、千葉信さんです。

この方は、東大法学部出身(何浪されたかは本人の名誉のため、省きます)

で、AIUからの立上げ時の責任者で当時、総務部長で日本人では、トップ

です。ですから責任意識はとても高い方で、ガンガンやっていました。

私の上司には、平野さんがいまして、経理課長で、アリコの後に外資系の

トップをやった方です。

 私は、新米の経理マンでしたが、Flash Reportを書いて、ウイルミントン

に送る仕事もありました。毎週、アリコジャパンの営業状況や財務を分析

してレポート(分析内容は、フォーマットが決まっていましたが)を書いて、

送るわけです。

アリコの本社は、アメリカのデラウエア州のウイルミントン市にあるんですね。

まあ、グリンバーグやアクチャリー、財務担当副社長が、日本支店に入社し

たばかりの若造のレポートを見る訳ですから、面白いですね。

たまにデータの追加レポートを要求するんですね。まさにTOPdown型の組

織なんですね。

経理に2年いました。この間と言えば、忘れられないのが、大蔵省(MOF)の

検査で、大変な思いをしました。昭和51年7、8月の2か月間です。

当時は、今と違って、電算化していませんから、ミロク経理のソフトでした。

紙ベースの複写方式のシステムです。領収書に付ける伝票と総勘定元帳に

差し込む複写の伝票と一対になっているわけです。今じゃ考えられませんが、

基本的な経理事務の流れ、システムの考えは、変わりません。

電算化とは、高速計算化とデジタル情報化したことですが、複式簿記方式は

いまも変わりませんので、基本のシステムも変わらないんですね。

まさに不易=複式簿記、企業会計原則で、流行=伝票方式から電算化、

デジタルに分けることができますね。

物事の本質を捉えるためには、過去の先人たちの歴史を知らなければなり

ません。そして、次の環境の変化をトレンドとして捉え、使える技術と知恵を

駆使して、他の人よりもいいものをより安く創ることが大切です。

知識だけに縛られると単なる評論家、学校の先生となり、企業では使い物に

なりません。NGです。いいものを安く作らないと儲けになりません。

人類のために大切な脳みそを使わないといけません。

知識から知恵への転換(燃焼的に、昇華)を図って、初めて自己の存在意義

があるんだと己に言い聞かせましょう。その方が人生、楽しいです。

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