厚生労働省は2月24日、「医薬品・医療機器等安全性情報No.266」を公表した。C型肝炎の治療に併用して用いられるリバビリンとインターフェロンアルファ、インターフェロンベータそれぞれの添付文書の改訂についてなどが掲載されている。

 安全性情報No.266によると、リバビリンとインターフェロンアルファ、インターフェロンベータの添付文書の「副作用(重大な副作用)」に、躁状態、攻撃的行動を追加。「重要な基本的注意」に、▽これらの症状が発現する可能性について患者や家族に理解させ、症状が表れた場合は直ちに医師などに連絡するよう注意を与える▽医師は症状が出現した際に投与継続の可否を慎重に検討する▽投与終了後も観察を継続することが望ましい―ことなどを追記した。

 同省の担当者によると、インターフェロンには抑うつ、自殺企図の発現が知られていた。昨年9月にEU(欧州連合)で躁状態や攻撃的行動があらわれるとの注意喚起があったことを受けて今回の措置となった。リバビリンではなくインターフェロン側に原因があると考えられているものの断定はできないため、リバビリンとインターフェロン双方の添付文書が改訂された。

 また、腎がんなどの治療に用いられるインターフェロンガンマについては、「副作用(重大な副作用)」に、類薬で躁状態、攻撃的行動の症例が報告されていると追記された。


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