打ち上げ花火

 
夏の空を彩るのは・・・・・・花火ぃ~
このブログでは、花火の写真や動画を公開しています。
その他、拙サイト「東京西北部の送電鉄塔」「東京西北部の中小河川」の最新情報も。

presented by j.sakurai

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長年使ってきたADSLモデムが故障してしまった。
筆者が使っているプロバイダはYahoo! BB。ブロードバンド黎明期の02年に導入。月々約3,000円の業界最安値で当時最速の8Mbpsが手に入るという夢のような通信環境であり、筆者のような低所得者には実に頼もしい存在だった。

以来何のトラブルも起こさずに使ってきたが、10日辺りから反応が鈍いのが気になりだした。ADSLは回線の状態によって速度が変わるのでノイズか何かのせいだと思っていたが、状態は悪くなる一方で、16日頃には下り50kbps程度にまで落ちてしまった。懐かしいダイヤルアップのアナログモデムの速度である。

19日にはモデムの電源を入れても回線が検出されない状態になってしまった。古いからとうとう壊れたのかな? と思い、20日にSoftBank Yahoo! BBサポートへ問い合わせてみた。サポート側でもリンクが確認できず、恐らくモデム故障なので、代わりのモデムを送ってくれるとのこと。最短23日着で発送できるという。サポートセンターの対応は実によい。23日12~14時を指定して発送してもらった。


14年間使ってきたモデム。懐かしいという人も多いだろう。左はネズミのような形のスプリッタ。放置プレーだったので埃だらけ(笑)。

さて23日。
約束の12~14時になってもモデムは来ない。配送は某青い銀河模様の業界最大手S社と聞いていたので、余り当てにしてなかったのだが、16時になってもまだ来ない。Yahoo! BBサポートへ問い合わせてみると発送は確かに完了し、現在はS社に渡っているという。伝票番号を教えてもらえたのでS社へ問い合わせてみた。

S社の回答によると、12~14時配達の指定なのに、何と、まだ営業所に置いてあるらしい。これから出発する便があるので、17~18時には届ける、申し訳ないとのこと。

ところが18時過ぎてもまだ来ない。さすがに頭にきたので再び問い合わせると、大変申し訳ない、20時までには必ず届けるとのこと。

20時。それまでに必ず届けるといったのにまだ来ない。営業所へまた問い合わせてるところ、玄関のベルが鳴り、ようやく届いた。時刻は20:10。ドライバーに聞いてみると、「すいません、明日の配達だと思ってました」……。「23日配達」とか「12~14時配達」と貼られていても、この会社にとっては単なる紙切れに過ぎないのだ。通販最大手A社から見放された理由はコスト以外にこの辺りにもあるのかも知れない。

結局、23日はどこへも出られずに引き籠り。「今日は足立の花火があるんだよな……」

愚痴ばかり言っても仕方がない。
さて、交換のモデムを見てみると、従来のものとは全く違う機種が送られてきた。縦置き型で、スプリッタは付属せずモデムに内蔵されている。ルータ、ハブとしての機能もあり、LANポートも4つある。Trio 3-G plusというモデル名で、銘板を見てみるとシャープ買収で話題になった台湾の鴻海(ホンハイ)社の製造のようだ。


交換用モデム

ついでだから速度を測ってみよう。速度.jp <http://www.sokudo.jp/> で調べたところ、下り3.75Mbps、上り0.86Mbpsであった (5回測定の平均、局舎までの直線距離1.1km)。理論値は下り8Mbps、上り1.5Mbpsなので、実効値を半分と想定した場合、ほぼその程度の速度が出ていることになる。

この速度で500MBほどの動画をYouTubeにアップロードすると、4時間くらい掛かる。計算上は2時間弱なのだが、さらにその倍あるいはそれ以上の時間は掛かってしまう。サーバが常に混んでいる状態なので、光回線に変えてもこの点は改善されないであろう。ADSLは既に終わった技術だが、今後もしばらくは光へは移行せずこれを使うつもりでいる。


~余談 1~
ポケモンGOが大流行してるようだけど筆者はポケモン世代じゃないからやってないよ (キャラクターもピカチュウしか知らない)。それに筆者のスマホはMVNO向けRAM 512MBの格安スマホなのでポケモンGOは走らない。

~余談 2~
30日は国営昭和記念公園の花火だが、どうも天候が悪そうだ。3年前の悪夢が甦る…… (こちら)
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今回は筆者が花火大会の撮影に持っていく物を挙げてみよう。



緑数字 自転車に取り付けるもの

1 フロントバッグ
   ドイツ・リクセンカウル社製。ワンタッチで自転車に取り付けることができる。


バッグ取り付け


防水カバー付きで雨でも安心。ストラップを付ければショルダーバッグに変身。

2 三脚
3 雨合羽
   三脚と雨合羽は後部の荷台 (トピーク MTXビームラック) に縛り付ける。
   写真にはないが、持ち物に余裕があるなら折り畳みの傘も持っていると
   第1回に書いたように合羽を着るまでのつなぎになる。


三脚と雨合羽は荷台に

4 ヘッドランプ
   GENTOS 閃 SG325×2
   フロントバッグのライトホルダーに1本、ハンドルに取り付けた補助アーム
   (ミノウラ スウィンググリップ) にもう1本を取り付ける。


何と、バッグの下にライトホルダーが付けられる。(右)もう1本はハンドルに。

5 テールランプ
   これがあると後ろから車にクラクションを鳴らされる確率がずっと減る(ちなみにドイツではリア点灯が義務化されている)。

赤数字 バッグに入れるもの

6 デジタル一眼 (EOS 6D)
   バッグにプチプチを敷いてから入れる。
7    予備電池
8    リモコン
9    マイク
10    レンズクリーナー (Hakuba レンズペンII)
11    ボールヘッドシュー
12 コンパクトデジカメ
13    予備電池
14 自転車保険証券
    自転車乗りなら必ず加入すべし。コンビニで入れる。
15 ツール類
    携帯工具、パンク修理セット、傷薬等
16 予備チューブ
    パンクしたらパッチを当てるよりチューブごと交換した方が早いのだ。
17 ヘッドランプ用予備電池
18 スマホ
19 非常食
    腹が減っては何とやら (笑)。

青数字 身に着けるもの

20 ヘルメット
    命を守るために必ず被る。
21 グローブ
    暑い夏でも手を守るために必要。
22 蚊取り器
    これも夏には欠かせない。虫よけスプレーでもよい。

大会によっては多少増減があるが、大体この程度だ。自転車に積んで移動するにはもはや限界に近いが、リュックサックを背負えばもう少し余裕も出ると思われる (筆者はリュックの類は肩が凝るから嫌いではある)。

では諸氏も今年の花火大会を存分に楽しんで頂きたい。

今年の出撃予定
7/30 第58回立川まつり国営昭和記念公園花火大会 おすすめ度 ★★★
昭和記念公園は午後6時以降は入場無料。都内最大の15号玉。立川駅の混雑は地獄だが、超マイナーな西武線武蔵砂川駅で降りて砂川口から入ると混雑とは無関係。最も筆者は自転車で向かうが。(同日開催「隅田川花火大会」「第21回あげお花火大会」)

8/6 第57回いたばし花火大会・第63回戸田橋花火大会 ★★★★
板橋区と戸田市の合同開催。最大15号玉、日本最長のナイヤガラなど。都会に近いため人混みが激しい。
(同日開催「第33回朝霞市民まつり 彩夏祭」)

8/13、20 西武園ゆうえんち花火大会
民間企業の主催による大会。回数が多いので他に適当な大会がないときはここへ行く。多摩湖堰堤から見るのがおすすめ。人出も少ないので5分前に着いても余裕。2,500発、所要20分と小規模だが、湖畔に豪快に轟く10号玉の爆音は必聴。

8/27 第26回 小江戸川越花火大会 ★★
今年は安比奈親水公園で開催。ここは10号玉が上げられるはずだが、今年は最大4号玉になってしまったのが残念。

9/3 第26回みよしまつり ★★
三芳町の夏祭りのフィナーレを飾る花火。2,000発と小規模でいかにも田舎の花火大会といった雰囲気。10年までは尺玉も上がったのだが、敷地内に病院が建ったため現在は小玉のみ。

10/8 燃えよ!商工会青年部!! 第15回こうのす花火大会 ★★★★★
15,000発超、ギネス世界記録®の4尺玉が上がる埼玉最大の花火大会。今回も有料撮影席を確保したので必ず行く。

今年は志木や桶川がないので控え目だね。
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恒例の東久留米の「わくわく川あそび」が行われた。昨年までは落合川の不動橋広場で行われていたが、落合川は目的達成とのことで、今年から黒目川の小山れんげ公園に会場を移しての開催となった。内容は従来と同じく午前中は川掃除、午後は川遊び。今回より前夜祭は行われない。朝早く通りかかっただけなので準備の様子を。




追伸
本日昼前に入間基地から飛んだブルーインパルスは、横浜で開催のサマーカンファレンスでの展示飛行。
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今回は動画撮影について。
現在販売されているデジイチの多くは動画もサポートしているので、息抜きに動画も撮影してみよう。

ビデオ三脚
動画撮影の場合、ビデオ用の三脚がぜひ欲しい。ビデオ三脚はオイルダンパが内蔵されており滑らかに動くようになっている。もちろん普通の写真撮影にも使える。雲台が外せる三脚ならビデオ雲台のみ購入する手もある。筆者は前述の三脚にベルボンのFHD-51QNというビデオ雲台を取り付けてある。

外付けマイク
もう1つ、動画撮影で非常に大切なものに外付けマイクがある。カメラ内蔵の貧弱なモノラルマイクではせっかくの迫力ある音が台無しになってしまう。小型のものでいいからマイクは外付けを用意すべきだ。筆者はソニーのECM-717というマイクを使っている。会議録音向けの小型のものだが、これでも内蔵マイクとは大違い。輪ゴムを使って三脚に縛り付ける。風が強いときはタオル等を巻いておくとボソボソという風切り音を低減できる。


外付けマイクを三脚に結ぶ

カメラの設定
動画の方が写真よりも設定すべき項目が多い。
キヤノン中級機の場合、動画撮影モードは全自動とマニュアルの2種類。モードダイヤルがM以外はすべて全自動つまりPモードと同じ扱いとなり感度、絞り、シャッター速度が自動で設定されてしまう。これだと花火には向かないので、必ずMモードにセットする。


モードダイヤルはM

動画のシャッター速度、絞り、感度設定は難しい。一口に花火といっても明るいものから暗いものまで、光度にかなりの差があるからだ。これまで筆者は「ISO3200、F5.6、シャッター速度1/30sに設定する」と力説してきたが、実際に撮影を重ねるに連れ、これでは明るすぎる場合が多いことが分かった。特に白色系の閃光を放つ花火は明るいので飛びやすい。下記写真はF6.3に絞っての撮影した動画から切り出したものだが、これでもまだ絞りが足りずに白く飛んでしまっている。この種の玉はプログラムに「銀○○○」と銀を強調して書かれている場合が多いので、F7.1~8まで絞った方がいいだろう。


明らかに露出オーバー

APS-C機の場合、感度を上げるとノイズが極端に増えるので、ISO1600、F4~5.6くらいに設定した方がいいかも知れない。ただし絞りを落とすと被写界深度が浅くなりその分ピントの合う範囲が狭くなるので注意されたい。

カメラ背面の動画撮影スイッチを動画モードにしてからメニューボタンを押し、動画時のメニューを呼び出す。動画サイズはフルHD、30fps。画質は最も高画質が得られる低圧縮 (ALL-I) に設定する。この場合ファイルサイズは685MB/分となる。32GBのメディアなら約47分、64GBなら約95分ほど録画できる。128GBなら約190分も録画できるので、大規模な大会を最初から最後まで全部動画で撮りたい場合などは128GBのメディアを用意しておくといいだろう。


動画サイズ

動画の場合ピクチャースタイルは後から変えられない。スタンダードのままでも構わないが、発色のきれいな「風景」に設定してしまうのもいいかも知れない。


ピクチャースタイル 風景

録音モードは必ずマニュアルに設定。オートでも録れないことはないが、オートとマニュアルでは迫力に雲泥の差があるのだ。


録音モードはマニュアル


音量オートとマニュアルの違い。玉はどちらも10号 (尺玉)

ウィンドカット、つまり風切り音を防ぐ機能は必ずオフにする。これが入っていると低音が切り捨てられ、全く迫力のない音になってしまう。
大音量を絞って音割れを防ぐアッテネータは、花火のような極端に大きな音を立てるものの録音には必須なのでオンにする。


ウィンドカット 切 アッテネータ 入


風切り音をカットするとこんな惨めな音になってしまう。

次に録音レベルの設定。花火の音は非常に大きい。アッテネータをオンにしてあってもやや不安なので小さ目に設定する。筆者のマイクでは下記のように25%程度のレベル程度に設定する。もちろんこれは花火からの距離や使用するマイクの感度によって大きく異なるので、最初の数発で音量を確認して最適な位置を見つけ出した方がいいだろう。



マニュアル録音の方が確かに迫力ある音が録れるが、音楽付き花火の場合、音楽と花火の音量が余りに違いすぎるので、音楽に録音レベルを合わせると花火の音が割れてしまう。逆にレベルを花火に合わせると音楽がかき消されてしまう。難しいところだ。音楽花火だけは音量をオートにしてしまうのもいいかも知れない。


花火に録音レベルを合わせた例。音楽が聞こえにくい。

ここまで設定したら、これもカスタム撮影モードに登録してしまおう。前回写真用としてC1に登録したので、今度はC2に登録する。


カスタムモード C2

これでC1、C2に切り替えるだけですぐに写真、動画撮影に入れるようになる。便利な機能なのでぜひ活用するといい。


C1で写真 C2で動画

撮影中は発熱に注意
さて撮影してみよう。写真と違って、動画は何も操作しないで撮れるので楽ちんだ。しかし放っておくわけには行かない。動画撮影中は撮像素子が発熱しやすい。夏場で気温も高いので尚更だ。素子の密度が高いAPS-Cの7D時代は温度警告がよく出て強制終了になったりした。つまらない小玉などは見逃してカメラを少し休ませて冷やすなどの工夫がいるだろう。6Dになってからは温度警告は出たことがない。素子の密度が低いフル機は動画撮影でも有利だ。

動画撮影中のズームは止めた方がいい。F2.8やF4通しのレンズなら大丈夫だが、F3.5-5.6などのように焦点距離によってF値が変わるレンズの場合、ズームさせると明るさが変わってしまう。

また、デジカメの場合、一眼・コンパクト問わず動画の撮影時間に29分59秒の壁があることも覚えておこう。30分を超えるとビデオカメラとして扱われてしまうために意図的に設けてある制限だ。機種によっては20分までとか、ファイルサイズ4GBまでなどの制限があったりするので確認されたい。また長く撮影していて書き込み中にエラーが生じて内容がパーになったりすると困るので (記録速度の遅いメディアだと実際に起こりやすい)、1度の撮影は5~10分程度に留めておいた方がいいだろう。

安物は買うな
筆者の使っているEOS 6Dは、実は花火の動画撮影には余り向いていない。一部の玉で盛大なモアレが出るのだ。プロも使う上位機のEOS 5D mark IIIと比べると実売価格で12万円も差があるので、廉価な6Dに手を出してしまったのだが……見事に安物買いの何とやらになってしまった。フルサイズとはいえ、6Dは所詮入門機だったのだ。後悔してからでは遅いが、声を大にして言う。「少し無理をしてでも上位機を買え」。


縮小では分かりにくいので全画面表示で見ていただきたい

写真と動画を同時に撮りたい
これまではデジイチ1台で写真・動画双方を撮る前提で書いてきた。しかし写真を撮りながら動画も撮影したいという場合はどうしたらいいだろうか。1つの三脚に2台のカメラが取り付けられるパーツも売られているが、そこまで大袈裟に考えずに、動画はコンデジクラスで構わないと割り切った上で両立できる方法を考えてみたい。
エツミから販売されているE-6116「ボールヘッドシュー」というアクセサリがある。ストロボ用のホットシューに取り付けると三脚の役割を果たす便利なアイテムだ。


エツミE-6116 ボールヘッドシュー


ホットシューに取り付ける

ここにもう1台のカメラを取り付ければ、写真と動画を同時に撮れるようになる。上に載るカメラは余り大きなものは無理だが、ミラーレス機程度までなら十分載せられるだろう。ここではコンデジであるソニーHX30Vを取り付けてみた。


デジイチとコンデジが合体

最近はコンデジでも高画質なフルHD動画が撮れるので驚かされる。大抵のコンデジには花火用の設定が設けられているはずだ。後はカメラ任せで録画させておけばデジイチでの写真撮影に専念できるようになる。


「打ち上げ花火」にセット

最近はコンデジやスマホでも4k動画が撮影できたりと、時代の流れは早い。これからの動画環境はどう進化して行くのだろうか。
実は筆者も、4年に渡ってメモ代わりに持ち歩いたコンデジである上記HX30Vが故障したので買い換えた。パナソニックのDMC-TX1。4k/30pが撮れる1インチセンサー搭載のちょっと高級機。動画のフルマニュアル撮影も可能なので花火にも向いていそうだ。さて、どんな映像が撮れるかお楽しみ。

次回は持ち物について。

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今年も間もなく花火シーズン。自分なりの花火の撮影のノウハウを書いてみる。以下、昨年の記事に加筆修正。
花火を撮影するようになって9年目。最初はぶっつけ本番の試行錯誤で始めたわけだが、その際に参考にしたのは「花火撮影テクニック」<http://www.japan-fireworks.com/technic/technic.html> というサイトであった。

カメラとレンズ
本格的に取り組みたいなら光学ファインダーが付いている一眼レフをお勧めする。最近流行のミラーレスでも構わないが、その場合バルブモードと外部リモコンが接続可能であることが必要だ。
コンデジの場合はバルブやリモコンは付かないものがほとんどなので、花火撮影には余り向かない。代わりにシーンモードに花火が用意されていたり場合が多いので、それを活用して撮影するしかない。
筆者の場合、日常の風景等の撮影はキヤノンSX50 HSという、いわゆるネオ一眼と呼ばれるコンデジを持ち歩いており、普段はこれで十分間に合ってしまうのだが、花火の撮影だけはデジタル一眼の出番になる。

メーカーは交換レンズの豊富さなどから考えると2大メーカーであるキヤノンかニコンを選んでおくのが無難だろう。もちろんソニーやペンタックスなどでも構わないが、一度決めたレンズマウントは一生物になるので慎重に。筆者はキヤノン党。現在使用中のカメラはEOS 6D。フルサイズセンサー搭載としては軽量小型で廉価な入門機だ。以前はAPS-CのEOS 40D、7Dを使用していたが、どうしてもフルサイズが欲しくなったので買い替え。廉価版とは言え、それでもレンズキットで25万円以上もした。筆者にとってはかなり厳しい高額な買い物であった (もちろんローンのお世話になった)。

筆者は地上の風景も入れて撮りたいタイプなのでレンズは広角寄りのズームを使う。APS-C機時代はEF17-40mm F4L USM、現在はEF24-70mm F4L IS USM。これらは「L」の付く高級レンズシリーズなので、並レンズや他社製ならもう少し安く済ませることもできるだろう。

明るくシャープな写りの単焦点も魅力的ではあるのだが、何よりタイミングが命の花火撮影では開催中にレンズ交換どころじゃないだろうから、やはりズームレンズの方が便利だ (筆者は単焦点は通称「撒き餌」ことEF50mm F1.8 IIしか持っていない)。


筆者の機材。以前使っていたCanon EOS 7D + EF17-40mm F4L USM (左) と6D + EF24-70mm F4L IS USM

三脚、リモコン
花火撮影に絶対に必要なものは三脚とリモコン (レリーズ) だ。筆者の場合、自転車で移動する都合上、可搬性を重視してスリックカーボンマスター824という折り畳み時に短くなる4段式のものを使っている。以前は同社のスプリントプロIIという耐荷重2kgまでの軽いものを使用していたが、さすがにコンデジ/一眼入門機用の細い三脚では心許ないので買い替え。しかし大型三脚の持ち込みにくい会場では今でも出番はある。

リモコンも必須。三脚で固定したからといってカメラ側のシャッターボタンを押していたのではカメラが動いてしまい撮影どころではなくなってしまうからだ。余り多機能なものは必要なく、シャッターボタンだけ付いているもので十分。筆者はメーカー純正のRS-80N3を使用。


リモコン RS-80N3

最近はスマホからカメラをコントロールできるアプリがある。例えばキヤノンはEOS Remote という純正アプリを無料で配布している。しかし操作性やタイムラグの面を考えるとどうかなーという疑問が残る。やはり持ちやすくかつ押しやすい専用のリモコンを用意すべきではないだろうか。

各種設定
モードダイヤルはもちろん「B」(バルブ) にセットする。一部の機種ではダイヤルにBモードがなく、シャッター速度30秒の次がバルブだったりするので要確認 (その場合モードダイヤルは「M」だ)。レンズのオートフォーカスはオフにして、焦点距離は無限遠にセットする。手振れ防止の付いたレンズならこれもオフにする。これらは花火撮影の基本中の基本ではある。


モードダイヤルは「B」


マニュアルフォーカス


焦点距離は無限遠

ズームレンズの場合、撮影中にズームさせようとして誤ってピント側を動かしてしまうことがあるので、ピントリングは無限遠にセットしたら養生テープなどで軽く止めておくとよい。


養生テープでピントを固定

前玉を保護するために常時プロテクトフィルターを装着している人がいるが、フィルターの類は必ず外すこと。強い閃光が乱反射して写り込んでしまうのを避けるためだ。また街灯や提灯などが近くにある場合、余計な光を防ぐためにフードを付けた方がいいだろう。


フィルターを付けたまま撮影した失敗例。強い光が写り込んでいる (赤丸)

カメラ側の設定は、ISOは最低の100にセットし、絞りはf8~11にする。測光モードはデフォルトの評価測光のままでよい。どうせフルマニュアルで撮影するのだから。


各種設定

メディアは大容量のものを
メディアは交換の必要がないように、なるべく大容量を選ぶようにしたい。途中での交換は面倒だし、作業中にいい玉を逃してしまうかも知れない。それにSDカードは非常に小さい。人混みで真っ暗な中でポロっと落としてしまっら見失ってしまう可能性もある。とくに芝生などでは草むらの中に簡単に入り込んでしまうので注意が必要。
画質は筆者の場合、JPEGファイン+RAWの2重記録。1枚辺りJPEGとRAW合わせて20MB前後の容量になるが、32GBのメディアであっても1600枚程度撮影できることになり、2時間程度の大規模な花火大会でも容量的には十分だろう。ちなみに筆者は動画も撮るので128GBのメディアを入れてある。


画質の設定

ホワイトバランスは必ず太陽光にする。間違えてもオートにしてはいけない。オートだと花火の色によって色温度が変わるため、色がめちゃくちゃになってしまう。


ホワイトバランスは太陽光

ピクチャースタイルは、RAWで撮っているなら後でカメラ付属ソフトやAdobe Photoshop CC等を使って変えられるので何を選んでもよいが、JPEGのみの場合は「スタンダード」か「ニュートラル」にセットする。派手な発色が好みなら「風景」でもいいだろう。

6Dの場合、もう1つやっておきたいことがある。それはGPSとWi-Fiを無効にすることだ。これらは電池を馬鹿食いするだけで花火撮影では全く役に立たないので、必ずオフにしておく。


GPS 使わない


Wi-Fi 使わない

ここまで設定したら、この状態をカメラに登録してしまおう。メニューからカスタム撮影モードを選び、C1に登録する。今後はモードダイヤルを「C1」にするだけで上記の設定が自動的にセットされる。


C1にカスタム登録


C1にセットするだけで準備完了

撮影場所の選定
花火撮影で最も大切なのは場所の選定ではないだろうか。風下へは行かないことは絶対だが、打ち上げ会場から余り近くてもいい絵が撮れない。筆者の場合、周囲の風景も入れて撮影したいタイプなので、規模にもよるが会場から500m~1km程度離れた場所で撮影していることが多い。初めての会場の場合、あらかじめ下見をしておく必要があるだろう。

よい場所を取るのは難しい。地元の人が早くから場所取りしているからだ。筆者のように遠方から自転車で訪れる人にそんな席を確保するのは無理。多くの大会には有料席が設けられているが、有料だからといって必ずしも撮影に向いているとは限らないので注意されたい。こうのす花火大会のように有料撮影席と明示したコーナーのある大会は少ないように思う。結局、開始間際に現地に付いて適当に空いている場所に陣取るしかない。その場合三脚を立てた際に先客の邪魔にならないように十分に注意する必要がある。

会場でプログラムを入手しておくと、次にどんな玉が上がるか分かるので便利。今時の花火大会はネット上でプログラムが公開されてるので、それをプリントして持って行ってもいいだろう。確認用に小型の懐中電灯もあるといいと思うが、余り明る過ぎるものは回りに迷惑を掛けてしまうので勧められない。都会の夜は明るいので、懐中電灯がなくてもプログラムが読めないことはない。スマホでプログラムを参照できるようになっている大会も多いが、お勧めできない。やはり紙にプリントされ全体をぱっと見回せるプログラムの方が格段に使い勝手がよいのだ。

花火が始まったら
さぁ本番。序盤は余りいい玉は上がらないだろうから、まず上がる位置をしっかりと確認する。そしてフレーミングが決まったら後はカメラは動かさず、花火に合わせてひたすらリモコンのボタンを押しては離してを繰り返して撮影する。シャッターを開ける、閉じるタイミングはそれこそ経験次第。数多く撮って身体で覚えるしかないと思う。撮影者誰もが超真剣な顔つき。花火撮影に嵌ると残念ながら「楽しむ」花火ではなくなってしまう。筆者流のシャッター開閉のおおよそのタイミングを動画にしたので参考にされたい。


(西武園ゆうえんち花火大会 15.8.2より)

大きな玉など、そのままではフレームから飛び出てしまいそうな玉は、打ち上がったら軌跡を良く確かめて、玉の開きそうな場所を予想してカメラを向けて素早く固定しシャッターを開く。このブログの最初の記事にある「2尺玉 千輪」はそのようにして撮影。これも撮影を繰り返して慣れるしかないだろう。

なおスターマイン (連発) の場合は、上記のようなタイミングの決まりみたいなものはない。筆者はほとんど適当にシャッターを開けている。余り長い時間開けておくと真っ白に飛んだ絵になってしまう。だいたい3~5秒くらいに留めておく方がいい絵が撮れる (冒頭の写真はISO100、F11、3秒)。

また、上級者はシャッターを開けたままレンズを黒い紙で覆い、1枚の画像にいくつもの花火が写ったものを撮ったりするが、多重露出で合成された実際にはありえない絵になってしまうので、筆者はそういう撮り方はしない。

天候が急変したら
近年の花火大会で最も気を使うのがこれ。何しろここ数年の間に日本の夏は雨の日が増えたし、突然ゲリラ豪雨がやってくることもある。
幸い、ネットが普及した現代ではスマホで雨雲の様子を見ることができる。東京アメッシュ®や東電の雨量・雷観測情報には何度も助けられた。しかしそれ以前は全く勘に頼り切りだった。出発前に177で天気予報を聞き、最新の天気図を見て、これなら大丈夫と判断したら出発する。そして見事に降られたりしたものだ (笑)。
ポツポツ来たら、何より真っ先にカメラを守る必要がある。高価なプロ用カメラには防塵防滴機能が備わっているが、民生品にそんな強度はないので、防水のバッグが必要になる。なければレジ袋でもその場凌ぎとして十分に役に立つ。
咄嗟の場合、雨合羽の他に折り畳みの傘を持っているとカメラを防水バッグに入れるまでの間の繋ぎになる。もちろん守るのは自分ではなくカメラである。雨合羽を着るのはカメラの保護が完了してからだ。
筆者は最近、ベルボン社のアンブレラクランプUC-6という三脚用の傘を持ち歩くようになった。洗濯バサミ状の本体と専用の傘のセットで、三脚に挟むだけでセット完了。


アンブレラクランプUC-6


三脚に挟む


傘を取り付ければ突然の雨も安心


アクセサリシューも付いているので、マイクなどを取り付けることもできる

なお、突然の雷雨を食らったときの記事が第55回立川まつり国営昭和記念公園花火大会にあるので参考にされたい。

機材の持ち運びが嵩張るが、花火撮影は決して難しいものではないし、我々は失敗が許されないプロカメラマンでもない。諸氏も気軽に挑戦されてみてはいかがだろうか。

次回は動画について。


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このシリーズは前回からしばらく開いてしまった。
練馬2丁目、区立総合運動場の隅。豊島弁財天裏から流れてきた水路は、この運動場に周囲を流れ東中央橋で石神井川に注いでいた。かつて金網に沿って運動場内に開渠のコンクリート水路があった。



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