26日に行われた行政刷新会議の「第2段」事業仕分けでは、展示場所が見つからず独立行政法人「国立科学博物館」が保管したままになっている戦後初の純国産旅客機「YS-11」が問題となった。仕分け人からは「公開のため工夫を」との声が上がったが、結局、仕分けの結論は「現状維持」となった。

 YS-11は、東京都の大田区が公開する計画が実現せず、同区の羽田空港格納庫に保管されたまま。年1回程度、航空関係者らに公開されているが、民主党の蓮舫(れんほう)参院議員らから「もっと一般公開して保管価値を高めるなどの努力をどうしてしないのか」と批判が集中した。

 国立科学博物館の担当者らは「公開を増やしたり、実際に飛行させせたりするには、2億円程度の費用がかかる」と弁解。すると、すかさず仕分け人から「現地視察では1億円と聞いた」「数字がいちいち変わっていては議論にも信頼性がなくなる」と反論された。

 ただ、当面は保管に以外に妙案もなく、コスト削減などの自助努力を行うことを条件につけた「現状維持」と判定された。

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